アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FORMULAS FATAL TO THE FLESH

 今日もまたドライブ、何か休みの間中ずっとクルマに乗っているような気がする・・・って、実際乗っているのだが(^_^;)。どうも今日は調子が良くない、ギアの繫ぎ方、アクセル&ブレーキワーク、街中でのスムーズな走り、どれをとっても赤点である。"彼女"の怒りがギアの音、無駄な空ぶかしの音としてワタクシの耳に飛び込んでくる。うーむ(-_-;)反省せんば。

 で、話は変わって、交通機動隊にRX-8インプレッサSTiのD型、つまり"トリックマスター"の"姉上"が配置され始めているとの事であった。今まで交機=クラウン、セルシオGT-Rといったイメージが強かったが、これからは高速で厳つい野郎2人組のRX-8やインプGDB-D型を見たら用心せねば。

 そんでもって、本日のお買い物:

サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ ボーカルコレクション 紐育歌謡全集

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 そのためにクルマ走らせたんかい(._+ )☆\(-.-メ) と言われれば「ハイ、そうです」としか答えられないのが悲しい性(笑)何せ神奈川県に無かったモンですから、ハイ。

 その他にも日曜のゲームに備えて消耗品の買い足しを少々。これで明後日のゲームは問題無しである。やっぱりクルマ買って良かったと思う、今まで退屈で仕方が無かった移動時間さえも楽しく感じられる。今までの人生の中で価格、満足度共に最高の買い物であったと思う。これで隣にディープな会話が出来るメガネっ娘(笑)を乗せられれば昇天モンなんであるが、生憎天は二物を与えてくれなかった。

 乗せると言えば、ワタクシはクルマに人を乗せるのは嫌いではない。むしろ、話の会う人間と乗るのであればこちらから御願いしたいぐらいである。最初はワタクシもサバゲー仲間を気軽に乗せたりしていたのだが、これも考えなければいけなくなってきた。人の好意の上に胡坐かく人もいるという事が解ったからである。

 名前は言わないが、ゲーム前日の夜中にいきなり「迎えに来てくれますか、明日何時に駅の前に行けばいいのですか」なんてメールが来た事がある。それを読んで唖然としたものだ。迎えに行くか行かないかに対してまだイエスかノーかも言っていないのに「何時駅の前に行けばいいのですか」と来たもんだ。もう何を考えてるかは明確、最初からワタクシのクルマに乗る気だったのである。勿論、即刻御遠慮願ったが。

 そんでもって最近のやり取りでは:
「電動M93Rもうすぐ出るよね、インプレお願い(笑)」
「インプレって何ですか?」
「インプレッション(impression)の略」
「中を見てみての略語みたいなものですか?」

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いかんいかん、つい言葉も出なくなってしまった。ワタクシがあれほど「何かやる前に、しっかりと考えろ」と言っていたのが全く通じていない。インプレなんて言葉、雑誌やムックに頻繁に出てくる単語である。きっちりサバゲーを勉強して、資料とかを調べていれば自然と目にする言葉である。それでなくても、高校生レベルの英語力があれば"impression"なんて単語すぐに分かるはずである。よーするに、考える事をやめているのである。でなければ、こんな質問はしないはずである。

 これまたマキャヴェリの「君主論」からの引用である
「世の中には3通りの人間が居る。一人目は自分で考え、自分で行動できる人間。二人目は自分で考えられないけど、ヒントを与えれば理解できる人間。三人目は自分で考えられず、尚且つ教えても理解できない人間の3通りである。一人目は文句無しの優等生、二人目はその次に優秀な人間、三人目は無能の"能"の字を"脳"に換えた方が良いぐらいのろくでなしである」

 もし次に会う事があるんだったらこう言いたいものである「もし本当にワタクシや"師匠"についていきたかったら、媚を売る必要なんか無いし諂う必要も無い。ただ、自分で考え、自分で試行錯誤し、自分で経験する、それだけで良い。それでもダメだったらその時は相談に乗る」と。そう言いたい所だが、フィールドの中ではそういった話がしにくいな〜〜と感じる今日この頃であった。