アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE EMPIRE STRIKES FIRST

 昨日は慌しい一日であった。午前にオペをやって、終わり次第電車で東京へ。うつ病・統合失調症患者の心のケアを行う晴和病院 精神科・心療内科行ってきて、その足で大学まで。I助教授に現在の状況を報告して、その足でまた神経放射線科のO教授に挨拶に。そうしてようやく茅ヶ崎に帰った頃は、駐輪場が閉まるギリギリ5分前であった。今考えると、新装開店したhttp://www.air-borne.co.jp/に寄ってから帰ろうとしたのだが、つくづく行かなくて良かったと思う。

 本多先生やI助教授やO教授の話をまとめると、つまりはこういう事だ「何も無理に無理を重ねてやる必要は無い。自分に出来る範囲で頑張って、尚且つその範囲内でベストを尽くせば良い。そうすれば神様がケツの穴に奇跡を突っ込んでくれる」だそうだ(注:ワタクシの手によるアレンジが相当加えられていますゆえ、上記の方々が実際にこのようなセリフを言ったわけではありません、あしからず)。まずは今年9月の地方学会発表をこなす事から始めるとしよう。

 帰りの電車、何気にカー専門誌をキオスクで買って読む。それによると「日本車は98%がAT車。今時MT車に乗る人間は、よっぽどの変わり者か、ハナッからMTしか載せてない車(スポーツカー等)に乗る人たち。よーするに、MT車に乗る人間は相当のクルマバカ」だそうだ。全否定できない所が悲しいorz

 車の購入の時もこう言われた事もある「お客様が購入なされたお車はWRCで鍛え上げられ、ありとあらゆる状況を想定した走りが可能なモデルです。普段の街乗りは勿論の事、お客様が望むのであればそのままサーキットを走られたり、ラリーコースを駆け抜ける事も可能です」。

 これまた「いやいや、流石にそこまではしませんよぉ」と言えないワタクシが悲しい。2,3年後レーシングスーツに身を包み、チューンにチューンを重ねた"トリックマスター"を乗りこなすワタクシの姿が一瞬たりとはいえ頭に浮かんでしまったからである。数年前、初めて電動ガンM4A1カービン)を購入した時も「流石にサバゲーはやらないだろう」と言っていただけあって、今回もどうなる事やら。

 あともう少し、あともう少しである。ようやくハァハァ地獄から一部とはいえ脱出できる。そうしたらワタクシの前にはバラ色のカーライフが・・・・・簡単には来そうにない。後輩曰く「自分もGT-R乗った事があるから分かるんですけど、あの手の車はやたらエンジンが強力で、軽くアクセルを踏んだだけなのにとんでもない加速をするんですよねぇ。大丈夫ですか先輩」・・・・・"トリックマスター"は206kW(280PS)/6400rpm、412N・m(42.0kg・m)/4400rpmのエンジン。ハッキリ言ってGT-R以上である。ちっとも大丈夫ではない今日この頃であった。