アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

AS REGRET BECOMES GUILT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「日が昇っても、目を閉じれば暗夜と同じ。空が晴れても、濡れた着物を身につけていれば、雨天よりも気持ち悪い」
By モーリス・メーテルリンク

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*春が来た
 気温も大分暖かくなってきて、冬ももう本格的に終わったのである。コレ即ち、今年度の走りのシーズンも間もなく終了って事である(´・ω・`)今年はちょっとバタバタしていて走り込む機会がやや乏しかったのであるが、まぁソレも運ってヤツである。例年だとゴールデンウィークを過ぎた辺りから気温が上昇し始めて、気温が25℃を超えるととてもじゃないが車内にエアコン無しで*120~30分と居られないため、大体ゴールデンウィーク前後がシーズンオフの目安である。昔までは9月下旬~5月下旬まで走れたモンであるが、最近は温暖化の所為か走れる期間が短くなってしまったのである(´ヘ`;)

 ただ昨年から二刀流でクルマを走らせてるだけあって、走る機会は以前よりも遥かに増えてきたのである。走る機会を増やす事の何が良いって、サーキット慣れしてくる事である。変な緊張感が抜けやすいし、いざという時の対処にも慣れてくる。ソレにR35一台体制じゃ走れなかったコースまでも気持ち良く走れるようになるからである:

というワケで(?)今回も筑波2000へ走りに行ったのである。前回の走り納めは生憎のウェットコンディションで、新兵器として導入した【機械式LSD】の効果をロクに試せないまま終わってしまったので、そのリベンジというワケである。





今回は前回とは打って変わって超が付くほどのニッポン晴れであり、何時ものように集まった参加者たちもウキウキしてるように見受けられるのである。







コースもこの通り、完璧なまでのドライコンディションである。前日が雨だったんで路面が濡れてる事も危惧したが、その心配も全く無かったワケである。この日は丁度気温の谷間で気持ち良く冷え込んでいたんで、正に走るにはうってつけの一日だったのである。

*人のクルマ見て我が振り直せ?
 やっぱ走行会なりでサーキット行くと、他人のクルマをつぶさに観察してしまうのである。タイヤや足回りのチョイスやパーツの使い方もそうであるが、クルマにはオーナーの人生哲学が良く表れているからである。ガチなのかエンジョイなのか、ミーハーなのか通なのか、素人なのか玄人なのか、全部クルマに表れているからである。だから他人のクルマを見るって事は、ある意味「趣味は人間観察です」って言ってるヤツに通じるモンがあるのである(笑)





筑波2000タイムアタックで全国的に有名なサーキットだけあって、この手のガチ勢が毎回数多く参加するのである。ナンバー切ってある完全なサーキット専用車が当たり前の様に毎回見られるのも、筑波2000での走行会の特徴とも言えるのである。



参加車の一台であるC7コルベットのトップグレードであるZR1と、デモカーのシェルビーGT500である。どっちも実物を見たのは初めてである。こういう気合の入ったクルマがやってくるのも、サーキットへ行く醍醐味でもあるのである。



こういうクラシックなクルマも時折走行会に参加してたりしてて、コレもまた走行会の醍醐味の一つである。ぶっちゃけた事を言うと、この手のクラシックカーは遅過ぎてコース上では走るシケインと化すのであるが、ソレは言っちゃいけないのがお約束である(笑)


コレもまぁ、ある意味ガチ勢と言ってもいいであろう(笑)コレで走りに行く度胸と、今の時代にこの作品を敢えてチョイスする勇気。ある意味称えても良いんじゃないかとワタクシは思うのである(爆)





でもやっぱ一番多いのは、ノーマルに軽く手を加えただけのエンジョイ勢である。筑波2000は2リッター前後の排気量のクルマがサイズ的に丁度良く、来ているクルマもガチとエンジョイ双方含めて、大体平均が2リッターぐらいである。


そして何時もの様に、ガチだのエンジョイだのネタだの、そういうのを完全に超越した一台がココにあるのである(笑)走る度に伝説を作るこのクルマ&オーナーさんが今回はどんな伝説を作ってくれるのか、実に楽しみで仕方がないのである(爆)

*サーキットはハードルが高い?
 サバゲーはブームが起こって一気に有名になったけど、サーキット走行はニッポンがクルマ大国にも関わらず中々ブームが起こらないのである( ̄~ ̄)上記のクルマの写真を見て分かる様に、何もカリカリに弄ったスポーツカーじゃなきゃダメって事は無いのである。ワンボックスだとか本格的SUVだとかトラックだとかいった明らかにスポーツ走行に適してない車種を除けばどんなクルマでも走れるし、今時のクルマは完全フルノーマルでも(ムチャさえしなければ)サーキット走行にも十分耐えうるぐらい良く出来ているのである。公道で速度超過で免停喰らうよっかは、サーキットで気兼ねなく飛ばした方が絶対良いとワタクシは思うのである。

 まぁ今色んなトコがeスポーツに注力してて【アロンソがチーム持ってたり】とか【トヨタが主催したり】とかしてるのも、やっぱクルマ離れがシャレになってない→ゲームからでも良いから若い人をモタスポに目を向けさせ様ようって事なのであろう:

でもって何時ものように、コレが筑波2000のコース図である。コース図はあるのであるが、肝心の動画はまだ準備できてないので悪しからずである(笑)さて今日はもう遅いので、肝心なトコは次回に持ち越そうと思う今日この頃であった。

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*1:サーキット走行はエンジン全開で走る→エアコンに過度な負荷を与えるため、通常はエアコンを切って走る

UNITED IN REGRET

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「熱中する心がなければ、この世に進歩はあり得ない」
By ウッドロー・ウィルソン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ナードから距離を置こう
 最早説明する必要もなくワタクシはオタクなのであるが(笑)でもワタクシはオタクとは基本的にあんま仲良くなりたくないのである。ちゅーのも、モノ自慢や知識自慢によるマウンティングがウザいからである。モノを集めたり知識を得たりする事はオタク趣味の醍醐味であり、その事を否定するつもりは全く無いし、自慢したくなる気持ちは分からんでもないし、現にワタクシもちょくちょくやってたりするからである(爆)ただソレはあくまで自分が楽しむため&他人と一緒に楽しむための手段であり、決して目的ではないと思うのである。でもって残念な事に、どんな分野でもオタク界隈ってのは、自慢やマウンティングが目的と化しちゃってるヤツが少なくないのである。

 そんなヤツと雑談して楽しいかと言われたら、答えは当然「ノー」である。同じオタク属性のあるロンマニアの方なら分かると思うが、そういうヤツってのは延々とテメェの事しか語らないのである。テメェがソレを手に入れるのに如何に苦労したか云々、そういう知識を持ってるテメェが如何に偉いか云々、テメェ語りばかりが延々と続いて、こっちの話は全然聞かないのである。よーするにオタクの中にはモノと知識でしかテメェを示せないヤツが思いの外多いから、そういうヤツ相手に貴重な時間をムダにしたくないって話である。言うまでもないと思うが、ソコんトコを弁えられる人ならば大歓迎である。

*究極のオタク
 ワタクシは常々、大学教授だとかプロスポーツ選手ってのは、オタクの究極の形だと思うのである。何かを徹底的に突き詰めて、ソコから新しい世界を創造したり、美学や芸術や哲学を見出す。自分が見出しても良し、他人が見出したソレを見るも良し、だからワタクシは何かに打ち込む人が好きだし尊敬するのである。そう、上記に挙げたモノだとか知識だとかいうのはソレ等を見出すための手段でしか無いのである。そういう意味で考えれば、先日引退を発表したイチローってのは、ある意味”究極のオタク”だと思うのである。ワタクシがイチローを高く評価するのは、イチローこそが全世界のオタクが目指すべき理想のオタク像だからである(笑)


【高画質】イチローのラスト打席から交代まで

イチロー現役引退 記者会見ノーカット版

 オタクには大きく分けて2種類ある。ご存知(?)ギークとナードである。ココまで書けば分かると思うが、イチローは究極のギークなのである。やきうを徹底的に追及して、ソコから「やきうとは何か」「人はどうあるべきか」の答えを言葉だけでなくプレーや実績で示す。ソコに真実があるからこそ、ニッポンでもアメリカでもその他の国々でもイチローは愛され尊敬されてきたのである。だからこそ仕事であれ趣味であれ何かを追求するというのは楽しい事であり、他人のソレを見るのも同じぐらい楽しいのである。ソレがギークの醍醐味であり、ワタクシが「オタクだけどオタクと距離を置いている」といった真意なのである。

ギーク ナード
特定の事柄に対し強い関心を抱いてるだけで、基本的に一般人と変わりない 人間的に問題アリなのが少なくなく、特定の事にしか関心を持たない
他の事もやろうと思えば一通りこなせるけど、純粋にソレが一番好きだからやっている 他の趣味で全部弾かれたからだとか、能力的にソレしか出来ないからソレをやっている
基本的に一般人だから人間関係に問題は無く、周りを気にするから見た目も悪くない 人間的に問題アリだから人間関係も基本ダメで、周りを気にしないからルックスもダメ
日常的に人と交わってるからコモンセンスがあり、ルールやマナーに関しても一般常識を弁えてる 基本的にぼっちだからコモンセンスが不足してて、ルールとマナーに関しても自己中心的に考えてる
自分の行動は自分や仲間だけでなく、部外者も意識の範疇に入っている 自分と同志だけで世界が完結しているため、部外者がどう捉えるかを考慮していない
積極的な理由で好きになった趣味だから愛着があり、苦しくても長年やっていく傾向がある 消極的な理由でやってる趣味だから愛着もなく、飽きたらすぐに趣向を変える
人間的に出来ているため収入は多い方 人間的にダメだから収入も少ない
良い意味で子供っぽい 正真正銘ただのガキ
正真正銘コンテンツを愛している コンテンツは自己愛を表現するための手段
社会や世間に対し肯定的で、他人を信用している。余所者に対しても寛容で、異論や批判も受け入れられる 信じられるのはナード仲間と所属コミュニティだけ、余所者には基本冷たく、異論や批判は許さない
意外と周囲の称賛と理解は然程求めていない 実は周囲の称賛と理解を強く求めている
趣味は自分の世界の一部で、無くなっても平気。自分が趣味を支配しコントロールしている 趣味は自分の世界の全てで、無くなったら死ねる。自分が趣味に支配されコントロールされてる
自分の興味世界の更なる繁栄と成長を望んでいる 自分が楽しければ永遠のそのままで良い

 オタクな世界ってのは絶対数が少ない事もあって、基本的に来るヤツ拒まずなのである。だからこそ真っ当な趣味や真っ当なコミュニティーから弾かれたナードが、居場所を求めてソコに巣食う事が実に多いのである。でもってそういうヤツが真っ先に求めるのが一般的な社会で認めて貰えなかった”承認要求”とか”他者への優越感”であり、ソレがモノの収集や知識の蓄積で比較的容易に得られるから、ナード連中は迷う事無くその手段に訴えるのである。時々ニュースなんかでナード連中が起こした事件とか奇行とかを目にするのであるが、アレは承認要求が連中の未熟なエゴとケミストリーを起こした結果なのである(笑)

*ナード去るべし
 ワタクシが思うに、アニメだとかアイドルだとか鉄道だとかが未だにレベルの低い趣味扱いされるのは、やっぱナードを切り捨てられないからだと思うのである。ナードが上客過ぎて、彼等の財布を失うのが怖くて切り離せなくて、結果ナードにウケるような演出を止めることができないからじゃないかと思うのである。でもって上記にあるようなナードにウケるような要素ってのは、フツーの人には受け入れ難いモンである場合が殆どなのである(^_^;)ソコに気付いちゃった然程ナードでないファンが抜けていって、ナード率が更に高くなって、今あるファン層を守る為により一層ナード的な内容になって、後はその悪循環である。


【放送事故】 AKB握手会 「ゆきりん俺いくつに見える?」 柏木由紀ドン引き

初めて声張ったオタクが痛い 〈ラブライバー 迷惑行為〉

御殿場撮り鉄罵声大会【富士山をバックに響く怒号と叫び】2014・11.23

 だからそういうコンテンツが更に前へ進もうと思うのならば、残念だけどナードは切り捨ててしまうしかないのである。切り捨てると言ってもナード臭いヤツを追い出すとかそういうのではなく、単に倫理的マナー的に厳しくなるといった感じで良いのである。明らかに他人に迷惑かけるヤツは主催者等が咎めて必要あらば出禁にして、同じ仲間内でも酷いヤツに対して自浄作用を働かすという感じにである。でもコレが中々難しいのも、ワタクシもナードだから分かるのである(笑)ちゅーのもソコに来るヤツは多かれ少なかれ迫害を受けたヤツだから、どうしても同情が働く・・・この話すると限が無いので(爆)もうお暇しようと思う今日この頃であった。

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A CELEBRATION OF GUILT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「失敗しても、そこから勉強することが大事なんです。失敗の原因を考えて、もう1回トライする。何回もやったら、スポーツといっしょで上達するかもしれない」
By 柳井正

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*現在レベル10
 色々語りたいのは山々なのであるが、今は生憎ネタを切らしている状態なのである(笑)先日から始めた【フォールアウト76】であるが、サブタイにある様にレベル10までキャラを育てたのである。とは言ってもまだまだ全然序盤なんで、相変わらずキャラ育成と資材集めと武器防具アイテム収集に注力して、片手間でサブストーリーを時々こなすって感じである。今現在の感想を言うと:

  • 基本的なシステムはFO4の時と同じで、ゲーム性は3かNVに若干戻った感じ
  • 水と食料の確保&武器防具や拠点のメンテを結構マメにやる必要があるので、ちょっと忙しいかも
  • 鉄砲のカスタマイズは相変わらず楽しい
  • 威力の高いセミオートの鉄砲+ステルスアタックの組み合わせが今作も強力
  • V.A.T.S.のシステムが大幅に変わったので、前作4でソレに慣れてた人は要注意

といったトコであろうか。TESシリーズもそうだったけど、ベセスダのゲームは「最初が結構きつい→装備や特技が揃うにつれてだんだん楽になる→高レベルになると無双できるようになる」が定番パターンなんで、ワタクシは結構楽観視してる次第である。

 あと今作はオンラインゲーム→どうしてもプレイヤー同士の絡み合いを中心にしててストーリー展開が疎かになってしまう部分があり、その辺が重厚な物語や個性の強いキャラクターを望むプレイヤーからは不評らしいのであるが、ワタクシは寧ろソレで良いと思ってる次第である。ちゅーのも、ワタクシはストーリー追っかけるよりも、キャラ育成や冒険や探索をした方が楽しいからである:

#87【Fallout76】新春!廃屋リフォームCAMP建築 フォールアウト76【VTuber実況】
寧ろワタクシの場合、一本道でムリヤリ物語を観るよう強いられる事の方が嫌いなのである(笑)最近JRPGをあんまやらなくなったのは、やっぱそういう事だと思うのである。正直な話、DQ11やってた時はネタのする為だけの目的で惰性でやってたってのが実情である(爆)

発達障害当事者は可能な限りスポーツすべし
 この年になって未だゲーマーな陰キャラのワタクシであるが(笑)実はスポーツもちゃんとやるのである。中坊の頃は空手やってたし、大坊の頃はボート(漕艇)やってたし、今はご存知のようにモタスポやってる次第である。高坊時代は受験云々の都合で帰宅部だったが、部活やんなかった事を少しばかり後悔してる次第である。こう書くと発達障害属性のあるロンマニアの方から「アスペルガーなのに部活やって大丈夫だったの?」と問われるが、ソレに対しワタクシは「全然大丈夫じゃなかった」と答える次第である(爆)ただ部活やってて良かったかと問われたら、その答えは「イエス」である。

 何故ならスポーツってのは、ただ単に競技の勝ち負けだけじゃないからである。練習を積み重ねる事で自身が成長するのを客観的に見つめたり、負けた時の立ち直り方や心の持ち様を学んだり、チームメイトや監督スタッフと息を合わせる事を学んだり、競技での経験を他分野に活かしたりだとか、競技や勝敗以外にも得られるモンが沢山あるからである:

ゼンシン:スポーツ療育で、発達障害のある子供たちの将来に役立つ「生きる力」を育む

アスペルガーの人に向いているスポーツとは?
あと更に言うとスポーツってのはただ単に競技だけでなく、トレーニングや食事や座学や身体のケアも含めてのソレなのである。正しい食事や理に適ったトレーニングが身体だけではなく脳にも良い影響を及ぼす事は、色んな医学の論文に書かれてる事なので、この場での説明は省略させて頂く次第である。

 だからこそサブタイに書いたように、ワタクシは発達障害当事者にスポーツをやる事を大いに勧める次第である。流石に部活動とかは障害の程度によっては厳しいモンがあるだろうから、スポーツクラブ等で緩く始めても結構である。ソレが生涯の趣味になれば素晴らしい事だし、そうでなくても自分が発達していく過程を客観的に見られたり、試合での勝利や記録の更新で正しい自己肯定感を得られるからである。発達云々の支援において「自己肯定感」という言葉がよく用いられるが、コレは自分自身の力で得たモンじゃ無けりゃ意味が無いのである。カネ払ってセミナー行って、されると分かってる褒め言葉に意味が無いとは言わんが、タンポポの種ぐらいの重さしか無いのである。

*人生のワクチン
 ワタクシが思うに、スポーツってある意味人生の縮図でもあるのである。スポーツやってれば、必ずと言って良いほどテメェの限界にブチ当たるのである。そしてその限界にブチ当たってから、スポーツってのは本格的に厳しく面白くなってくるのである。ハードトレーニングで正面突破するか、技術や道具で補うか、或いはソコを捨てて別の部分で補うか等々。そういった困難を乗り越えるからこそ達成感がより一層強いモンになるのである。そう、コレって人生にも良くある事であり、スポーツってのは社会に出る前にそういう事を学ぶ場でもあるのである。だからこそ、発達当事者にとってスポーツは有意義なのである。


泣ける!感動!もう一度見たい!スポーツ名場面集

 そう、スポーツなどでの失敗や敗北や挫折ってのは、いわばワクチンみたいなモンなのである。社会に出る前に致死的ではないソレを予め経験する事で、社会に出た時に万が一ポカやらかしたとしても速やかに再起する事が出来るようになるのである。発達界隈では「自己肯定感が大事」「失敗をさせない」「社会を変えよう」などと言って経験すらさせないようにしてるトコも少なくないが、ワタクシに言わせればワクチンを打たないようなモンである。人間が人間である限り失敗や挫折は必ず起こる事であり、社会に活きる限りソレからは免れられないのである。ゲーテ曰く「涙と共にパンを食った事無いヤツは半人前」との事であるが、マジでそう思う今日この頃であった。

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GUN TO MOUTH SALVATION

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「気をつけなさい。憎しみ、恨み、ねたみといった感情は、すぐにあなたの潜在意識に記録されてしまいます。常に愛と善意の気持ちを忘れないように」
By ジョセフ・マーフィー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*あともう4つ
 もう発売からかなり経ってしまったが、漸く【フォールアウト(以後FO)76】に着手できたのである。前作(FO4)が神ゲーだっただけに早くやりたかったのであるが、優先順位の高い順番からやってたらこうなってしまったのである(^_^;)まだ序盤しかやってないのであるが、正直な感想は「オンラインゲーである以外は基本的に何時ものFO」ってトコである。発売当初はバグ塗れで酷い有様だったらしいのであるが、今じゃアップデートにアップデートを重ねた事もあって、現段階においてストレスはあんま感じてない次第である。この時ばかりは、今まで溜まっていた積みゲーに感謝した次第である(笑)


Fallout 76 – オフィシャルE3トレーラー

 まぁまだ始まったばかりなので、ゲームの詳しい感想まで述べる事はできんのである。何時ものFOシリーズ同様、低レベルの内は先ず拠点を確保して、衣食住と武器防具アイテムを揃えて、レベルを上げながら素材を搔き集めて拠点や装備を充実させていき、徐々に行動範囲を広げていくのである。何処に拠点を構えようが自由だし、どんなルートで攻略しようが自由だし、キャラクターをどう育てようとも自由だし、オンラインでも他人と協調するもしないも自由。ワタクシがオープンワールドゲームをこよなく愛すのは、この自由さがたまらなく好きだからである。

*うらみますか?うらみませんか?
 何だかココ最近の発達障害絡みのネタのウケが良さげなので、今日も特別にソレやっちゃう次第である(笑)ワタクシがやってるような発達当事者による発達支援の方法って、ある感情があるかないかで大きく分かれるんじゃないかと思うのである。その感情とははズバリ「社会や人々を恨んでるか否か」である。ワタクシもそうだったのであるが、発達当事者ってのは障害の特性が故に多かれ少なかれ酷い目に会ってるのである。特に講演に登壇したりとか、ネットや本で配信したりだとか、或いは当事者会を作るような当事者ってのは、その気持ちが強いが故にそういう活動をするに至った場合が殆どである。


「発達障害ADHD・アスペルガー症候群」ザ!世界仰天ニュース

 ぶっちゃけた事を言うと、世の中に対する復讐である。こういう活動をしてれば世間に注目されるかも知れない、世間に注目されれば芋づる式に自分に共感が集まるかも知れない、有名人になれれば世の中を変えるチャンスがあるかも知れない、そして世の中を変えれば今まで自分をバカにしてた連中を見返せるかも知れないって感じにである。だから迫害を受けて社会に強い恨みを持ったヤツってのは社会に迎合しようとは殆ど考えないし、地道に働くよりも活動で一発当てる事を考え、一発逆転のチャンスを狙い続けるのである。特に40代50代の当事者はもう後には引けないから、尚更この活動に熱中しちゃうのである。


当事者会主催&NEIさんとの対談

 でもってワタクシの場合、この手の”社会に対する恨み”ってヤツがあんま無いのである。全く無いと言えばウソになるが、この手の活動に熱中してる当事者と比べたら確実に少ないと言えるのである。ちゅーのもワタクシの場合、社会の恩恵も感じてるからである。数こそ少ないけど理解者も居るし、理解はしてないけどワタクシに良くしてくれる人も大勢居る。だからワタクシは社会を一概に悪だとは思ってないし、一緒に仲良くやれていけると考えてるし、ワタクシ等発達の為に社会を無暗に変えようとは思わないのである。恨みや不満が無いとは言わないが、ソレ以上にワタクシは今の社会やソコに住む人々が好きなのである。

*目指せ勝ち組
 あともう一つは、ワタクシが現実主義者だという事である。正直ワタクシが常々言ってる「発達当事者は可能な限り就労すべし」も、そう簡単に上手く行くモンじゃないと思ってるのである。当事者が100人居れば、就労できるのは大体30人ぐらいだと思うのである。でもってワタクシが取り組んでる事は「今は30人だけど、ソレを31人か32人にするにはどうすれば良いか」という事である。100人全員を救う事は不可能だが、成功者を増やす事は可能だからである。でもって成功者が増えれば増える程に「発達でもやればできる」ってエビデンスになるし、そのエビデンスを重ねれば重ねるほどに更なる支援や譲歩を引き出す事が出来るようになるのである。


バリバラ 「発達障害者の就労」

 そう、社会は正しいか否かではなく、損得勘定や利害関係で動く事の方が多いのである。発達当事者の成功者を増やすという事は、ソレ即ち社会への利益を増やすという事であり、利益が増えれば増える程に交渉のカードが増えるという事でもあるのである。ワタクシがこの手の議論をあまり好まない理由も、議論でどんだけ正しさを証明できたとしても、正しいだけじゃ世の中は動かないからである。理想というシロモノは目の前にある現実問題をコツコツと解決していってる人が、気が付いたら何時の間にか達成しているモノ。2019年になってもその考えは変わらない今日この頃であった。

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TESTIFY FOR MY VICTIMS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人々は宗教を軽蔑している。彼らは宗教を嫌悪し、宗教が真実であるのをおそれている。これを矯正するには、まず宗教が理性に反するものでないことを、示してやらねばならない」
By ブレーズ・パスカル

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ナマポがあるからだいじょーぶ
 ワタクシは常々「発達障害当事者は可能な限り就労すべし」と言ってるのであるが、何故か行政や発達界隈はソコに関してはあまり熱心でないように思えるのである。二次障害を起こさないように長所と個性を伸ばして云々、社会の理解があれば云々、社会に出ると苛められる云々。ワタクシは「理想を追いかける前に現実を満たすのが先」って考えてるのだが、ソイツ等は先ず理想ありきなのである。何故そうなるんだろうと考えたのだが、恐らくはサブタイにある様に「いざという時は障害年金やナマポがあるから」って考えてるんじゃないかと思うのである。現実を良くするのは色々と大変&ヤバくなったら年金やナマポ貰えば取り敢えず死なないから、じゃあ理想でいいやって感じにである。


病院では教えてくれない!発達障害で使える3つの制度~アスペルガー・ADHD

 行政としては憲法で定められてる「ニッポン国民は健康で文化的な最低限度の生活を送る権利が云々」さえクリアできればおkだから「じゃあ年金やナマポで良いじゃん」になるし、発達界隈からしてみれば「自立を目標として就労を目指すとソコから二次障害だとか当事者同士の嫉妬だとか色んな問題が起こって面倒臭い」って事になるから、自ずと「トラブらないように当事者や家族を持ち上げておこう。ダメなら年金かナマポで」ってなっちゃうワケである。最後にソレがあるから緊張感に乏しくなるし、支援する側もリスク上等じゃなくなってしまうのである。

*禁書に勝つ
 当然だけど、ワタクシは年金やナマポに頼るのは基本反対である。最後の手段としては仕方ないが、早い段階でアテにするのはNGだと思うのである。ちゅーのも先日も述べたように、何時か必ず満足できなくなるからである。幸福に対する人間の閾値ってのは上昇し続けるモンであり、他力本願なソレならば尚更なのである。何時か必ず満足できなくなって不幸感で満たされるようになり、ギャンブルに走ったり他人や社会を妬んで攻撃したりするからである。さて話は変わって、と:

マツダの未来予測によると、2035年頃になっても化石燃料を必要としないクルマ(EVやFCV)は全体の2割にも満たず、純粋な内燃機関車は今の半分と言ってもまだ3割ぐらい残ってて、残りの5割強はハイブリッドやPHEVになるんだそうである。つまりあと20年ぐらいたっても、クルマの8割は内燃機関を搭載してるって事である。だから何処のメーカーも未だに内燃機関の開発は続けているし、今後も進化を続けるだろうという事である。でも何処のチューナーもモーターには手を出せないから、いずれにせよチューニングは廃れるだろうなと思うのである(^_^;)

もうストーリーがややこしくなり過ぎて何が何だか分からなくなってきたので、惰性で読んでるって感じである(笑)何だかんだ最後はどうなるか気になるので、ストーリーの大まかな展開と主要キャラクターがどうなってるのかだけ分かればいいって感じである。ラノベは脳ミソを空っぽにして読むから面白いのに、脳ミソを使ってしまったら本末転倒ってヤツである(爆)

*社会からは逃げられない
 何故ワタクシがココまで当事者の社会進出に拘るのかといえば、サブタイに示す通りである。現代人として、社会インフラの恩恵に預かる事で質の高い生活をしている以上、社会が課す責務からは逃げられないからである。社会を皆で支えてるから電気やガスや水道に困らない生活ができるのであり、社会があるから警察や病院や消防が機能するのである。その恩恵に預かってる以上、積極的に社会参加して貢献するのが筋ってモンであり、より多く貢献する事で発達障害の地位を高める事にも重要な事なのである。ソレがイヤならば、無人島なり山奥なりで全てを自給自足で暮らしてみれば良いのである。断言して良いが、現代人には多分ムリである。


【 テレビ番組 】 そも そも 電気も食料も自給自足で生活するのはどんな感じ


 でもって更に言えば、今のニッポンは資本主義社会であり、資本主義社会である以上は格差が存在し、富は常に上の方に集中してしまうモンなのである。そう、大変世知辛い話であるが、ニッポンという国は最低限度の生活を送る権利は保証しても、全ての国民の万遍無い満足までも保証してないしできないのである。別にニッポンに限らず、自由主義を標榜する国は大概そうである。ソレがイヤなら、革命でも起こして共産主義社会を樹立するっきゃないのである。が、残念な事に古今東西、全ての人民が満足できた社会主義or共産主義国家は存在せず、より酷い上に理不尽な格差社会ができただけである。民主主義は最低だけど、他よりマシ。チャーチルの言葉が重くのしかかる今日この頃であった。

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AREN'T YOU DEAD YET?

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人類の生存に対する現代の脅威は、人間一人ひとりの心の中の革命的な変革によってのみ、取り除くことができるものです」
By アーノルド・ジョゼフ・トインビー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*4年目の誓い?
 気が付いたらもうすぐ春である。でもって今気付いたのであるが【プロ当事者 VS 当事者性を副業のタネにしたい人】からもう間もなく4年だったりするのである(笑)因みにワタクシ自身の考えが変わったかと問われたら「殆ど変わっていない」と答える次第である。細かい各論的な部分は多少変わってるかも知れんが、総論である「プロ当事者とかいうオワコン待ったなしのジャンルなんぞ目指さずに、フツーに働くべき」は何も変わっていないからである。実に簡単な話で、プロ当事者として食えるようになる当事者と、支援により就職活動が成功して食えるようになる当事者、確率的にどっちの方が多い&安定してるんだって、話である。どっちも断然後者であり、故に総論は不変なのである。


発達障害のある人の社会参加と就労 ~ 社会人へつなげていくためのライフスキル ~

 ちょっと話はズレるが、第二次世界大戦のニッポンが勝てなかったのは元々アメリカが強過ぎたのもあるが、一番の原因は「補給が滞ってた」なのである。ニッポン兵の死因の半分以上が餓死や病死、つまり食料や医薬品がマトモに届かなかった事にあるのである。当時のニッポン軍の戦闘部隊と補給部隊の割合が8:2だったのに対し、アメリカ軍のソレは6:4だったのである。しかもその2もアメリカの潜水艦部隊にやられまくってたんだから、そりゃ負けるに決まってるのである。だから戦争に勝とうと思ったら、当事者が成功を掴もうと思うのならば、補給がまず大事なのである。まずは経済的に自立できるようになって、その後に夢を追いかければ良いのである。

*社会無き地を生きる
 だから今年度のワタクシの主張も変わらず「発達障害当事者は可能な限り就労すべし」である。一般就労できるのが理想的だけど、障害者枠就労でも全然良いし、ソレも難しいのならフリーターとして徐々に積み上げても良しである。前にも言ったけど「どんな正論を吐いてても、ソイツが親のカネで暮らしてる限り、ソイツはまだガキ」なのである。自分でカネを稼いで、仕事そのもので直接or税金で間接的に社会に貢献して、そうして初めて立派な社会の一員として認められるのである。無論、ニートでも20歳以上ならデジュール上は権利を持つが、ソレがデファクト上の評価を得られるかと言えばノーであり、そして社会はデファクトで動くのである。

 あと就労はカネを稼ぐのもそうであるが、社会性を学んだり他人とのコネを作ったりするのにも重要なのである。確かに社会保障や支援者に頼れば社会性云々を身に付けなくても生きていけるかも知れないが、ソレも「社会が機能していたら」の話である。もしも何らかのキッカケで社会システムが機能しなくなったら、その時はどうすれば良いんだって話である:

Mad Max 2: The Road Warrior - Greetings from the Humungus Scene (2/8) | Movieclips

【公式】北斗の拳 第1話「神か悪魔か!? 地獄にあらわれた最強の男」
まぁコレは極端な例であるので、あまり気にしないで欲しい次第である(笑)戦争だったり災害だったり独裁だったりテロだったり、全体でなくても部分的に社会システムが機能不全に陥るのは良くある事である。ソマリア然り、シリア然り、チベット然り、北朝鮮然りである。

 そういった時にどうすれば良いかと問われたら、答えは「自分で考えて自分で上手く立ち回るしかない」である。システムが機能しなくなっても人間はそのまま残るモンであり、人間が残ってれば社会が出来上がるのである。だから自立性や社会性を磨く事は、福祉システムなどが機能不全を起こした時に最低限身を守れるようになる為にも必要なのである。ワタクシが「働けなくてもナマポや障害年金があるから良いじゃん( ´∀`)」って言わないのは、つまりそういう事である。ナマポや年金の100%確実な供給なんて、誰にも保証できないからである。

*エンドレスな不満と不安
 あとワタクシが福祉や社会保障に依存しない生き方を勧める理由の一つは「ソレが貰いモンである限り、失われる恐怖が常に付きまとう上に、どんなに貰っても決して満足できないから」である。社会経験のあるロンマニアの方ならお分かりかと思うけど、ニッポンみたいな公共心の強い熟成した社会においても、法や社会システムの及ばないトコってのは無数にあるのである。そして福祉や保障に依存してる人間ってのはソレが何となく分かるから、自由がその分制限されてしまうのである。自由が制限されたり失われたりするって事は、ソレだけで人生における大きな損失なのである。

 そして貰いモンは一度貰うと、必ずと言って良いほど「もっと寄越せッ!」って言いたくなってしまうのである。今のナマポ云々が正にソレであるが、そういうヤツはフツーにやってる皆と同じになるまで決して満足はせず、かと言って何もしてないヤツが一生懸命やってる人と同じだなんて世間は決して認めず、結果として終わりなき喧騒に身を投じる事になるのである。でもちゃんと働いてる人間は自分の限界を理解してる&乗り越える事を考えられるから、他人に迷惑かける可能性は低いのである。文句を言って聞き入れられるのは、テメェの義務を十二分に果たしてるヤツだけ。改めてそう思う今日この頃であった。

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THE MORE YOU SUFFER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「己が分を知りて、及ばざる時は速かに止むを、智といふべし。許さざらんは、人の誤りなり。分を知らずして強ひて励むは、己れが誤りなり」
By 吉田兼好

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ノーモア一本道
 まだあと3つばかり積んでるのがアレであるが、積みゲーも大分崩れてきた次第である(笑)今やってるのが【エースコンバット7】であるが、何だかもうやり込む気が無くなってきたのである(爆)取り敢えずカネが勿体無いのでエンディングまではやる予定であるが、戦闘機を全機種揃えるとか、オンラインをやり込むだとか、ソコまでする気が起きんのである( ´△`)難易度が高いのは別に構わんのである。ワタクシもゲーマーの端くれだから、理不尽でない限り挑む甲斐性はあるのである。問題はソレをやる事を強いられる上に、攻略の幅が狭い事にあるのである。


ACE COMBAT™ 7 Mission 8(F-22A ACE Rank:S)

(難易度ACE Sランク)ACE COMBAT 7(Mission 14)

 特にこの2ステージに関しては「仏のロン」の二つ名を持つワタクシですら殺意を沸いたほどである(笑)長らく洋ゲーオープンワールドに慣れ親しんだせいで、一本道のイベント強制を喰らうとストレスが溜まって仕方が無いのである(爆)あともう一つの理由として、ワタクシが飛行機オタでもミリオタでもない事が挙げられるのである。もしも専用コントローラーを買うぐらいの戦闘機好きだったら、きっと夢中になって楽しめた筈である:

Ace Combat 7 | PSVR review and opinions
この様に専用コントローラーにシートが加わった上にPSVRまで装着してプレイした日にゃぁ、戦闘機オタならば昇天必至であろう(笑)ワタクシもグランツーリスモはシートとステアリングコントローラー用いてやってるから、気持ちは良く分かるのである。が、残念ながらワタクシは戦闘機オタではないので、ソコまでやる気は無いのである。まぁもう終盤に差し掛かってるんで、もう間もなくプレイ終了であろう。

eスポーツのスーパースター
 欧米から遅れる事数年、漸くニッポンにもeスポーツなる概念が輸入されてきて、徐々にではあるがプロゲーマーという職業が認知され始めるようになってきたのである。が、ニッポンでゲームがプロスポーツとして認められるのにはまだハードルが高いらしく、こういう風に【JOCからは拒否されたり】とか【高校の部活として難色を示されたり】とかいう現実が立ちはだかってるのである(^_^;)じゃあこのような状況を打破するために必要なのは何か?ワタクシの答えは「eスポーツのスーパースターが必要」である。その種目を知らない人でも、名前は知ってる。そういうスーパースターが必要なのである。

 やきうで言うと長嶋茂雄、プロレスで言うと力道山、バスケで言うとマイケル・ジョーダン、F1で言えばアイルトン・セナ、そういったレベルのスーパースターが今のeスポーツには必要なのである。ソイツが居るから大勢がその競技を始め、ソイツが居るから競技外の人々からも認められ、ソイツが居るからカネが集まってきて市場が大きくなるのである:

長嶋茂雄の伝説

力道山物語
大坊時代、先輩から「人は革命の理論についていくのではなく、革命家についていく」って言われたのであるが、ソレが正にコレなのである。そういう皆から憧れられ愛される人間がやってる競技って事だけで、人はその競技を素晴らしいモンだと思うようになるのである。ソコから人やカネが集まる&世間やマスコミからもも好意的に取り上げられるようになり、好循環に入っていくのである。

 でもって残念ながら、今のニッポンにはeスポーツのスーパースターは居ないのである、つーか、ニッポン以外でもeスポーツのスーパースターってワタクシの知る限り居ないのである( ̄~ ̄)スーパースターさえ誕生すればあとは何とかなると思うのであるが、そうでなければeスポーツ大会は何時まで経っても「オタク共のハデなイベント」どまりだし、海外の様にン万諭吉を稼げるような人間になったとしても、今時のユーチューバーがそう言われてる様に「成り上がったオタク」って評価のままであろう。カネ稼いでればソレで偉いって話じゃないのである。

ギークeスポーツに来たれ
 コレはあくまでワタクシの個人的な感想だけど、トップ層がいくら稼いでもスーパースターが生まれないのは、やっぱeスポーツ自体がナードの溜まり場と化してしまってるからじゃないかと思うのである。上記の「人は革命の理論についていくのではなく、革命家についていく」の逆パターンである。どんなに凄い事やてても選手を尊敬できなければ、その競技は受け入れられないのである:

Rage Compilation - Call of Duty European Championships - Eurogamer
コレ観て尚「凄いッ!俺もeスポーツやりたいッ!プロゲーマーになりたいッ!」って思うであろうか(笑)もしも「イエス」と答えるヤツが居たら、ソイツはロンマニアを名乗る資格は無いのである(爆)コレは6年前の動画だけど、多分今も大して変わってないであろう(´ヘ`;)

 でもってeスポーツ選手の写真とかも時折見るんだけど、イチローみたいな目が輝いてて顔の引き締まったヤツってのを見た事が無いのである。言っちゃ悪いが、どいつもこいつも典型的なナード顔である。結局ゲームしかできないナードがゲームの才能に目覚めたって感じなのである。そう、スーパースターってのはギークじゃなきゃなれないのである:

ギーク ナード
特定の事柄に対し強い関心を抱いてるだけで、基本的に一般人と変わりない 人間的に問題アリなのが少なくなく、特定の事にしか関心を持たない
他の事もやろうと思えば一通りこなせるけど、純粋にソレが一番好きだからやっている 他の趣味で全部弾かれたからだとか、能力的にソレしか出来ないからソレをやっている
基本的に一般人だから人間関係に問題は無く、周りを気にするから見た目も悪くない 人間的に問題アリだから人間関係も基本ダメで、周りを気にしないからルックスもダメ
日常的に人と交わってるからコモンセンスがあり、ルールやマナーに関しても一般常識を弁えてる 基本的にぼっちだからコモンセンスが不足してて、ルールとマナーに関しても自己中心的に考えてる
自分の行動は自分や仲間だけでなく
部外者も意識の範疇に入っている
自分と同志だけで世界が完結しているため、部外者がどう捉えるかを考慮していない
積極的な理由で好きになった趣味だから愛着があり、苦しくても長年やっていく傾向がある 消極的な理由でやってる趣味だから愛着もなく、飽きたらすぐに趣向を変える
人間的に出来ているため収入は多い方 人間的にダメだから収入も少ない
良い意味で子供っぽい 正真正銘ただのガキ
正真正銘コンテンツを愛している コンテンツは自己愛を表現するための手段
社会や世間に対し肯定的で、他人を信用している。余所者に対しても寛容で、異論や批判も受け入れられる 信じられるのはナード仲間と所属コミュニティだけ、余所者には基本冷たく、異論や批判は許さない
意外と周囲の称賛と理解は然程求めていない 実は周囲の称賛と理解を強く求めている
趣味は自分の世界の一部で、無くなっても平気。自分が趣味を支配しコントロールしている 趣味は自分の世界の全てで、無くなったら死ねる。自分が趣味に支配されコントロールされてる
自分の興味世界の更なる繁栄と成長を望んでいる 自分が楽しければ永遠のそのままで良い

今時の選手で言うとイチローとか大谷翔平とかが良い例だけど、彼等が典型的なやきうバカであるにも関わらず人々から好かれるのは、彼等がギークだからである。世界を救うオタクってのは古今東西ギークの事であり、決してナードではないのである(笑)だからeスポーツを流行らそうと思ったら、ギーク層が来易いようにインフラを整える→よーするにナードにはご退場願うって事である(爆)さて明日も早いんで、さっさと寝るに限る今日この頃であった。

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