アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

REBORN FROM ASHES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人は三十にして、自分を馬鹿者ではないかと思う。四十にして自覚し、計画を練り直す。五十にして不名誉な遅延に怒り、さらなる決意を新たにする」
By エドワード・ヤン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*無いのではなく、見てないだけ
 今時のテレビ番組はつまらない、今時の邦楽はつまらない、今時の本はつまらない、今時のゲームはつまらない等々。こういう文句は巷に溢れているけど、何故か知らんが「じゃあ洋ドラ/洋楽/洋書/洋ゲーにしよう」って声は余りにも小さいのである。ジャニーズ云々といい、最近話題になった【NGT云々】といい、こういう連中が何故デカい顔してられるのかって、ファンの目が国内にしか無いからである。だから国内をガッツリ抑える事が出来ればいとも簡単に支配できちゃうし、その上ニッポンは実質上の単一民族だから多様性を考える必要も殆ど無い。だからこの手の連中がどんなに叩かれようが、代わりが存在しない限り安泰なのである。


NGT48 山口真帆の卒業にスッキリ加藤が物申す!

 何ちゅーか、ニッポンは未だに「洋モノ=高級品」「洋モノの愛用者=インテリぶってるブルジョア野郎」っていう昭和の価値観が根強く残ってて、ソレが各種洋モノに接する際の見えない障壁と化しているのである。好きな人間は多いのだろうけど、ソレを公言するのはまだ抵抗があるって感じにである。洋モノは崇拝する対象でもなく、かと言って卑下する対象でもないのである。重要なのは、正しく洋モノと向き合う事である。国産品同様、洋モノにもピンキリあって、ソレを正しく知り正しく評価する必要があるのである。そうすれば、この手の連中に踊らされずに好きなモンを大いに楽しめるのである。

*劣ってるのではなく、遅れてるだけ
 ワタクシは邦モノが劣ってるとは思わないのである。技術や情熱や才能はあるんだろうけど、いかんぜんニッポンという特殊な文化圏の中でガラパゴス的な進化を遂げ過ぎてて、世界標準からすると遅れてるのである。何故遅れるかって、層が薄いからである。ニッポン市場ってたった1億人強、つまり世界の1/73ぐらいしか無いのである。その狭い世界限定でしかやってないヤツと、残りの72/73までも相手にしてやってるヤツじゃ、層の厚さも競争の激しさも、そして勝ち上がったヤツのレベルも違うってモンである。人を強くするのは、何時だって競争である。

 その事をまざまざと自覚させられたのは、つい最近発表された【FF7リメイク】のソレである。スクエニは和ゲーの最大手で、特にFFといえばスクエニの看板タイトルである。その看板タイトルの出来がコレじゃ、先が思いやられるってモンである┐(´д`)┌

FINAL FANTASY VII REMAKE for State of Play
もうこの動画見た瞬間から、ワタクシは「ダメだこりゃ('A`)」って思ったモンである。何がダメって、グラがダメなのである。要らんトコに拘り過ぎて、一番重要な表情のグラが手抜きになってるのである。顔が能面みたいになっていて、臨場感がまるで感じられないのである。FF15の時もダメだったけど、何の進歩もしてないのである。コレがPS3ならまだしも、PS4でコレである(´ヘ`;)

 因みに洋ゲーの場合、この問題はPS3の時点で既に解決されているのである。でもってPS4になったらどうなるかって、こうなるのである:

『ゴーストリコン ブレイクポイント』ウォークスルートレーラー

『Days Gone』アナウンストレーラー 日本語吹き替え版
表情をクッキリ出すには目つきや口だけじゃなく、顔の皴が重要なのである。でもソレをキッチリ描こうと思ったら手間がかかるし容量も食う。だから資金だけじゃなく技術も必要なんだけど、今の和ゲー勢にはソレが不足してるのである。でもってニッポン国内にしか市場が無い和ゲー勢にとって、そんだけの資金を集めるのは至難の業なのである。ニッポン国内に捉われる事の問題点ってのは、つまりそういう事である。

*オタクに媚びちゃダメ
 ワタクシは別に「世界ガー」って言葉でニッポンを貶したいワケではないのである。が、やっぱ巨大な世界市場に揉まれに揉まれて、ソコから這い上がってきたモンってのは、やっぱ這い上がってきただけの素晴らしいモンを持っているのである。洋モノに問題が無いとは言わんが、やっぱトータルで色んなモンを見ていくと、やっぱ今んトコは洋モノが上回っているのである。バリエーションも豊富だし、チャレンジングな作品も多いし、何より割り切りが素晴らしいのである。多文化で割り切りがハッキリしてるからこそ、変に中途半端なモンが無いのだと思うのである。

 その点、ニッポンは実質的単一民族、単一文化だから、バリエーションが余りにも無さ過ぎるのである。ウケを狙うと皆同じようになるから、数は少なくても簡単に飽和しちゃうのである。そして外に市場を求められないから、益々内側にこもってしまい、保守的でカネを出してくれるオタク層に媚びる事になるのだが、コレがダメだとワタクシは考えてるのである:

外国人が語る!第1話『オタク文化』Foreigners in Japan talk about "OTAKU Culture"!! [EP1]
何故ならオタクに媚びても、文化的に成長しないからである。ワタクシもオタクだから良く分かるのであるが(笑)オタクって人間的に成長する事を望んでないのである。オタクが望んでるのはテメェの世界に安住する事と、そんなテメェの存在意義を承認してもらう事だけだからである。だからオタクに媚びてしまうと益々以って内向的になって、ガラパゴス度が更に増えてしまうからである。ニッポン文化が成長するためには、勇気をもって世界市場に出るしかない。平成の時から言ってきた事だけど、令和になっても言い続ける今日この頃であった。

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KATHARSIS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「学校は、伝統という財産を次世代に伝える最も重要な手段です。そしてそれは、昔より今のほうがはるかに大切になっています」
By アルベルト・アインシュタイン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*学校って何ですか?
 サブタイの問いに対するワタクシの答えは「良くも悪くも社会の縮図であり、子供が成人する前に社会をシミュレート訓練する場所」である。つまり学校で学ぶのは知識だけでなく、人間関係の作り方や各種諸問題に対する対処法、そして理不尽や不条理から身を守る方法を身に着けるのも学校の役割である。そう、学校で学べる事は、何も良い事ばかりではないのである。悪い事や矛盾した事も間々あるし、そしてソレは程度の差こそあれ大人の社会でも見られるモンなのである。ソレに対する様々なトライアル&エラーを、少なからぬ責任を負わされる前にシミュレートしておく。だから学校へ行く事は重要なのである。

 ソレが最近話題になってる10歳の不登校ユーチューバーに関するワタクシの見解である。病気や障害、或いはソレに相当する就学上の困難があるのなら兎も角、そうでないのなら学校へ行かないのは愚かだとしか言い様が無いのである。そう、彼の言う通り、不登校は不幸ではないのである。ただ単に、この上なく愚かなだけである:

不登校は不幸じゃない!
彼は「学校行かなくても人間関係は作れる」と言うが、学校行かないヤツにどんな人間関係が作れるんだって話である。学校行ってないガキが出会える人間なんて、同じ様に学校行ってないガキか、或いは学校行かない事を擁護するような性根の捻くれた大人共だけである。そんなヤツ等と出会いを重ねたトコで、得られるモンなど何もないのである。ジャンクフードを100種類味わったって高級フレンチを作る事が出来んのと同じである。

 こう書くと「そんなモンあの子の勝手じゃないか。他人がとやかく言う事じゃない」って反論が来ると思うが、コレはとやかく言う事なのである。このまんま行けば彼はロクな教育を受けられずロクな人間関係も築けず、高確率で社会不適応者になるからである:

社会不適応になってロクに仕事も出来ない

でも彼がニッポン人である以上、生存権は保証されてる

最終的にはナマポが支給される

ナマポの財源は我々の税金

( ゚Д゚)マズー

という理由だからである。確かに彼の人生をどう生きようが彼に勝手だし、生存権もナマポを受け取る権利も彼にはあるのである。が、ワタクシも納税者としてその一部を払う事になる可能性が高い以上、言いたい事は予め言わせてもらう次第である。

*義務教育って何ですか?
 そしてもう一つ大事なのが、この不登校は義務教育に反してるからである。義務教育とは彼が学校へ行く義務では当然なく、親が子供に教育を与える義務と、行政が彼に無償で教育を提供する義務である。ソレがこの子のトーチャンの言い分に対するワタクシの反論である:
ameblo.jp
テメェの子供を信じるのは自由であるが、でも子供に学校へ行かせるorソレ相当の教育を与える義務がこのトーチャンにはあるんだって話である。常識だとか研究結果だとか正しいか否か以前に、義務なのである。

 こう書くと「そんなに義務が大事なのか」って反論されるけど、ワタクシは「法治国家に住む人間ならば当然の事」と答える次第である。確かに法を守ってるからと言って善人とは限らないが、でも法を守らないヤツは間違いなく善人じゃないのである。コレがサウジアラビアみたいな絶対君主制の国か、或いは北朝鮮みたいな独裁国家だったら、法が必ずしも正しいとは言えないのである。が、ニッポンは真っ当な民主主義国家であり、そして民主主義国家においての法とは、選挙によって選ばれた議員によって制定された、いわば国民のコンセンサスなのである。つまり法を守らないって事は、その国の国民に敬意を表してないという意味でもあるのである。

 でもって、こういうモノの考え方をするヤツの相場は決まってるのである。多分、てゆーか間違いなくサヨクである。連中なら「国家権力=悪」って考えのもと義務や常識を否定するし、何より「より良いモンの為ならば常識や法律は破っちゃっても構わない」って考え方がサヨクのソレだからである。でもって「ピースボートで世界一周」とか「世界に平和を」とか発言してたり、果てはコイツに応援されてる時点で、ソレは確信に至ったのである:

ゆたぼんさんに会いました


コレが上記でワタクシの言ってた「学校行ってないガキが出会える人間なんて、同じ様に学校行ってないガキか、或いは学校行かない事を擁護するような性根の捻くれた大人共だけ」ってヤツである。正しい人間関係や人脈ってのは真っ当な人々と作り上げてこそ価値があるモンであり、こういう風に世の中を斜めに見てるヤツ等と築いてはならないのである。きっと上手く行かないし、百歩譲って上手く行っても悲惨な最期が待っているのである。コレはワタクシの感想ではなく、歴史が示してる事である。

*先ずは実績、自由はその後
 ただワタクシも「全てのルールは死守すべし」みたいな頭の固い事は言わない次第である。何故なら世の中には、ルールを破って良い瞬間が1つだけあるからである。ソレは「ルールを破った方がより大きいモンが得られる場合」である。その分かり易い例が、やきうで言うと大谷翔平である。彼が高坊時代に「NPBなんか行きたくねぇ、MLBへ直で行く」って”掟破り”な事を言ってソレが支持されたのは、大谷にそんだけの才能があったからである。結局大谷は日ハム経由で行く事となったが、昨年の成績でソレが正しかった事が証明されたのである:

【大谷翔平】ドラフト2012★単独強行指名&交渉権獲得の瞬間【日本ハムファイターズ】

祝・おめでとう!大谷翔平 メジャー新人王
もしも不登校の彼に大谷翔平リオネル・メッシ級のスポーツの才能があるだとか、アインシュタインノイマンみたいな超天才児だったとか、或いはジミ・ヘンドリクスの生まれ変わりとかで、その道を追求するために「学校行くなんて時間のムダ」って言うんだったら、ワタクシも「良いじゃん良いじゃん(^▽^)天才に既存の枠は当て嵌まらないんだから、学校外で思いっきり才能を伸ばしてこいッ!」って喜んで応援してたと思うのである。

 そしてコレが、ワタクシが彼の不登校を批判する最大の理由である。そう、言っちゃ大変悪いのだが、彼にはその才能が全くと言って良いほど感じられないのである。あのトーチャンや支持者は「可能性ガー」って言うが、登校してた時に出なかったモンが不登校になって出てくるなんて事は無いのである。でもってその手の天才達ってのは概して学校行きながらでも才能が芽生えていたし、そしてちゃんと学校を卒業してるのである。才能が無いのならば、たとえロボット的であろうとも学校行っとくのが無難なのである。まずは皆を納得させるだけのモンを生み出すのが先で、自由はその後でも十分間に合う。改めてそう思った今日この頃であった。

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DEGÜELLO WARTUNES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「ジョンとヨーコが”友よ、平和を!”と言っただけで、世界中の首相や国王・女王がすぐに政策を変えるとは思っていない」
By ジョン・レノン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*連休は古い映画と共に
 正直な話、ワタクシはゴールデンウィークをあまり好きではないのである。ちゅーのも、何処へ行くにしても人が多過ぎるし、道もメチャクチャ混むし、普段ロクに運転しないヤツまでもクルマ出すから色々危ないのである( ̄~ ̄)だから何処へ行くにしても面倒臭くなって家に居るか、あるいは高速を利用しない距離をブラブラするかしかないのである。ちゅーワケで、今回のゴールデンウィークは映画観てたのである。今はネット経由で1本0.3英世ほどで観れちゃうんで、結構お得だったりするのである:


映画「ラストエンペラー」ブルーレイ 発売中!
幾つか観た中でも、特に印象に残ったのがコレである。古い映画でガキの頃に一度観た事があるのであるが、この年になってくるとガキの頃に分からなかった事が色々分かってくるので、そういった新鮮味があるのである。

 どういう映画かっていうと、中国最後の皇帝だった愛新覚羅溥儀(以後溥儀)の生涯を描いた作品である。3歳で皇帝に即位して、その後クーデターで紫禁城追い出されて、イギリスやらニッポンやら中国やらソ連やらの国々に運命を翻弄されて、北京の庭師として人生を終えるまでを3.5時間ぐらいかけて描いてるのである。世間では皇帝即位のシーンが一番凄かったっていうけど、やっぱワタクシはラストのこのシーンが一番好きである:

The Last Emperor finale
年老いた溥儀が紫禁城に立ち寄って、かつて自分が座ってた椅子を眺めるシーンである。運命に翻弄されまくって波乱万丈の人生を送ってきた溥儀が、この椅子を見た時何を思ってあの表情を浮かべたのか。諦観とも受け取れるし、満足したとも受け取れるし、ソレを色々想像してしまうのである。あの当時はメチャクチャ評価されてたこの映画だけど、改めて観てもやっぱ凄い映画だったと実感させられるのである。

*ニッポンのラストエンペラー
 何故急にコレを観たくなったのかと言えば、やっぱ年号が変わったからだろうなと思うのである。年号が変わるに際して素直に祝うヤツも居れば、ヘソ曲げて否定するヤツも居る。そして当然「今後の皇室はどうなるのか」とか「男系男子で今後もやっていけるのか」って疑問も出てくるのである。ソレに対するワタクシの見解は「ニッポン最古の伝統なんだから男系男子で続けられるのならソレがベストなのは間違いないけど、続けられないのなら女系男子でも、何なら女系女子でも全然構わない」である。ちゅーのもこういうのって「続けたいッ!」って意志と努力だけで続くモンではなく、運も大きく絡んでくるからである。


皇室の未来とは?「私の名前を出すのは失礼だ!」明治天皇の玄孫・竹田恒泰と"女性宮家"を徹底議論!|AbemaPrime 5/1放送|平日よる9時~【アベマTV】

 歴史にソレなりに詳しいロンマニアの方ならご存知だと思うが。第二次世界大戦でニッポンが負けた時「昭和天皇を戦犯として裁判にかけるか否か」が議論されてたのである。つまり運が悪ければ、皇室は昭和20年で終わってた可能性だってあったのである。でもその当時は運良く(?)GHQがこういう判断をしたのである:

昭和天皇を処刑して皇室を廃止する

ニッポン人の多くがレジスタンス化して、ゲリラ戦を仕掛けまくる

GHQのニッポン統治がスゲェ面倒臭くなる

( ゚Д゚)マズー

処刑&廃止した事でニッポン人が強烈な反アメリカになる

敵の敵は味方」論理で、ソ連とニッポンが急接近

ニッポンが共産主義化してアメリカの敵に回る

( ゚Д゚)マズー

つまりあの当時のアメリカがその気になってたら、昭和天皇はリアル溥儀と同時期に、二人仲良くラストエンペラーになってたかも知れなかったのである。ワタクシが「続けたいという意志と努力だけじゃ続けられない」ってのは、つまりこういう事なのである。


知ってるつもり?! ダグラス・マッカーサー

 だから運が悪ければ、もうどうしようもなくなるモンなのである。ニッポンがアメリカ並の国力と軍事力を持ってるんだったら話は別だけど、生憎今のニッポンにゃそんな国力は無いし、今後も無いだろうと思われるのである。運に恵まれないなら出来る事を最大限やる以外の選択肢はなく、ソレが女性天皇女系天皇を選ぶ事であるのなら、躊躇わず選ぶべきだとワタクシは思うのである。繰り返し言うが、皇室が男系のまま2000年以上続いてきた最大の理由は、運である。今の時代、他の王室にできなくてニッポンの皇室だけできるなんて事は、存在しないのである。

*最近は観たい映画が無い
 何つーか音楽同様、映画も古いモンしか観てない希ガスのである( ̄~ ̄)上記にある様にガキの頃に意味が分からなかったモンが大人になって分かるようになって、改めて見直すと面白いってのもあるけど、やっぱ今時の映画を観ようって気が起こらないのである。こう言っちゃ何だが、俳優が今の人になってる&特撮技術が凄くなっただけで、やってる事自体は昔と大して変わらないって希ガスのである。だったら昔の名作と呼ばれる映画を観た方が、ハズレを引く可能性が低くて安全ってモンである。何せ年取ってくると時間の流れが速く感じるので、2時間前後でも勿体なく感じるのである(笑)

 音楽や映画に関しては昔のが面白いって感じるけど、何故かクルマだけは新しければ新しいほど良いってのがワタクシのジャスティスである(笑)何故そうなるかって、クルマは新しければ新しいほどに性能が上がって走りが良くなってタイムもアップするけど、音楽や映画には分かり易いクオリティー向上が無いからである(爆)今の映画が30年前の映画と比べて3倍面白いかと言われたらそうではなく、時代が変わって機器のレベルは上がって映像や音のインパクトは増えても、肝心な面白さは大して変わってない。そんな気がする今日この頃であった。

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H8 FOR THE MASSES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「ああ、習慣とはやっかいなもの。いまわしいと思うものにすら身を縛られる」
By フランツ・グリルパルツァー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ミリタリーに興味の無いサバゲーマー
 このマガジンポーチ、カタログには「5.56mmマガジン対応」って書いてありますけど、89式のマガジンって入りますか?ミリタリー属性のあるロンマニアの方なら「( ゚Д゚)ハァ?何言ってんだお前?」ってなるだろうけど、こういう質問ってマジであるのである。ちゅーのも最近のサバゲーブームをキッカケにサバゲー始めた人ってのは、ミリタリー趣味を持たずに「サバゲー=ゲームやレジャーの類」って認識で始めちゃう人が結構居るのである。サーキット走行した事無いけどレースゲームやったり、格闘技の経験無いけど格ゲーやったりするのと同じ事が、サバゲーにも起こってるのである。
 

#8【初心者向けサバゲー装備の選び方①】サバゲーを始めるには?【グローブ、ベルト、マグポーチについて解説】

 そういう人からしてみれば、M4もM14もP90もM1911AもP226も等しく「6mmBB弾を発射する鉄砲」であり、実銃がどんな口径の弾丸を使ってるか&弾丸の口径によって対応するマガジンポーチが違うという発想には至らない事だってありうるのである。ココ最近のサバゲーブームの流れの中でUABという競技が誕生したのだが、UABが誕生しえたのも上記の様にミリタリーに囚われないサバゲーマーが増えたからじゃないかと思うのである:

UAB1 全国ランキング戦 ZEEK大会 全試合(2018.01.08)
でもってUABで一番目に付くのは、その通常のサバゲーでは見られない、一見変わった鉄砲の存在である:
www.hyperdouraku.com
何故このような形の鉄砲になるかって、効率を最重要視してるからである。通常のサバゲーと違ってUABは競技でありスポーツでもあるので、勝利が唯一かつ最大の目的なのである。そして他のスポーツ同様、競技する上でメリットの無いモンは悉く削ぎ落されてしまうからである。

 何故実銃とかけ離れた鉄砲が受け入れられるかって、競技だからってのもあるのだろうけど、一番はやっぱ「ミリタリーに対する拘りが無いか、あっても少ないか」だと思うのである。でもってゲームやレジャーの一環としてサバゲーに入った人ならば、勝利や効率の為にリアリティーの無い鉄砲を受け入れる事に抵抗があまり無いのではと思うのである。ワタクシもそうであるが、昔ながらのミリタリー趣味からサバゲーに入った人は、あのリアリティーの無い鉄砲は受け入れがたいのである。何故ならば、リアリティーサバゲーを楽しむために欠かせないからである。

*リアルである必要は無いが、リアリティーは必要
 ワタクシが常々言ってるサブタイのセリフの意味ってのは、つまりそういう事である。ミリタリー趣味からサバゲーに入った人間は、まず間違いなく実銃にロマンを感じているのである。だから鉄砲をカスタマイズする時も「この部隊ではコレを使ってた」とかいう仕様に拘るし、実物パーツを好むのである。そして自分オリジナルの鉄砲を作る時も、必ずと言って良いほど「実銃でこういう仕様の鉄砲を作った時、果たしてちゃんと動くのであろうか」という想像を元に作るのである。だからM4カービンの場合だと、エアガンじゃ無くても平気だと分かっていても、ガスチューブとバッファーチューブは欠かせないのである。

 あとタクティカルトレーニング(通称タクトレ)で教わるテクニックってのは、基本的に実銃のソレをベースにしてるのである。実銃は反動があるから足腰をシッカリ構える必要がある&ハンドガードやグリップの握り方も反動を抑えるためのソレになるのだが、ぶっちゃけエアガンは反動殆ど無いから参考にならない部分も少なくないのである( ̄▽ ̄;)上記にある様にUABの動きがクネクネしてるのも、エアガンだから反動を抑える必要が無いからである:

タクティカルトレーニング サバパ タクトレフィールド
でもミリタリー趣味から来た人間としては、反動が無くったって実銃のソレでなければダメなのである。何故ならば、ソコにリアリティーがあるからである。リアリティーがあるからこそ、サバゲーは盛り上がるのである(笑)

 どっかの雑誌に「サバゲーとは何か?」の問いに対して「ゲームとレジャーとファッションの融合」とあるが、その根底にあるのが「実銃や実存部隊や実戦に対するリアリティーの追求」なのである。だからエアガンやサバゲーとしてはムダな各種要素も、リアリティーの為には外す事はできないのである。巷ではUABの事を良く思ってないサバゲーマーも居るらしいのであるが、その主な理由は”違和感”じゃないかと思うのである。一般的なサバゲーマーが絶対に欠かせないとするモンをUABプレイヤー達は躊躇なく削ぎ落してくるから、そりゃ違和感バリバリな筈である(^_^;)

*みんなちがって、みんないい
 じゃあどっちが正しいのかと問われたら、ワタクシの答えは「どっちも良い」である。クルマに例えるならば、グリップとドリフトみたいなモンである。目的やゴールが違うだけで、根本にあるモンは同じだからである。だから揉める必要なんてないし、やりたい事をやりたいようにやればいいのである。ただし、互いに敬意を示す事は大事である。ソレが出来なければ、多様性もへったくれも無くなってしまうからである。ワタクシに言わせれば、こういう多様化は成長した業界には当然起こるモンであり、歓迎こそすれ眉を顰めるモンなんて無いのである。


まるで映画の世界!?SFサバゲーイベント『SPARKサバ』に行ってきた!【密着特集】

10.21(日)全国のUABプレイヤーが集結!パンクラス × UAB 大会ダイジェスト!

 寧ろワタクシは、UABだけでなく今後も色んなサバゲーの形が現れるだろうと思っているのである。ニッポン剣術が数えきれないほどの流派に分かれているのと同様に、サバゲーも人が増えれば色んな考え方が出てくるのが当たり前だからである。重要なのはそういう考え方を(公共に迷惑を及ぼさない限り、他者の主権を侵害するモンでない限りは)受容し寛容になる事だと思うのである。オタクは自分の居場所を守る為に保守的排他的になりがちだけど、サバゲーももうオタクのネクラな遊びから卒業するべきである事を改めて言っておきたい今日この頃であった。

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PZYCO!

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「時間を自分のものにしてしまえば、多くの人が一年でできることを過大評価していること、そして十年でできることを過小評価していることがわかるだろう」
By アンソニー・ロビンズ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*平成サバゲー三大発明
 昭和にネクラな鉄砲オタクのマイナーな遊びとして始まったサバゲーが、何故平成になって一気にその地位がアップしたのか・ワタクシの答えは「平成サバゲー三大発明。つまりホップアップシステム、電動ガン、1ジュール規制の3つがサバゲーの普及に大いに寄与したから」である。電動ガンが発明された事で鉄砲の利便性と自由度が格段に上がり、ホップアップが発明された事でパワーを上げずに飛距離を出せるようになり、1ジュール規制が広まった事によりサバゲーの持つ危険なイメージが大幅に緩和されたからである。そのお陰でサバゲーやる敷居がグンと下がったため、ネットとの相乗効果もあって平成後半から一気に盛り上がったのだと思うのである。

 でもってサバゲー人口が一気に増えた事で、今度は逆に飽和してしまった感が出てきたのである(^_^;)何せ「サバゲーはカネになる」って事が広まって、サバゲーに興味も微塵も無いヤツまでもがフィールド運営に参加しちゃったモンだから、当然だけど質が落ちるってモンである(´ヘ`;)だから大勢新たに入ってきても止めるのも大勢になっちゃうので、多分全国のサバゲー関係者が頭を悩ませてるのではないであろうか。そんな中、前回のフィールドが取ってる戦略が「個性化」である:

コレが今回ワタクシが持ってきた鉄砲である。世間では東京マルイ製の電ガンやハンドガンが大多数を占めてるらしいのであるが、今回持ってきた5丁の中で東京マルイ製はたった1丁だけである。ココで主流となってるのはシステマ製トレーニングウェポン(略してトレポン)とCYMA製カスタムエアコッキングショットガンであり、東京マルイの鉄砲は逆に少数派なのである。

 だからトレポン使いやショットガン使い達が集まるし、そういう人等が集まれば自ずとソレに関する情報やノウハウが集まるようになるし、ソレが根強いファン層を築く事になるのである。ココに行けば自分以外のトレポン使いやショットガン使いに会えるし、ゲームを楽しんだり情報交換を楽しんだりできるのである。と、その前に・・・

腹が減ってはナントカやらである(笑)今回から毎度お馴染みのピザ屋さんが来なくなってしまったので、再び弁当になってしまったのである。まぁ弁当でも十分美味くて腹一杯になるんで、ソコんトコは何ら問題にならないのである。

*マニアックなヤツ等によるマニアックな戦い
 何故そうなってしまったかって、サバゲーを追求した結果そうなってしまったのである。サバゲー属性のあるロンマニアの方なら分かると思うが、撃ち合いで一番重要なのは「初弾を如何に素早く正確に当てるか」なのである。その事が分かるとフルオート射撃は必要無くなり、如何にセミオート射撃を素早く正確に当てられるかになるのである。その結果として、トレポンとショットガンが好まれて使われたという事である。同じ理由で季節は選ぶけど、ハンドガンも好まれて使われるのである:

2019-5-3 ライズ9周年記念ゲーム・ハンドガン戦
まぁコレは昼メシ後の余興だから楽しんでバシバシ撃ってるのであるが、ハンドガン限定の定例会だと異様なまでに殺伐としてくるのである(笑)でも新たに投入したハンドガンの効果は絶大である:

このダットサイトがあるだけで、狙い易さが格段に上がるのである。鉄砲本体の非常に安定した弾道も加わって、使い勝手はこの上なく抜群である。季節を選ぶ&電動には流石に及ばないが、インドア最強兵器の誕生と言っても過言ではないのである。

 でもって余興が終わったら、漸くフツー(?)のゲームが再開である。今回、ちょっとしたモンを購入したので、ソレを試してみたかったのである:

ショットガン用の予備シェルの位置を、鉄砲本体から腰の方に移したのである。鉄砲本体にあると確かにシェルチェンジはやり易いのであるが、その代わりバッグに入れると嵩張ってしまうのが難点だったのである(^_^;)でもって腰に移してみてどうか、ソレを早速試してみたのである:

2019-5-3 ライズ9周年記念ゲーム・ショットガンvsその他戦
ショットガンの一番の利点は何かって、レスポンスがダントツで速い事にあるのである。同じタイミングでトレポンと撃ち合う事になっても、トレポンがピストンを後退させる時間が必要なのに対し、既にピストンを後退させているショットガンはシアを落とすだけだからである。差は僅かコンマ数秒ほどだけど、ココみたいに一瞬しか相手が姿を現さないようなトコでは、そのコンマ数秒が勝負を分けるのである。

 ただ攻守最強はと問われたら、やっぱトレポンにまだ分があるのである。ショットガンに負けると言ってもレスポンスは他よりもまだ全然速いし、火力だとか命中制度とかでソレを補う事が出来るからである。最近じゃアルミ化だけでなくカーボン化で更に軽くできる上、14V化で更なるレスポンスを引き出せるようになってるから、トレポンの進化は止まらないのである:

2019-5-3 ライズ9周年記念ゲーム・トレポンvsその他戦
特にこういう狭いフィールドじゃ取り回しの良さが勝敗につながる為、短いトレポンはこの上なく重宝するのである。あともう暫くしたら【89式トレポン】も登場するから、ソレでまた賑やかになりそうである。既に予約済みのロンマニアの方も何人か居るので、当面はネタに困る事は無さそうである(笑)

*令和のサバゲーは何処へ
 というワケで、令和最初のサバゲーも無事終了したのである。ココで令和最初の鉄砲を衝動買いしたらネタになったのであるが、残念ながら今回は何も買ってないのである(笑)でもってこの手のお祭りの最後はと言えば、勿論コレである:

恒例のジャンケン大会である。来年は10周年→限の良い年という事で、来年の景品はトレポンが出てくるとの事である(;゚∀゚)=3トレポンに興味のあるロンマニアの方は、今すぐ来年の参加予約をしておくと吉だと思うのである(笑)


因みにワタクシの景品がコレである(笑)ただ全く要らないかと言われたらそうではなく、丁度今使ってるリボルバー用&インドア用のマルイ製0.2gバイオ弾が底を尽きそうになってるので、丁度良いタイミングで弾をゲットできたのである。


最後はフィールドマスターによる三本締めにて、9周年記念ゲームは終了である。あとマスター曰く「家に帰るだけでなく、帰って風呂に入って寝るまでがサバゲー」との事なので、サバゲー属性を持つロンマニアの皆様は心に刻んでおくとベターである(笑)

 でもってサブタイにある「令和のサバゲーはどうなるか?」についてであるが、ワタクシは「淘汰と差別化と個別化の時代になる」と答える次第である。平成になって増えた数は、同時に個性の幅をも広げたからである。例えばその個性化の先に生まれたモンの1つがUABであり、ソレ以外でも今後様々な形でサバゲーの個性化や差別化が進んでいくとワタクシは予想してるのである。そしてココでやってる事も、その個性化の1つだとワタクシは思うのである。果たして今後、どんな形で新しいサバゲーの形が登場するのか、色んな意味で楽しみになってきた今日この頃であった。

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I.Q. ZERO

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「桃栗三年、柿八年、だるまは九年、俺は一生」
By 武者小路実篤

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*気が付いたらもう9年
 以前話した事があると思うが、ワタクシは一度サバゲーから引退しかけた事があるのである。サバゲー云々でゴタゴタしてて、ワタクシ自身もプライベートでゴタゴタしていて、そのままサバゲー行かなくなって2年ぐらい経ってて、その状態で今住んでる茨城に越したのである。で、2年経ったせいかサバゲーがまたしたくなって、茨城でどっか良いトコ無いか探して、最寄りの場所に見つけたオープンしてから2ヶ月のトコへ行ったワケである。正直、この時点でサバゲーに対する嫌気は相当溜まってたんで、ココがダメなフィールドなら、ワタクシは間違いなく今頃サバゲーから完全に引退してた筈である。

 でもってその後どうなったかは、サバゲー属性のあるロンマニアの方ならばこの上なくご存じのはずである(笑)サバゲーに復帰しただけでなく、明らかに前やってた時以上にサバゲーにカネを使うようになってしまってたのである(爆)そんな最寄りの場所に見つけたフィールドも、気が付いたらオープンから9年経っており、明日から10年目に突入するのである:

ゴールデンウィークのこの日、毎年の様に参加してるココの周年記念ゲームに参加するのも、コレでもう9回目である。ついこの前まで雨だったから気候が心配されたが、この日は絶好のサバゲー日和だったのである:

朝はまだ早いというのに、もう結構な数のサバゲーバカ共が集まってるのである(笑)


何故皆早く来るかって、駐車場の場所取りが大変だからである。早く来た方が駐車場の良い場所を確保できるので、皆早く来るのである。お陰で最初のゲームが始まるまで、ヒマでヒマで仕方なかったのである(笑)

*何時も通りが素晴らしい
 サバゲーブームが終わって潰れてくフィールドが出てくる中、ココが変わらずずっとやってけるのは何故かって、特色を出せたからだと思うのである。他の何処にも無い、ココだけの特色。ソレがあるからワタクシ含め根強いファンが大勢居て、その人等がずっと支えていくからである。ワタクシもそうであるが、ココでしか得られないモンがあると、ココに通い続ける以外の選択肢が無くなってしまうのである:

何時もの様にショットガン三兄弟+アリスギアである。余りにもお馴染み過ぎて最早言う事が何も無いので、誠に残念ながら以下省略である(笑)ただフリップのショットガンに関する慧眼は相変わらずだし、散弾工房のカスタム技術は日に日に上がっていってるし、ブリッツの品揃えは更に充実してるし、アリスギアのシャッチョは更に良くメシを食うのである(爆)


売り物も充実してて、弾やガスやメンテ用グッズだけでなく、ハンドガンや長物までも用意されてるのである。


自らもサバゲーの達人であるフィールドマスターと、その左に居るのは新婚ホヤホヤで幸せ太り真っ最中のフィールドスタッフWである(笑)


この前ゲットしたポイントカードを、今回も使った次第である。ゲームに参加したりココでモノや鉄砲を買ったりするとポイントが溜まる仕組みであり、ポイントは別のポイント(Tポイントなど)にも交換できるのである。マスター曰く「サバゲーフィールド初の試み」との事である。

サバゲーも、動画も、あるんだよ
 という感じに、フィールド外での楽しい時間はあっという間に過ぎて、早速ゲームに入る事となったのである:

コレが今回の得物である。ハンドガンに関してはコレが最初の実践投入だから、今回様々な調整や実戦テストをするために持ってきたのである。トレポンの短い方は本来ならインドア専用として使ってたモンを、その行きつけのインドアが営業終了したため、アウトドア用にホップを調整し直す(0.2g仕様→0.25g仕様)ために持ってきた次第である。

 本来なら「生憎動画はアップできてない」が持ちネタだったのであるが(笑)今回はちゃんと用意した次第である。とは言っても時間が無くてまだ一本しかアップできてないのがアレであるが、早速ご覧いただきたいのである:

2019-5-3 ライズ9周年記念ゲーム・通常戦
ショットガンに慣れ過ぎたせいか、トレポンが非常に使い勝手良く感じてしまうのである(笑)特に短いトレポンは取り回しも良いから、こういう狭いフィールドじゃ大いに役に立つのである。特に最近のMOVEカスタムはインナーバレル長を180mmに統一してしまってるので、コレ即ちアウターバレルは短くても命中精度には影響は無い→短いトレポン最強って話である。さてサバゲー三昧でもうヘトヘトなので、もう上がらせてもらうとする今日この頃であった。

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THEATRE OF HATE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「むしろ諸君よ、新たな正しい時代をつくれ。宇宙は絶えず我らに依って変化する」
By 宮沢賢治

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*令和最初のブログ更新
 さて、今日から令和である。めでたいのかどうかは実際のトコ分からんが、めでたいという事にしようジャマイカ(笑)世間、特にSNSとかじゃ「元号が変わる事がそんな大事なの?」とか「天皇に時間を決められるのは云々」って斜めに構えてるヤツが少なくないが、ソレに対しワタクシは「めでたいという事にすることが大事」と答える次第である。マジでめでたいかどうかは、ぶっちゃけどうでもいいのである(爆)大事なのはこの空気なのである:

天皇陛下 退位の儀式「退位礼正殿の儀」国民に最後のお言葉(平成31年4月30日)

新天皇が初のお言葉「即位後朝見の儀」(令和元年5月1日)
何故なら経済ってシロモノは、理論よりも感情で動くからである。暗くどんよりとした空気の中でパーッと散財するヤツとしないヤツ、どっちが多いかなんて考えるまでもないし、逆もまた然りである。ムードが良い方が国民の財布が緩むし、財布が緩めば経済が回るし、経済が回れば勢いがついて景気が良くなる事だってあるのである。サヨクの何がダメって、マジメに経済と向かい合わない事である。資本家を敵と考えてる連中に、経済大国の舵取りなんか任せられるはずないって話である┐(´д`)┌

 あと元号に意味はあるのかという答えに対しては「あるに決まってるじゃねーかベイビー」と答える次第である(笑)何故なら元号は「ニッポンの時系列」であり、純然たるニッポン文化の1つだからである。こういうと「西暦は世界的だから云々」って言い返されるけど、西暦なんてモンはキリストの誕生日をベースにしたキリスト教連中の文化である。でもってキリスト教徒の数は全世界人口の1/3、全然世界的じゃないのである┐(´∀`)┌西暦がグローバルスタンダードなのは、世界を支配してる連中がソレを使ってるからである。サヨク帝国主義を嫌うのに、こういう事には無頓着。だから政権を取れんのである。

*平成最後の買い物
 とまぁめでたい日にサヨクがどうのこうの話しても楽しくも何ともないんで、話題を変えるとしようジャマイカ(笑)以前からずっと欲しかったモンがあったのであるが、この度漸くゲットできたのである:

そう、おニューのハンドガンをゲットしたのである。以前から「冬でも使えるガスブローバックは無いか」と思って色々物色してたところ、冬でもガシガシ動いてた【グロック19】と同じブローバックエンジン積んだコレが出てきたので、発売されたら買おうと思ってたのである。

ずっと入手困難だったマイクロダットサイトが運良くゲットできたんで、ついでに本体も買っちゃったって話である(笑)ちゅーのも、コレはダットサイトとセットだからこそ価値があるからである。

 そのままじゃ使えない&ワタクシの好みも幾分かあるので(笑)毎度の様にサバゲー用に若干のカスタマイズを加えた次第である:

BLACKHAWK!汎用ホルスター】に挿せるようにするのに専用のアダプターを装着する必要があるので、付属のレールをフレームに装着したのである。

注意点としてはエアガンに取り付ける際にレールのサイズが実物と若干ズレる事があるので、その分をこうやって削って加工する必要があるって事である。


純正アイアンサイトのリア部分がネジ1本で外れる構造になってるので、外して専用のダットサイトを搭載するのである。

ダットを点灯させるとこんな感じである。アダプターの一部が非常用アイアンサイトとなってるので、万が一電池が切れたり壊れたりしても戦闘を続行できるのである。

ソコでワタクシがちょっと手を加えて、非常用アイアンサイトを見易くカスタマイズした次第である。


何時もの様に、インナーバレルとマガジンバルブを交換した次第である。どっちも初速を上げるための手段である。ハンドガンはどうしても初速が足らなくなるので上げたいトコだけど、上げ過ぎるとガスが持たなくなる。だからバランスを考えて初速を上げようとすると、コレぐらいが丁度良いのである。


完成するとこんな感じである。後はバルブを交換したマガジンのチェックを兼ねて、何発か慣らし発射をして終了である。でもってゴールデンウィークには何時ものアレがあるので、試す機会も早速用意されてるのである(^-^)何ちゅーか、明後日が楽しみで仕方が無いのである。

*やっぱノーマルが一番
 今回のコレを弄ってみて分かったのであるが、やっぱマルイのハンドガンの出来は年々良くなっていっているのである。昔には必要だった加工がドンドン要らなくなっていって、今回も内部カスタムはインナーバレルとマガジンバルブ交換を施したのみであり、後は全部ノーマルのままである。ノーマルでも組み合わせ精度が非常に高いせいか動作はスムーズそのもので、敢えて弄る必要は無いと判断したからである。バランスが良いモンを弄ると、大概はより悪い結果になる。だから弄るのは動作に関係の低い部分だけに留めて、敢えてノーマルのまま残したのである。

マガジンや鉄砲をホルスター及びポーチに装着すると、丁度こんな感じである。ワタクシがこのホルスター選んだ理由が正にこのためであり、どんな鉄砲でも使える汎用性もだけど、将来ダットサイト付きのハンドガンを使用する可能性も見越して選んだのである。コレが実戦でどのぐらい使えるのかはまだ定かではないが、ソレももう間もなく使う事になるから楽しみである。令和に入っても、結局ゲームもサバゲーも止められない(笑)その事を改めて再認識させられた今日この頃であった。

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