アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE BLACK MASS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「嫉妬レースに、時間のムダ遣いするな。確かに、時々はトップになれる、でも時々はビリになる。レースは長いし、ゴールをしても、あなたしかいない」
By マリー・シュミッヒ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ウェットでの貴重な体験
 クルマ好きでサーキット走行が好きな人は結構多いけど、ウェットコンディションを好んで走る人は実に少ないのである。タイムが全然出ない、路面が滑り易くて走行リスクが上がるのもだけど、自分が他車のソレに巻き込まれる可能性だって増えるからである。目の前を走ってたクルマが突然スピンして、避けられずに双方ともクラッシュ。走行会あるあるの1つであり、雨が降るとそのリスクは格段に上がるのである。でもってサーキットでの事故ってのは”お互い様ルール”が適応され、各々のクルマの損傷は各々のポケットマネーで補う事になってるのである。だから当日が雨ならば、折角高い参加費を払ってたとしても辞退する、そういう人は結構居るのである。

でもって残念な事に、一本目ほぼドライコンディションで走れたとはいえ、走った後にまた降り出してきてしまったのである(´・ω・`)ただまぁウェットはウェットでドライでは出来ない練習も色々出来たりするので、サーキット走行が好きな人は敢えてウェットでも走る人は居るのである。限界が下がるから上手に走る練習になるし、路面が濡れて温度が下がるからタイヤも減らないし、ウェットにも利点はあるのである。ワタクシの場合【投入したばかりの新型タイヤ】のウェット性能を突然知りたくなったので、リスク上等で走ってきたのである(笑)


2019-10-14 K-1スポーツ走行会in筑波2000・2本目

リンク写真で見れば分かる様に、新タイヤは結構な浅溝タイヤ→ウェットに弱いと思ってたのであるが、コレが中々行けちゃったのである。ぶっちゃけた話【前のタイヤ】よりもウェット性能は全然あるのである。ただ降ってる分だけグリップが落ちてるので、ブレーキがロックし易くなってしまってるのである(^_^;)ドライ状態だとタイやグリップと合わさって素晴らしく良いブレーキコントロールが出来るのであるが、ウェットだとブレーキの方が勝ってしまうのである。もう少しばかりパッドの効きを落とせば丁度良くなるんじゃないかとも思えるのである。

*クルマは素性が良くてナンボ
 スポーツカーを評価する上で大事なのは何かと問われたら、ワタクシは「クルマの素性」と答える次第である。重心とロールセンターは低いのか、重いモンが可能な限り車体中央に集まってるのか、前後重量配分はどうなってるのか、足回りのジオメトリーはどうなってるのか、トレッドホイールベースの長さは如何ほどか、車体剛性はどのぐらいあるのか等々。そういうのが良ければ良いほどクルマの安定性は飛躍的に上がっていくし、加速&減速&旋回の全てにおいて高い限界値を示すし、万が一限界を超えたとしても余裕を以って立て直せるのである。ただ速くしたいだけならエンジンをパワーアップさせれば良いだけだけど、素性の悪いクルマはソレやると途端に不安定になって乗り難くなるのである。

 ワタクシはNDの何が気に入ったかって、素性の良さがである。素性が良いから限界が高く、万が一崩れても立て直しが簡単だから、乗ってて全然怖くないのである。だからウェットコンディションでも安心して出走できるし、タイヤが良ければ尚更安心なのである:

2019-10-14 K-1スポーツ走行会in筑波2000・3本目
3本目になって雨足は更に強くなったけど、ご覧のように危なっかしさが全然無いのである。雨が強くなったからコーナー脱出の膨らみが強くなったりとか、ブレーキが更にロックし易くなったりとかいった事もあったのであるが、走ってる間に十分修正できるレベルだったので全然問題無かったのである。多分タイヤの発熱が早いからなんだろうけど、雨が降ってもシッカリとグリップしてくれたのである。まぁ多分ドライでの摩耗は早い事が予想されるが、コレばっかは実際に使ってみないと分からんのである。

 という感じに、完全なドライコンディションでのタイムアタックが出来なかったのは残念であるが、ソレでも今回ワタクシが試したかった事はほぼ全て試せたので、データ収集という意味では大成功とも言えるのである。まぁ筑波2000はまだまだチャンスが幾つかあるんで、ドライでのタイムアタックは次回に持ち越しって事で良いと思うのである。まぁNDというクルマは抑々速さを追っかけるためのクルマじゃないので、ソコんトコはあんま気にしてないのである。バランスの良い乗り易いクルマに仕上げる事が最優先課題なので、今回ウェットコンディションだったからこそソレが上手く果たせたとも言えるのである。

*家に帰って風呂入って寝るまでが走行会
 というワケで、今シーズン最初の走行会は無事終了した次第である。あとは何時もの様にジャンケン大会やって終了・・・ではなく、その前に50分間耐久レースなる催しモンが行われたのである:

雨足が更に強まった中、レースが行なわれたのである。でもってレースって事なんで上記のウェットのリスクは更に高まるんで・・・


この様に度々セーフティーカーが出動してレースが中断されてたのである。


でもってレースというからには、当然表彰式とシャンパンファイトはお約束とも言えるのである。


レースの後は、何時もの様にジャンケン大会が行われた次第である。


前回に続き、また非常食ゲットである(笑)ただ今回の台風といい、非常事態って意外と多かったりするので、この手の非常食は無いよりもあった方が断然良いので、迷わずコレにした次第である。


無事走り終わって、気が付いたらキリ番もゲットできて、走行会において最も重要な課題とも言える「家に自走して帰る」も達成した次第である。このクルマに乗って4年強経ったのであるが、2回目の車検も通すつもりだし、最低でも次期モデル(NE型?)が出るまでは乗り続ける予定である。でもって次期型が出るまではあと4~5年はかかるだろうから、その時まではNDでやってく予定である。さて明日も仕事なんで、さっさとお暇しようと思う今日この頃であった。

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