アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

METAL DISCHARGE

 遂に駐車場もゲッツ!!(σ・∀・)σ4月の引越しシーズン、一番厳しい時に「もう満杯です」と断られること数件、「一ヶ所だけ開いてました」と滑り込みで確保。これで後は念願のマイカーをゲッツ!!(σ・∀・)σするのみ。車を買ったらあんなことしてこんなことして・・・・・グッフッフッフッフ(・∀・)・・・・・って、よく考えたら、車買ったら一気に金欠に陥る事をすっかり忘れていたorz

 にしても、最近のワタクシはあまり未来を考えなくなってきていると思う。細かい出費には悩むが大きな出費は刹那的で衝動的でもある。「カラマーゾフの兄弟」ではないが、自分は次男イワンのつもりなのだが、やっていることは長男ドミートリイそのものである。そんでもって、物語の結末は両者ともマトモな終わり方をしていないと来たもんだorz

 まぁ、デカ過ぎる未来絵図を描いて現実の壁にぶつかること数回、誰でもそうなるわな。と言いたい所だけど、未だに未来絵図は捨てないでいる、スティーブ・マックィーン主演「パピヨン」で、主人公パピヨンは無実の罪で捕まって、脱獄に失敗して独房の中で5年間過ごして、白髪だらけになって身も心もボロボロになって出てくるシーンがあるのだが、その時仲間に「何か欲しいものはあるか」と聞かれて、パピヨンがすかさず「脱出用の小船」と言うシーンがあって、思わず大笑いしてしまった事を思い出す。

 その「パピヨン」のラストだが、結局その後再び脱獄に失敗して遙遠の孤島に流されてしまうのだが、パピヨンはそれに懲りずに島にあるガラクタをかき集めてイカダを作り島を脱出する。そして食料も水も無いまま、見渡す限り大海原のド真ん中に流されたパピヨンはこう絶叫する「オレは自由だ!!」と。正に楽天主義の教科書みたいな映画である。

 ワタクシも何らかんら言いながら楽天主義者なのだろう。鬱っ気があって、口では何らかんら言いながらも、足は前に進むのを止めない。ジェットコースターに乗るときと同じだ。カートが動き出して、カタカタと登っていく瞬間は正に恐怖だが、一度登り切ってしまえばいつの間にか恐怖は吹っ飛ぶ。「まぁ、やってみれば何とかなる」がいつの間にかワタクシの座右の銘になっていたりする。形の見えない「未来」の事を考えるよりかは、今輪郭が見えている「現在」を何とかするっきゃない。こう考えて今回もギャグ無しで締めくくる今日この頃であった。