アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LA FOLIE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「事業の始まりは情報である」

By ポール・ゲッティ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*走り初め2018

 以前”弟子”の為に「はじめてのさーきっとそうこうかい」についてのレクチャーをしたのだが、どうやら好評だったみたいである(笑)確かに走行会は楽しいのであるが、問題が無いワケではないのである。ソレは「時間を合わせられない場合が少なくない」と「天気を選べない」の2つである。走行会の開催そのものは多くても、仕事との兼ね合い云々で行けない場合も多々あるのである。あと日時が決まったら動かせないから、雨の日はそのまま決行→ウェットだと走行リスクが増えるし、雪が降ったり台風が来た場合は中止である。そう、チャンスを逃したら終わりなのである。だからある程度走行会をこなした人にオススメなのが「サーキットライセンスを取得してのスポーツ走行」である。


 コレならば行きたいと思った時に(枠が開いてれば)気軽に行けるし、直前で天気が悪化しても早い内にキャンセルできるから損もしないのである。特にサーキットの近くに住居を構えているのであれば、ライセンス取得はオススメの方法の一つである。ちゅーワケで:

ワタクシ自ら実践してあげようと思うのである(笑)上記の”弟子”含めコレからサーキット走行を色々やってみたいと考えてるロンマニアの方もいらっしゃると思うので、改めて「どうすればサーキットライセンスでスポーツ走行できるか」を説明しようと思うのである。今回FSW行こうと思ったのは、やっぱ天気である:

こんだけの超ニッポン晴れの日に走りに行かなかったら、その日の夜にもったいないお化け百鬼夜行に襲撃されるってモンである(笑)気温も1℃とガッツリ冷えてるし、正に走り初めには絶好の一日だったのである。

ただやっぱ考える事は皆同じなのか、早い時間からBMWとかポルシェとかロータスとかのやる気満々な車両たちが集まってきてたのである(^_^;)あとFSWの場合、最高速を出しやすいコースの性格上、スーパーカーが走りに来たりするので、駐車場を見て回るだけでも楽しいのである。


*はじめてのらいせんすそうこう

 まずライセンスの取得法であるが、コレは各サーキットのHPを参照して欲しいのである。ワタクシが今回行ったFSWは【こんな感じ】である。FSWの場合ほぼ毎日のようにライセンス講習をやってるので、日程が合わないって事はまず無いのである。ソコで2時間程度の講習を受けて、下見走行を終えて、料金を支払うと:

この様にライセンスカードを発行してもらえるのである(笑)ワタクシの場合はレーシングコースを走りたいので、全部のコースを走れる4輪のレーシングコースライセンスを取得した次第である。コレがあればFSW入場が無料になるのと同時に、HP上の各種特典を得られるようになるのである。


このライセンスカードを持ってコントロールルーム内の発券所で走りたい枠のチケットを買うのである。

コレがチケットである。走行する際、コースに入る前に、入り口に居る係員にライセンスとチケットを確認してもらう事で、コースのピット内に入れるのである。後は走行枠毎に「ライセンスを以ってチケット購入→走行時にライセンスとチケットを提示」の繰り返しである。


 あと装備に関してであるが、コレは走行枠毎に違うので、その都度確認である。FSWの場合、本コースだとエンジョイ勢向けのNS4枠、ガチ勢向けのS4枠があり、其々で推奨される装備が違うのである。ワタクシの場合、NS4でもS4でも走れるようにしてあるので、その装備を説明しておこうと思うのである:

まずヘルメットとグローブ、あとは長袖と長ズボンは必須装備なんで、この4つだけはどの枠のどの車両規定でも欠かしてはダメである。NS4枠で軽とかオープンカーとかでなければ、準備するのはこの4つだけで十分なのであり、実際その4つだけで走ってるスーパーカーのオーナーも結構居るのである。が、流石にコレだけじゃ心許無いんで、ワタクシは色々付け足してるのである。



やっぱ4点固定は無いよりもあった方が断然良いんで、ワタクシは必ず装着してるのである。でもってND同様、R35も純正シートベルトしてないと警告音が鳴るんで、警告音キャンセラーも装着してるのである。




フロアマットは万が一ズレるとペダルワークに影響が出るので、走行時は外しておくのである。あとレー探とかドラレコとかも、万が一外れて足元に落っこちてきたら色々厄介なので、走る時には当然外しておくのである。


シートの位置は色々言われているが、オススメは「普段運転してる位置よりも1ノッチ前」である。


走行会と違ってトランスポンダーは配布されないので、ラップタイムを知りたい場合はタイム測定器は自前で用意する必要があるのである。オススメは愛用者の多い写真の【P-LAPIII】であるが、ワタクシの車種の場合は【NissanConnect Nismo】が純正装着されてるんで、ソレを併用して使ってるのである。


ワタクシの場合、動画撮影用のカメラはこの場所に固定してるのである。カメラを搭載する時に大事なのは「シッカリ固定する事」と「万が一脱落した場合、運転席の足元に落っこちない事」の2点である。この位置だと万が一脱落しても、後部座席スペースに落っこちるから安全なのである。


使わない荷物は走行会の時同様、自分の駐車スペースの後ろにまとめて置いておくのである。ガレージを借りればもっと楽なのであるが、生憎ワタクシはケチなのである(笑)


貴重品は鍵付きロッカーに入れておくか、そうでなければ身肌放さず持って置き、走行時にはグローブボックスに入れて一緒に走るのがベターである。走行会の時同様、盗難は自己責任だからである。




牽引フックがあるのなら取り付けておき、走行前にはホイールナットの締め直し、及び空気圧のチェックを済ませておくとベターである。この時点でS4枠を走るための最低限の装備は一通り揃った事になるのである。


晴れの日にあると便利なのがサングラスである。アスファルトの照り返しもだけど、他車からの反射も結構あるからである。あと水野和敏氏曰く「レーサーの引退の理由で一番多いのが目の劣化。アスファルトは結構紫外線を反射するから、目はやられ易い」との事なので、目を労わるという意味でも有効なのである。


水分補給は意外と大事なのである。ちゅーのも大型コースの場合、走行枠は大体30分前後あるからである。結構な長丁場なんで、走り終えた後は結構な量の汗をかいて脱水になってしまったりもするのである。だから走行前と走行後には、十分な水分補給をしておくと楽だし安全なのである。


FSWのススメ

 今まで色んなサーキットのライセンス走行を検証してきたが、やっぱFSWのソレが一番だとワタクシは思うのである。ワタクシの家からは片道190キロと遠いのであるが、ソレでもちょくちょく通うだけの価値はあるのである。何故かと言えば:

  • ライセンス取得が日程的にも条件的にも容易
  • (イベント期間やレース開催期間を除いて)走行枠が多い
  • 予約の必要は殆ど無く、当日券でも全然無問題
  • 規則が良い意味で緩く、余程の車両でない限り走行可能
  • コースがブレーキやタイヤに対して思ったより優しく、FIA公認コースだから安全性も高い

という風に、色々と便利で捗るのである。前日の夜に突然行きたくなっても予約なしで気軽に行けるし、オープンカーでも比較的新しめのモデルであれば屋根閉じる&NS4枠ならば走行おkだし、事故り易いポイント(コカ・コーラコーナーの出口など)を抑えておけばハデにクルマを壊す事も無い。だからFSWは(・∀・)イイ!!のである。


 さて動画を・・・と言いたいトコであるが、貴重なネタを一気に吐き出すのは勿体無いのである(笑)ただ何ちゅーか、去年もそうだったけど、やっぱ1月上旬は何だかんだで人が多いのである(^_^;)年明けでめでたいのもそうであるが、やっぱ真冬になってガッツリ冷えてくる→年間通して一番タイムを出し易い時期だからだというのもあるのである。人が多いのもそうだけど、気合入れてくるヤツも増えるのが結構厄介なのである。以前の走り納めの時もそうだったが、年末の雰囲気と筑波2000という有名サーキットの2つが重なって、赤旗が出るわ出るわ('A`)モタスポ的にも政治的にもマスコミ的にも、赤旗は常に厄介者なのである(爆)さて今日はもう遅いので、さっさと休もうと思う今日この頃であった。