アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WHERE YOU BEEN

 ファーストアルバムが(・∀・)イイ!!最近のワタクシのマイブームである。スリップノットエヴァネサンスもリンキン・パークシステム・オブ・ア・ダウンデリンジャーエスケープ・プランそうだが、最近のバンドはファーストアルバムからいきなり完成された音を出してくる連中が多い。多分、録音技術や演奏技術が向上したのと、大手レコード会社が選びに選び抜いたバンドを積極的にプッシュしているせいもあってクォリティーが高くなるのであろう。それはそれで良い音なのだが、何か面白みに欠けるのである。

 一昔までは、ファーストアルバムといえば「ヘタな演奏、チープな録音環境、形になっていない楽曲」が相場と決まっていた。それをフィードバックして、セカンドアルバムで骨組みを完成させ、そしてサードアルバムで全体像を完成させ一気にブレイク。これがいわゆる"サードアルバムの法則"というものである。ボン・ジョヴィザ・クラッシュ、ハロウィン、エアロスミスメタリカ、スレイヤー、ジ・オフスプリング、グリーン・ディ、ランシドデフ・レパード等数えたら限が無い。

 だが、ヘタクソでも音がチープでもやっぱりファーストアルバムは(・∀・)イイ!!ファーストアルバムには荒削りではあるが、そこには純粋なまでの"情熱"が篭っている。ショービジネスの世界やファンの期待などとは関係無く、"雑念"というものが感じられず、ただ自分達のやりたい事、表現したい事がファーストアルバムでは限りなく100%に近い形で表現されている事が多い。

 ここでワタクシの(独断と偏見に満ちた)オススメファーストアルバム:

ラモーンズの激情

ラモーンズの激情

ブリーチ

ブリーチ

ショウ・ノー・マーシー(紙ジャケット仕様)

ショウ・ノー・マーシー(紙ジャケット仕様)

勝手にしやがれ

勝手にしやがれ

 本当はまだまだあるのだが、数え上げると限がないのでこれぐらいにしておこう(笑)しかし成長していくに従って、どんな形であれどこかで必ず"妥協"が生まれてくるのが残念といえば残念である。古人曰く、妥協は大人になる為には避けては通れない通過点だと言う。でもまぁ、考えるのは面倒くさいのでもう締めてしまう今日この頃であった。