アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

INCREASE THE PRESSURE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「何かを成しとげると、人はそれに飽きてしまう」
By マルコム・フォーブス

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*よっしゃ、今回はコレぐらいにしといたるわ
 納車されてから今に至るまで延々とそのネタばかりなんで、流石にロンマニアの皆様も「GT3ネタはもうアキタ━━(#゚Д゚)━━!!!!」と怒髪が天を突く0.001秒前であろう(笑)まぁワタクシもやり過ぎたとは思ってるんで、今回が取り敢えず一連のシリーズの最終回である:


納車時はピカピカだった塗装も、1500キロが間近になってくると徐々に汚れていくモンである。ただまぁワタクシはクルマを磨いて眺める趣味もなけりゃ、傷や汚れが付く事を恐れるほど神経質ではないのである。R35の時と同様に、GT3も同じ様に付き合ってくつもりである。労わりつつも街乗りにワインディングにサーキットにガンガン乗りに行って、色んなトコに傷を付けてくつもりである。

 でもって今後どうするかといったら、先ずは4点固定ハーネスの装着である。下の2点はベルト固定できるポイントは見つかったのであるが、問題は上2点の固定ポイントである:

リアシートのあるグレードだったらリアシートの3点ベルトの固定ポイントを用いれば良いのであるが、生憎GT3は2人乗りで後部座席は除去してあるのである(´・ω・`)多分カーペットで覆われた部分の内側に何らかのボルトなりボルト穴なり、或いは穴開けられるポイントがあるのであろうが、現時点では不明である。幸いワタクシの行きつけのショップがその点を何とかしてくれそうなので、後日お願いする予定である:


あとは消耗品となるだろうタイヤとパッドとローターである。どのぐらい走ればどのぐらい減るのか、交換にどんだけ費用が掛かるのか、トータルでのコスパはどのぐらいになるのか、まぁコレばっかは今冬に走り込んでみないと分からんのである。ただR35よりも300kgも軽くてローター径もデカいし、何よりクソ高いタイヤ及び維持費はR35で耐性が付いてるので、ソコまで酷い事にはならんだろうと思うのである(笑)

*静的荷重と動的荷重
 そう、R35よりも300kgも軽いってのがGT3の最大の利点なのである。軽いと何が良いって、加速減速旋回全てに効くのもであるが、負荷が少なくなる分だけ消耗品の消耗が減る事がである。ただ外車の車重は各種液体類を抜いた上で測った詐欺重量も間々あるので、こういうのはニッポンの陸運局の発行した車検証を見るに限るのである。陸運局はちゃんと実際に量るので、ソコんトコの誤魔化しが効かんのである:

やっぱソコんトコはマジメなドイツ車らしく、ほぼちゃんとカタログ重量通りなのである。前軸重量が570kgで、後軸重量が900kgで、前後比にすると39:61とRRらしいリアヘビーなのである。ただコレはあくまで静的荷重であり、クルマは動いてるんで、コレは動的荷重で見ていくべきなのである:

コレが取説に乗ってた重量であり、動的荷重しか書いてないのである。コレで見ると最大前軸荷重、つまりフルブレーキかけた時の前軸重量が750kgであり、前後比にすると51:49とほぼ4輪均等になり、ソレにより4輪グリップをフルに使ってブレーキングできるのである。巷で「ポルシェのブレーキは宇宙一」と言われる理由がコレであり、RRならではの利点を最大限に活かしてるのである。

 でもって最大後軸荷重、つまりアクセル全開にすると後軸に1070kgで前後比が27:73となるのである。この時点で「ブレーキはほぼ4輪均等に減り、タイヤはリアの消耗が多くなる」って予想できるのである。こういう事が取説にちゃんと書いてあるっちゅーのが、何ちゅーか流石ポルシェである。あと蛇足であるが、R35NISMOの車検証のソレである:

やっぱ前置きエンジンの4WDだけあって、トランスアクスルにしたといえど前55:後45とフロントヘビーなのである(^_^;)あと車体サイズ見て気付いたロンマニアの方もいらっしゃったと思うが、GT3って実はR35よりも小さいのである。だから今までR35で行けたトコってのは、GT3でも問題無く行けるのである。GT3にはフロントリフト機能も付いてるんで、尚更無問題なのである。あと更なる蛇足であるが、NDのソレである:

BMW同様の「The50:50詐欺」ってヤツである(笑)この手のFRが謳い文句にしてる「前後50:50」ってのはドライバーが乗った状態でそうなるのであり、実際はフロントヘビーなのである。あと「車体の形状」がR35やGT3の「箱型」と違って「幌型」になってるのである。豆であるが、この「幌型」ってのは屋根の開く車種は全て該当するのであり、ソフトトップであろうがリトラクタブルハードトップであろうがタルガトップであろうが等しく「幌型」なのである。

*レーシングギア総入れ替え
 でもってクルマには関係無いが、サブタイにあるようにレーシングギアがヤバいのである。何せ最初のR35から10年ぐらい使い続けてきたモンばかりだから、もう限界なのである(´ヘ`;)レーシングシューズは糊が劣化して靴底が剥がれてきたし、レーシングスーツもレーシンググローブも糸が解れてきたし、ヘルメットも経年劣化で本来の衝撃吸収性を失ってしまってるであろう。だから秋が過ぎて本格的にコースに出る前に、コレ等全てを新調する必要に迫られてるのである(^_^;)実は安いヘルメット&長袖長ズボン&軍手でも別に構わんのであるが、ソレで乗って許されるのは車体色とドア色の違うオンボロAE86ぐらいなモンである(笑)

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 だからこの際だから、全てを一新しようと思うのである。ただ単に一新するだけならフツーの人ならば然程問題にはならないのであるが、生憎ワタクシはフツーではないのである(笑)何がフツーじゃないって、ワタクシは身体がデカいのである。シューズも29cmだし、鉢周りも64cmあるし、グローブもXLじゃないと入らないし、スーツは最早言うまでもないであろう(爆)だから全て海外からの取り寄せになる可能性が高いので、今から探しに行かないと間に合わん可能性があるのである。何だかんだ言って、今秋以降が待ちきれない今日この頃であった。

IT'S TIME TO SEE WHO'S WHO

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「どんなに遠くに旅をしても、その距離と同じだけ精神的な旅をしなければ、どこへもたどり着くことはできません」
By リリアン・スミス

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*迷う理由が値段なら入れろ、選ぶ理由が値段なら入れるな
 上記サブタイが、ポルシェを買うにおいてオプションを選ぶ時の極意である(笑)ぶっちゃけた事を言えば、ポルシェのオプション諸々ってのは、基本的に入れて損するモンは無いのである。だからガチで欲しいモンだったら、入れた方が絶対に得するのである。でも何選んでも結構なお値段するから、無暗に彼是入れるとカネが幾らあっても足らなくなってしまうのである。だから基本は「マジのガチで必要なモンをリストアップして、ソレを真っ先に入れる」なのである:

因みにワタクシはこんな感じである。必要なモンや欲しいモンは全部入れて、要らないモンは極力省いて、ちょっとだけ欲しい安いモンを色々入れたって感じである。確かに高くつくオプションも少なからずあるが、でもオプションってリセールの時のプラス査定にもなるから、長い目で見ればお得だったりするのである。

 某ロンマニアの方曰く「コストってのは買値の事ではなく、買値からリセール価格を引いたモン」との事であるが、正にその通りだとワタクシも思うのである。そう考えればポルシェもそのオプションも、コスパは高いと言えてしまうのである。でもってワタクシが今回特に気に入ったのが【LEDマトリックスライト】である:
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こんな風にクルマの方でハイビームとロービームを上手く使い分けて前を効果的に照らしてくれて、前方車や対向車も自動的に避けて照射してくれるのである。だから夜間運転してて、この上ない安心感を感じるのである。少しぐらい高くても、やっぱ安全はケチってはいけないのである。逆に「ちょっとコレは外したかな(^_^;)」って思ったのが【BOSEサラウンドシステム】である:
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何が問題って、GT3が軽量化の為に遮音材を結構省いてる事がである(^_^;)街乗りなら良いが、高速道路だとロードノイズがガンガン入ってくる&スポーツエグゾーストモードにすると排気音も結構入ってくるので、五月蠅くてオーディオがロクに聴こえんのである(´ヘ`;)ぶっちゃけBOSEは下道専用だと割り切るっきゃないのである。

*慣らし道中、山あり谷あり
 さて課題である1500キロの慣らし運転距離であるが、コレはもう走り込むっきゃないのである。某ロンマニアの方曰く「青森ぐらいまで行って帰ってくればすぐだよ( ̄▽ ̄)」との事であるが、肝心のワタクシが単調な走行だと退屈に耐えられなくなって睡魔に襲われてしまうのである(笑)だから遠くへ行くにしてもメリハリが必要になるし、明確な目的が必要になってくるのである。例えばこんな感じにである:


ニッポンのポルシェ乗りの新聖地となった【ポルシェエクスペリエンスセンター東京(以後PEC)】である。場所は千葉県の木更津なのであるが、まぁ旧西ベルリンやカリーニングラードみたいな東京の飛び地という事にしようジャマイカ(笑)というワケで、今日は新聖地の特集である・・・と言いたいトコであるが:

残念ながら休館日だったのである(笑)定休日は月曜だから大丈夫だと思ってたのであるが、運悪く当日はエクストラ休館日だったのである(´・ω・`)まぁソコんトコを一切確認せずに来てしまったワタクシにも非はあるんで、コレはしゃーないのである。でもまぁ主目的は「慣らし運転の距離を稼ぐ事」であり、PEC訪問はオマケなので、気を取り直して次の目的地に移動である:


袖ヶ浦フォレストレースウェイ】は前から気になってたんだけど行く機会に恵まれず、今回こういう機会だから初めて寄ってみたのである。中々良さげなコースであるが、率直な感想は「筑波サーキットしか勝たん」といったトコである(笑)走行会の機会に恵まれないのもそうであるが、やっぱワタクシん家からだとアクセスが今一つなのである。その点、筑波サーキットはワタクシん家からクルマで40分程の場所だから、行き帰りが非常に楽なのである。でもって、次の目的地に移動である:


袖ヶ浦海浜公園】である。海風と潮の香りが、引きこもりのワタクシの身体に染みわたるのである(笑)クルマ好きドライブ好きならば、ワタクシが何故ココに来たかがお分かり頂けたと思うのである。そう、記念に千葉フォルニアで写真を撮っていこうと思ったのであるが・・・


コレ見て一気に萎えてしまったのである('A`)木に巻き付いている黄色い幕であるが、ソコには「路駐禁止」「撮影禁止」と書かれているのである。そう書かれてるにも関わらず、お構いなしに写真撮ってるアホの多い事多い事┐(´д`)┌流石にダサ過ぎて萎えたので、PECに続いてこちらも目的は果たせずじまいである。この後は更に距離を稼ぐために横浜まで行って、ソコから湾岸線沿いに牛久まで戻った次第である。

*慣らし運転の必要性
 今回以外にもこの手の遠征は納車当日を含め数回行っているのであるが、写真を撮ってないのでソコんトコ省略である。ただ納車当日に結構走ったのが効いたせいか距離は良い感じに稼げていて、今現在1250キロほど。あともう少しで慣らし運転も終了である( v ̄▽ ̄)納車当日はレスポンスもイマイチ&完全バランスエンジンであるはずの水平対向6気筒なのに妙に振動が多かった事が気になったのであるが、今ぐらいになるとエンジンが実にスムーズに回り、振動も殆ど感じられないのである:

あとコレがディーラーで貰った記念品のタンブラー&キーホルダーであるが、今んトコ使い道がない次第である。キーホルダー付けるようなモンが今んトコ無いし、あとワタクシは猫舌だから家で熱いモンは飲まないのである(笑)

 最近のクルマは慣らし不要と言われているが、ソレは街乗りオンリーの大衆車の場合である。そういうクルマは抑々レブリミットまで回す機会なんて殆ど無い→フツーに使ってれば勝手に慣らしが終わるので、敢えて言わないだけなのである。が、スポーツカーはレブリミットまでガンガン回すので、慣らし運転は必要なのである:

出来立ての機械はどんなに努力してもバリが多少なりと残ってしまう

バリが残ったまま強い負荷を与えると、バリと同時にバリじゃないトコまでも削れてしまう

必要以上に削れた部分から色々漏れだしたり、その部分だけ耐久性が落ちたり、更に必要な部分が削れてしまったりする

作動不良や寿命短縮の原因になる

( ゚Д゚)マズー

だから時間をかけて徐々にバリを削っていく

そうすれば必要なトコは削れないから、本来の使い方が出来るようになる

(゚д゚)ウマー

コレが慣らし運転をする意義である。レブリミットの半分までもすら滅多に回さない街乗りのみの大衆車ならば、ソコんトコは然程気にしないでも良いのである。が、レブリミットまでガンガン回すタイプのクルマであるならば、クルマを長持ちさせる&壊さないための慣らし運転は必要なのである。あともう少し頑張れば9000rpmまで回せる、その時が楽しみで仕方が無い今日この頃であった。

SVARTSYN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「どんな困難な仕事でも、私はまず”はい、できます”と答える。答えてからやり方を考える」
By セオドア・ルーズベルト

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*スポーツカーの2つの楽しみ方
 同じ100の出力を得るにしても、その方法は大きく2つに分かれるのである。1つ目は「100のムダを200のパワーで補う」であり、コレの典型がR35である。クルマがデカく重たくなっても、大出力とソレを地面に伝え切る為の4WDシステムで補えば、結果としてタイムが出るって考えである。このタイプのクルマにおいて重要なのは大パワーを捻じ伏せるのに特化したドライビングと、あとデカく重たいが故に高額化する消耗品やメンテナンス代である:
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そしてもう1つが「パワーは150しかないけど、100のムダを50まで減らす」であり、コレの典型がロドスタである。でもってGT3はどっちなのかと問われたら、ワタクシの答えは「後者」である。パワーは510馬力とR35と比べ”非力”だが、車重は1465kgまで軽量化(素カレラが1530kg)されてて、サスジオメトリーの改良やトランスミッションの設定等でパワーをムダなく使い切る。GT3はそういったムダの無さが醍醐味なのである。

 まだ慣らし運転の最中なんでハデな事は出来ないのがアレであるが、単純に高速道路のインターチェンジで高めのGを掛けて旋回したり、高速の合流で少し強めにアクセルを踏んだり、そういうトコでこのクルマのヤバさを実感する次第である( ̄Д ̄;)何がヤバいって、ビックリするほどロールしないのである。水平対向エンジンドライサンプだから重心がドチャクソ低いのもだけど、ロールセンターも同じくドチャクソ低いから、強めに旋回しても傾かんのである。でもって車体が軽いから、少し強めに踏んだだけでも鋭い加速をするのである:


NAエンジンだから上まで回せば回すほどにパワーが出る仕組みなのであるが、残念な事に慣らし運転が終わってないから上まで回せないのである(´・ω・`)そう、このクルマは慣らし運転が必要なのである。因みに慣らし運転の方法であるが、ちゃんとマニュアルに書いてあるのである:

このマニュアルが実に秀逸で、必要な分が事細かく描かれていて、実に合理的で使い勝手が良いのである。だから1500キロ走り切るまでは7000rpm以上は回せんし、回せんのなら加速云々に関するインプレは難しいのである。ただソレでも、このクルマの持つポテンシャルがハンパじゃない事だけは容易に分かるのである。

*分かる人の、分かる人による、分かる人の為のクルマ
 そう、このGT3というクルマ、サーキットを速く走る事に特化したクルマなのである。軽い車重、ロールしない車体、硬めのサスペンション等々、全てはサーキットで効率よくタイムを出す為にあるのである。中古市場でターボは少なくてもGT3は結構出てくるのは、つまりそういう事なのであろう。街乗りやワインディングじゃオーバースペック過ぎるから、持て余して売っちゃうオーナーが多いんじゃないかと思うのである:


街乗りやワインディングにはデカいウィングは必要無いし、角度調節機能はもっと要らないのである。あとバックミラー越しに見るウィングは結構ジャマなのである。特にこの手のクルマは覆面にマークされ易いので、後ろが見え難いと少しヤバいのである(笑)

あとレースカー的なドラポジを強いられるこのバケットシートも、公道を気持ち良く流すには向いてないのである。でもこの独特のドラポジ、サーキット走行には実に適してるのである。何が良いって、フルブレーキしても身体が前後に飛んでかないのである。腰をベルトでシッカリ固定さえすれば、そんだけでサーキットでの減速Gに十分耐えられるのである。あとフルバケらしく横方向のホールド性もバッチリだから、結構な横Gがかかっても屁じゃないのである。でもコレ、リラックスして座るには向いてないし、ましてや車中泊なんて以ての外である(笑)


あとカレラ系やターボ系だと5つある走行モードも、GT3だと3つしかないのである。分かり易く言うと「ノーマル=街乗り用」「スポーツ=ワインディングor路面の粗いサーキット用」「トラック=路面状態の良いサーキット用」ってトコである。あと巷では「硬い」って言われる足であるが、ワタクシの率直な感想は「確かに硬いけどゴツゴツしたイヤな硬さじゃない」ってトコである。サーキット仕様のチューニングカーに乗り慣れた人ならば、何ら問題が無いどころか心地良くすら感じるであろう。硬くてしんどいと感じる人は、恐らくサーキット走行の経験の無い人であろう。


あとPDKであるが、変速スピードも滑らかさも異次元レベルである。高回転まで回せないから詳しいレビューは出来んが、街乗りレベルだとCVTかと思うぐらいに何時変速したのか分からんぐらい滑らかで速いのである。ワタクシは常々「究極のトランスミッションはDCT」と言ってるが、ソレが正にコレだと言えるのである。コレをサーキットで使える日が楽しみで仕方が無いのである。


あとライトのPDLS Plusであるが、奮発して入れた価値は十二分にあったのである。基本ハイビームで広角だから前が見易くて、前方車や対向車が来ても自動で照射範囲を調節してくれるから、一々切り替えたりする煩わしさが無い上に安全なのである。ポルシェのオプションって高いけど、入れただけの満足感は必ずあるから、ソコんトコひじょ~に悩まし過ぎるのである(笑)


あとこうした小物の数々も、センスがムダに良いから困ったモンである。実に些細なトコなのであるが、乗る度に見るモン触れるモンがカッコ良いと、その積み重ねで気分もアガってくるのである。言っちゃ悪いが、ニッポン車はこういう細かいトコで手抜きするから、些細な不満が年月を経てストレスへと変わってしまうのである。古人曰く「神はナントカに宿る」ってヤツである。

発達障害者でもポルシェ乗れる
 ワタクシのようなアスペルガー症候群当事者でも、すべき事をシッカリやってればGT3のオーナーになれる。サブタイと合わせて重要な事だから2度言った次第である(笑)納車時のブログでも書いたが、ワタクシは一時何もかも上手く行かなかった時期があり、カーチャンから「実家に帰って何年か休んだらどうか」と言われた事があったのである。その時のワタクシは「ココで休んだらアカン」と本能で感じて踏み止まる道を選んだが、もしも折れて休んでしまったら確実にニート化してしまい、今頃ジャカルタの実家で8050待ったナシだったであろう(笑)

 だからワタクシはワタクシの実体験を以って「発達障害だからって人生諦めるのはまだ早いぞ。すべき事をシッカリやって、積み重ねるべきモンを地道に積み重ね続ければ、人生意外とチャンスが巡ってくるモンだぞ」と、コレを読んでるかも知れない世界中の発達障害当事者(及びその家族や支援者)達に向かって言う次第である。まぁワタクシもまだまだ発展途上で、改善すべき点は山ほどあるのであるが、ソレも今後地道にやり続けていけば何とかなると信じてる次第である。今回のコレはゴールではなく、新しいスタート。ワタクシのクルマ道はまだまだ終わらない今日この頃であった。

TIL ENDES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「天才は必要ない。常識に縛られるな。粘っこく人間を追究し、無人の広野に向かって走り出す勇気を持て」
By 今村昌平

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*大インターネット時代のクルマ
 以前のポルコネ云々で色々言ったと思うが、911に限らず今時のポルシェのクルマってのは、完全にデジタルの塊なのである。よくインプやランエボを指して「ニッポン車はハイテクに頼り過ぎ云々、ソレに比べ会社は云々」って言うけど、ぶっちゃけ外車の方がもっとハイテクしてるのである:

先ずクルマ乗って真っ先に目に入るインパネがコレである。アナログなのはタコメーター1個だけで、後は全部デジタルである。来年ぐらいに出てくると噂されてる992後期型じゃそのタコメーターですらデジタル化されるらしいから、最後のアナログメーター車になるかも知れないのである。


キー回すとこんな感じになるのである。メーターは5つあるが、ドライバーからは両端の2個はハンドルがジャマしてて見えないので、メインで使うのは真ん中の3つである。だから両脇のメーターには重要な情報は乗ってないのである。


デジタルだから、こんな風に必要に応じ項目を自由に切り替えられるのである。でも右端と左端はドライビングポジションを取ってる時には見えないから、リアルタイムで見る必要のある重要な情報は基本的に乗らないのである。


速度計は最重要メーターだから流石に切り替えられず、左端が切り替えられるだけである。

 とまぁこんな感じに兎に角デジタル要素が多いのである。でもUIは良好であり、感覚的に扱えばほぼその通りに動くので、使い方を覚えるのはソコまで難しくないのである。寧ろ実物を弄らずに取説読んだだけで理解する方が困難と言えるのである。

こんな風にセンターコンソールでも設定できる事が山ほどあるのである。


音楽やカーナビと言った従来のモンだけではなく、シャシーのセッティングやタイヤ空気圧の設定、あとソフトウェアのアップデートやクルマの各種機能の設定もセンタークラスターでやるのである。あと一部不適切な言葉が写真に写り込んでるが、ソコんトコ気にしたら負けである(笑)

*さぁ、走り出そう
 新しいクルマを走らせる時に先ず何を考えるかといえば、車体感覚もそうであるが、やっぱ手足で触れる諸々や、目に入る諸々の使い勝手である。たかがスイッチ、されどスイッチであり、些細な事でも長期間ソレを使ってる内にストレスが蓄積して、何時の間にかソレを敬遠するようになるのである。だからクルマを走らせるにおける諸々ってのは、細かいようで非常に重要なのである:


コレがフロントリフトシステムであり、上が下げた時、下が上げた時であり、約40mmほどフロントが持ち上がるのである。お値段は結構したが、コレがあるお陰で段差や坂を乗り越える時にフロントリップを擦らないで済むようになるのである。前のクルマではフロントリップで散々な目に合ったので、コレだけは譲れなかったのである(笑)


あとスワンネックのリアウィングであるが、ココのネジを緩める事で角度調節できるのである。ネック強度もガッチリしていて、ウィング形状もスポイラーではなくガチのダウンフォース発生器なので、効きは抜群である。


バックミラー視点だとこんな感じになり、結構後部視野はジャマされるのである(^_^;)バックミラーだけに頼ると死角が色々ヤバい事になるんで、サイドミラーをちゃんと見る癖を付けなきゃなのである。


あとステアリングは標準のアルカンターラではなく、敢えてレザーにしたのである。アルカンターラはレーシンググローブ付けた状態で握るとボロボロになるので、ソコは敢えて耐久性の高いレザーにしたのである。


あと真ん中のコレはスポーツクロノパッケージに付いてくるモンであり、街乗りでは時計の代わりを、サーキットじゃストップウォッチの役割を果たすのである。でもって時計の両隣にある格子状のモンであるが・・・

アレ実はエアコンの送風口だったのである。丁度ドライバー/パッセンジャーの顔に風がかかるようになってて、快適に運転できるようになるのである。


センターコンソールにはドリンクホルダーがあって、スモーカーオプション入れれば灰皿を置ける&シガーソケットがココに移設されるのである。ワタクシの場合、車載マスク置き場と化してしまったが(笑)


巷では「ポルシェは高額車だけど高級車じゃない」って言われてるらしいのであるが、つまりこういう事である。レザーパッケージなどのオプションを選択しなければ、国産大衆車同様にプラスチックの内装になってしまうのである。まぁワタクシは全然気にしてないので、プラスチックでも全然構わんのであるが。


あと音楽も譲れなかったので、ご覧の通りオプションでBOSE選んだ次第である。GT3では選べないけど、カレラ系やターボ系じゃブルメスターというもっと高級なヤツもオプションで選べるのである。まぁ高級オーディオ入れたトコで実際聴くのは上記みたいなヤツなんだから、BOSEで十分である(笑)


あとコレがイグニッションであり、国産車に良くあるボタン押す方式じゃなく、昔ながらに捻るのである。あと欧州はニッポンに先駆けてデイライトが義務化されてるので、ライトのスイッチは「自動」か「オン」しかなにのである。あとオプションでPDLS Plus入れてるので、照射範囲も自動調整してくれるのである。

*とか言いながら、実際は未だ走り出してない
 さて、走行インプレの方であるが、残念ながら今回はもう時間切れである(笑)何せ言いたい事が山ほどあって、ソレ等が全然まとまってないので、今日はこうしてど~でもいいネタで引っ張りに引っ張りまくったって事である(爆)あと色々デジタル化されてて、ソレも一つずつ検証しながら走ってるんで、ソレも話がまとまらない理由になってるのである(^_^;)少しだけ話すとしたら:

やっぱコレであろう。鋳鉄ローターやPDKと同じぐらい拘ったこのシートであるが、ドラポジが独特なのである。分かり易く言うと、レーシングカーのシートと同系統のモンであり、レーシングカー的なドラポジになるのである。最初は結構な違和感を感じたが実際に走らせてみるとコレが最適解の一つなんだなってのが分かるのである。当然だけど、今は未だ教えてやんない次第である(核爆)


後は右ハンドルのオフセットしたペダルであるが、コレを長時間運転するとどうなるんだって話である。試乗レベルで軽く乗った時には各種補正で大して感じなかった事も、長時間乗ればデカい違和感として出るかも知れないし、サーキット走行的な使い方ではどうなるかの検証も出来ないのである。無論、納車後にはその部分も徹底検証したが、ソレはまた次回な今日この頃であった。

HUNDRE ÅR GAMMAL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「わくわくするのは、追いかけている時のことさ。それに比べりゃ、後の楽しみなんて小さいものよ」
By ウィリアム・シェイクスピア

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*スポーツカーの横綱
 もしも「スポーツカー番付」なるモンが存在するとしたら、1つだけ確実に言える事があるのである。ソレは「何処のどんなメディアがソレを作ったとしても、ポルシェ911の番付はほぼ間違いなく横綱」という事である。実際の速さ、歴史の長さ、伝説の多さ、売上台数の多さ、ブランド力の強さ、熱狂的ファンの多さ、色んな層を取り込む懐の広さ、ソコに込められた技術の精巧さ等々。部分的に911に勝る車種やブランドはあるが、トータルで見れば911に匹敵するスポーツカーは無いと言えるからである:

そんな911のオーナーになる機会が、遂にこのワタクシにも訪れたのである。十数年前は色々ヤバかった時期があって、このままズルズル行ったらニート化して8050待ったナシになった可能性もあったのだが(笑&実話)手前味噌ながらよくココまで持ち直したモンである。

 ソレが全部ワタクシ一人の努力によるモンだとは言わんし、環境や運に恵まれた部分も少なからずあっただろうが、ンな事今はど~でもいいのである。何故ならワタクシがコレから目にするのは夢や願望なんかではなく、マジモンの現実だからである:


当ブログにてGT3納車Xデーまでのカウントダウンをする予定だったが、忙しくてスッカリ忘れてた次第である(笑)更に言うと前回のブログが予約投稿だったから、正確に言うとXデーは一昨日だったのである。ポルセン着いて納車室に案内されてコレ見た時、余りにも興奮し過ぎて理性の箍がニッポンを飛び越えてブラジルまで吹っ飛んで行った次第である(爆)納車の日は何時だって強烈にワクワクするモンであるが、ココまでワクワクしたのはガキの頃の遠足前夜以来である(核爆)

*先ずは一周
 フツーのクルマならば「メインキーとスペアキー渡されて、あと粗品数点渡されて、あとはエンジンかけて出発」でお終いであり、NDの時は実際そうだったのであるが、コレはフツーのクルマではないのである。担当さんが諸々の手続きの準備する間にクルマを見せてもらえたので、そうした次第である:


コクピットはこんな感じである。前にも言ったように右ハンドルのPDKで、シートはフルバケである。あと911伝統の5連メーターは真ん中だけがアナログであり、残り4つはデジタルである。デジタルって事はそう、TPOに合わせて表示項目を色々入れ替えることができるのである。


トランクは前にあり、サスペンションの都合上スペースが狭く深くなってるのである。R35の時はリアトランクが結構広くて、ガンケースみたいな長いモンも結構入ったのであるが、ソレが出来なくなってしまったのである(^_^;)今後コレでサバゲー行く時は、ガンケースは助手席か後部スペースに積む事になりそうである。


トランクの後ろのスペースはこんな感じである。


何が偉いって、右ハンドルに合わせてブレーキバッグがちゃんと右側にある事がである。イタ車や仏車は左のまんまで、その所為でブレーキレスポンスが一瞬遅れたりといった事もあったのである。VWBMWもベンツもアウディもそうだったけど、流石ドイツ車である。


バッテリーだけど、コレ実はリチウムイオンバッテリーであり、標準のソレよりも10キロぐらい軽いんだそうである。最初は「コレ放電とか大丈夫なの?」って思ってたのであるが、曰く「一週間に一度、約20分乗れば満充電されるから無問題」だそうである。


でもってボンネットであるが、カーボンなのである。曰く「カーボンボンネットは剛性が高くて事故時に折り曲がらないから、正面衝突でドライバーが首チョンパする」らしいのであるが、その日が来ない事を祈るのみである(笑)


でもってリアのエンジン積んでる箇所であるが、リアウィングがあるせいで開けられないのである。リアで唯一開けられるのが、このエンジンオイル注入口とクーラント注入口のあるこの部分だけである。因みに画面下にあるのがエアインテークである。


ホイールはセンターロックであり、タイヤはピレリのP Zero Corsaである。雑誌やネットに出てくるタイヤはグッドイヤーだったんで「なぜ違うの?」と聞いたトコ「最初に承認得たのがグッドイヤーだったから」との事であり、次に承認得たのがピレリのコレだったのである。あとセンターロックを外すには特別なレンチ&特殊な器具が必要になるので、ソレ自体に盗難防止効果もあるのである。

*納車前の彼是
 でもって担当さんが手続き諸々の準備が出来たというので、早速テーブルに向かったのである。先ずは保険にハンコ押す事からであり、保険は結構なお値段するのであるが、まぁ保険は万が一の事態の最後の砦でもあるんで、ココは手抜きは出来ないのである。その後ポルコネの本体登録を済ませて、そして各種書類の説明と粗品の贈与である:


取説と整備手帳である。あと何が凄いって、サーキット走行用のマニュアルまでも付いてる事がである。やっぱ車種が車種だけに、オーナーがサーキット走行をする事を念頭に置いてるのである。


でもってコレが車検証や取説を納めるためのケースである。オプションでも何でもなく、純正がコレである。当初は軽トラのグローブボックスに入ってるような青いビニールのヘナヘナしたヤツが出てきたらどうしようと心配していたが、純正がコレで安心した次第である(笑)


キーは手渡しではなく、この様に箱に収めて渡されるのである。蛇足であるがキーはこの地球上に8個しかなく複製不可能であり、その内2個をワタクシが所有するのである。もし万が一紛失した場合は即座に無効化され、その分だけその車体で使えるキーは減ってしまうのである。何故そうなってるかって、当然だが防犯目的である。


あと粗品がコレである。曰く「納車記念にクルマ仲間や親戚家族と共に飲むのが主目的」らしいのであるが、コミュ障ぼっちで下戸なワタクシに死角は無かったのである(笑)じゃあ酒が飲めない人はどうするのと聞いたトコ「そういう人は家のインテリアにしてる」との答えが返ってきたので、ワタクシもそうさせてもらうつもりである。

 コレで手続きや儀式は一通り終了である。あとはETCカードをセットして、エンジンかけてディーラーを出て、慣らし運転に必要な1500キロにできるだけ近付くために走れるだけ走るのみである(`・ω・´)あともう一つ言い忘れてたけど:

右ハンドルのペダルであるが、問題は無かった次第である。フルバケの911で試座してみた事無かったから心配してたが、その心配は無用だったのである。さてコレから走行に関しての話に移りたいトコであるが、生憎もう時間切れである(笑)スポーツカーの横綱の実力とやらを説明したかったのであるが、楽しみは後にした方が良いとも思う今日この頃であった。.

KREK

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「反省し、直そうとするから改善があり、進歩がある。もし自分のやったことが正しいと思い込んだら、その人間の明日は来ない」
By 真藤恒

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ノーモア旧車
 ワタクシが旧車に興味が無いのは、ただ単に新しいモン好きだからではないのである。旧車の何が好きになれないかって、後にも先にも「不便だから」である。カーナビ用のDINが無いだとか、オーディオがカセットテープだとか、ライトがハロゲンなんてのはまだ序の口。シンクロが弱いからギアチェンジに気を遣う、錆が多いから雨の日は厳禁、予想もしなかったトコが壊れる、壊れたら部品が無いから共食い整備の為にもう一台必要等々。旧車乗りが大概「乗ってる時間よりも直してる時間の方が長い」と言うのは、つまりそういう事である。

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 旧車は持ってるけどイベントやオフ会など以外では殆ど乗らないでガレージにカバーかけて保存していて、普段は現行車のセカンドカーを乗っている。ワタクシが今まで会った旧車乗りって、多少の違いはあれど大概そんな感じである。何故そうなるかって、旧車が不便だからである。不便だから事ある毎に乗りたいと思えないし、厄介毎に巻き込まれる回数も減らしたいと考えるのである。偶に「この不便さが快感になるんだッ!」っていうヤツも居るが、少数派である。大概の旧車乗りは不便を我慢して、最大限気を使いながら乗っているのである。

*レストモッドのススメ
 クルマにソコまで詳しくないロンマニアの方々は「レストモッドって何じゃらホイ?」って思われるが、コレは「レストア(修理)」と「モディファイ(改造)」を組み合わせた造語で、よーするに旧車をレストアするついでに、今時のクルマと張り合えるだけの戦闘力アップや利便性を付け加える改造を施す事である。今のネオクラブームに伴いレストモッドもブームになっていて、最高のレストモッドを施されたクラシックカーはヘタな新車スーパーカーよりも高い値段で売れるんだそうである。ワタクシが上記で述べてた旧車の不便さとやらが、このレストモッドだと改善可能なのである。

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 こんな風に元ネタの基本構造やデザインの良さはシッカリ残しながら、現代の技術を用いて各部を改良してしまうのである。ポルシェだと純正で【旧車にポルコネ搭載】とか【旧車に最新セキュリティー搭載】とかやってるが、コレもレストモッドの一種である。旧車にまつわる数々の不便や不足を解消して、旧車ならではの楽しさはそのままに新車同等の走行性能を付与できるのである。問題はお値段が相当する事であるが、その後の諸々の煩わしさに掛かる時間とカネと労力、ソレにレストモッドされた事による価値の上昇と加えれば、価格に見合うモンになると思うのである。

 だからニッポンの著名チューニングショップがこの先生きのこる道の一つとして、このレストモッドに参入するってのもアリなんじゃないかと思うのである。特定の車種で有名なショップが厳選したベース車両を購入して、ソレにレストモッドを施してコンプリートカーとして売る。一見夢物語のように思えるが、実はニッポン車のレストモッドも出てきてるのである:
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ラリーで有名なプロドライブによるGC8のレストモッドであるが、ワタクシが小耳に挟んだ情報によると、値段はどうやら4500諭吉前後するとかしないとからしいのである(^_^;)まぁ施される改造の内容を見れば納得の価格とも言えるが、まぁ完全に富裕層向けのクルマであろう。何ちゅーか、欧米のチューニングカー文化とニッポンのソレとの間には、結構な隔たりがあるのである。

*チューニングは誰の為のモノ?
 やっぱニッポンにレストモッド文化が広まるのはムリかなって思ったのは、欧米とニッポンのクルマを嗜む層の違いである。前にも言ったと思うが欧米は基本的に階級社会であり、スポーツカー文化やモタスポ文化ってのは貴族が主体となって始まったモンであり、故に高額なクルマを取り扱うノウハウが深く根付いてるのである。でもって言っちゃアレだが、ニッポンのスポーツカー文化ってのは、暴走族などのDQN文化の影響が強いのである。だから中~低所得層向けのチューニング文化が根付いていて、高級な考え方に乏しいのである。

 だから「流石にレストモッドは高くてアレだけど、ルーフみたいなメーカーもアリなんじゃね?」って一瞬思ったけど、却下させて頂く次第である(笑)つーのもルーフはソレはソレでアホみたいに高いんで、その時点で多くのスポーツカー好きやチューニングカー好きに敬遠されてしまうだろうからである:
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BNR34とかFD3Sとかのガワや基本構造はそのままに、中身をゴッソリ最新のにしちゃうのである。ただ権利云々の問題があるのと、ソレをやるだけの技術のあるメーカーが存在しないのと、あとこういうのを買う文化がニッポンには乏しいのである( ̄~ ̄)スポーツカーはカネの無いガキの為のモンではなく、カネに余裕のある大人向けの趣味。残念な話だが事実だと言わざるを得ない今日この頃であった。

MØRKE GRAVERS KAMMER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「天の道を行う者は、天下挙って誹っても屈しない。その名を天下挙って褒めても驕らない」
By 西郷隆盛

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*あの日から3ヶ月
 時が流れるのは実に早いモンであり、ロシアによるウクライナ侵攻からもう3ヶ月が経ってしまったのである。でもって3ヶ月経った現時点でのワタクシの結論は「命懸けで抵抗して正解だった」って事である。ちゅーのも、もしロシアの目論見通りに3日間でキーウが陥落してウクライナの主権が奪われてしまったら、その時点でウクライナ云々はロシアの国内事情になってしまうからである。そうなると当然ロシア側による「西側諸国による内政干渉だッ!ソコに大義など無いッ!核による報復ッ!」っていう大義名分が成立してしまうからである。そうすると、もう西側諸国は手も足も出なくなってしまうのである。

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 そう、西側諸国が介入できたのも、ウクライナに未だ主権があるからである。つまり未だロシアの国内問題じゃないからこそ「侵略されてる国があるッ!軍は送れないが助けなければッ!」っていう大義名分が成立できたのである。一部のアホが「命を守るために降伏して、ガンジーみたいに非暴力不服従で戦い続ければいい」って言うが、ンなモン民族浄化+ロシアからの大量植民のコンボでお終いである。ロシア人も同じ人間?世界が黙っちゃいない?歴史を知らんヤツの戯言である。そんな事できるんだったら北方領土問題なんぞとうの昔に解決してるし、チベット問題もウイグル問題も起こってないのである。

*CO2が上手くなる
 数年前ニッポンにて「集団的自衛権ガー」で揉めてた事があったが、ソレに対しワタクシは「今回のウクライナこそが集団的自衛権の意義だ」と答える次第である。集団的自衛権があるからこそ小国でも大国に対し抵抗できるし、勝てなくても主権だけは奪われないし、ケツ持ちに核保有国が居れば攻められる可能性も減らせるのである。さて話は変わって、と:

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ブレーキと言えばABSもそうだけど、最近のクルマの電子制御って切らない方が良いのである。昔のクルマはパワーが然程無かった&電子制御もショボかった→切って自分で制御した方が良かったけど、今はクルマのパワーもガンガン上がって、電子制御も格段に賢くなってるのである。だから電子制御を残した方が安全だし、何より速いのである。ポルシェの電子制御は「何時介入したのかが分からない」ってレベルの出来らしいので、今から楽しみである(^-^)

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CO2が今後ガスガンの主流となるか否かであるが、ワタクシは「東京マルイが採用したら一気に主流になる」と答える次第である。ソレより何より、やっぱトレポンフェスが気になってしまうのである。何せココ最近、システマのシャッチョが「今後システマは∞ポンの中身しか売らない」って言ってきたから、トレポン今後どーなるんだって話である(´ヘ`;)今号にはその事は全然書いてなかったんで、何れにせよ続報待ちである。

*元祖国連vs本家国連
 話は戻って、ワタクシは昔から国連(United Nation)をUnited Nothingと呼んでいたのであるが、今回のウクライナの件で正真正銘のNothingである事を示してしまったのである┐(´д`)┌バイデンがニッポン来た時に【ニッポンの常任理事国入りを支持する】って言ったのも、世耕ちゃんが【国連安保理マジNothing】って言ったのも、つまりそういう事だと思うのである。コレはあくまでワタクシの勘にしか過ぎんのであるが、アメリカは他のNATO諸国やG7諸国と共に新国連作る気なんじゃないかと思うのである。従来の全地球の連合じゃなく、加盟国が民主主義自由主義国家オンリーの、G7が常任理事国を務める国家リーグである。

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 でもって中国とロシアはテメェ等に追随するアジアとかアフリカとか南米とかの専制国家を引き込んで、専制主義国家オンリーの新国連を別に作れば良いのである。国連を2つに分けて、世界の問題は各々が所属する方の国連で片づけてしまえば、拒否権だので揉める事無く物事がスムーズに解決するってモンである。無論完全に分断されるとアレなので、定期的に連絡会を行って互いの国連の擦り合わせを行うのである。にしても20年代になってから思い知らされる事は「人類に自由はまだ早過ぎた」って事である、自由を使いこなせない人間は独裁を求める、その事は今後も変わらないと思う今日この頃であった。