アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE LAW OF DEVIL’S LAND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「経験というものは人が知識において進めば進むほど、それの必要を感じさせるものである」
                               By ルネ・デカルト


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 今回は長くなりそうである、「スターウォーズ」や「指輪物語」ではないが、3部作になりそうな勢いである。聡明なワタクシ(そこそこ!ツッコミ入れない!!/笑)の表現力を持ってしても、今日一日の出来事を一日分にまとめて簡潔に書く事は不可能である。それぐらい濃い一日であった。


 始まりは昨晩夜の"師匠"からのメール「ドライブ行こう、お前クルマ出せるか?」といったメールから始まった。速攻で「YES」と答えたワタクシ。その後MSNメッセで明日九時にワタクシのクルマで"師匠"を迎えに行き、そのままツーリングに行く事に決定。興奮を抑え。床につくワタクシ。


 午前九時十分、"師匠"と合流。"師匠"を助手席に乗せ一路関越道路へ。某走り屋のサイトに乗っていたが、ドラテク上達のコツの一つに「自分より上手い人に助手席に乗せてもらう、または助手席に乗ってもらう」というのがある。これは自分の死角となっている部分を他人に指摘してもらい、尚且つ正しい方法をマスターするまたとない機会なのである。んでもって、最初の出だしからいきなり


"師匠"の教え・その一:
「曲がる技術がなっていない。車間距離の取り方ももなっていない。車体感覚がつかめていない証拠だ」


 と"師匠"からの厳しい御指摘から始まった。クルマは関越道をひたすら北上して埼玉県を超え群馬県へ、"トリックマスター"標準装備のポテンザRE070タイヤとブレンボのブレーキには"師匠"からも絶賛のお言葉が頂けた。が、そこからまた新しい教えが。


"師匠"の教え・その二:
「お前はこのタイヤとブレーキにかなり救われている。これが普通のファミリーカーだったら今頃スピンしてるか、事故で警察とJAFの御世話になっている所だ。ブレーキング、コースのライン取り、荷重移動を計算に入れた走りをしろ」


 クルマは一旦休憩にためにSAに一時停止。"師匠"は私用の電話をかけている間、ワタクシはクルマの点検に。四輪全てをチェックし空気圧の異常が無いかを肉眼的にチェック。エンジンルームを開けオイルの残量と長期ドライビングが予想される為エンジン冷却用ウォータースプレー用水タンクをチェック。全て問題なし。間近に我が"トリックマスター"を眺める、あまりの美しさに思わずこぼれる笑み、そして"師匠"の指摘:


"師匠"の教え・その三:
「自分のクルマにハァハァしない。傍から見ても不気味で怪しい。その隣に乗る奴の気持ちも考えろ」


 こうして、最初ッからドタバタしながらも、とりあえず群馬県に到着。"師匠"オススメの蕎麦屋で腹をこなしたあと、最初のターゲットである群馬県赤城山峠へ。これから攻めに入ることになるのだが、今日はもうヘトヘトなので明日書く事にする今日この頃であった。