アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LITTLE MISS DISASTER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自分が弱虫であり、その弱さは芯の芯まで自分に付きまとっているのだ、という事実を認めることから、他人を見、社会を見、文学を読み、人生を考えることができる」

                              By 遠藤周作


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 何かテレビをつけると、どこの局でも例のグレアム・ヤング萌えの化学オタク16歳ブロガー少女の話ばかりである。ワタクシも人の事言えないんで(爆)あまり大きな声では言えないが、ワタクシには何故この事件がここまで大きく取り上げられるのかがサッパリ分からんのである。逆にワタクシが思うに、こうしてマスコミで大々的に取り上げれば取り上げるほど「あぁ、私は憧れのグレアム・ヤングにまた一歩近付いた」って塀の向こうで喜ぶだけである。


 ワタクシが思うに"ブログ"って言葉と、"僕"っていう一人称が引っかかっているのであろう。日本社会にはまだブログ文化が根付いていない事も今回の騒動を大きくした物であると思う。ハッキリ言うがそんなものはまだ序の口である。不肖・過眠症医師ロン、少なくとも実生活やネットを含め3〜4つの名前と、"僕""オレ""ワタクシ""小生""自分"と5つの一人称を使っているのである<(`∀´)>エッヘン!
(注:ロンマニアの皆様方、"威張って言うな!威張って!!"といった類の真剣の切っ先のようなツッコミは御了承下さい)
よーするに、この類の人種は、世間で騒がれる=自分の存在の誇示、という勘違いをしている奴が殆どである。こーいう輩の扱いはベタ記事で十分過ぎる程である。


 話は変わって、我が愛車"トリックマスター"乗り始めてにもうすぐ半年である、"彼女"と計11000km走って感じた事は純正のポテンシャルの高さに改めて驚かされるばかりであるが、同時に不満点も出てくる。ワタクシがカスタマイズしたいと思っているのはこの"不満点"だけである。別にサーキットに出るわけでは無いので、不満点さえ解消されれば純正の高いポテンシャルで十分やっていける。ドライサンプの様な本格的なカスタムは、ワタクシのドラテクが純正のポテンシャルを超えた時に初めてやればよいと思う・・・・が、その日が来る前に2代目にバトンタッチしそうである(^_^;)


 サスペンションの硬さ以外のもう一つの不満点がシートである。足の部分が高いのである。シートを一番低くして、ステアリングを一番高くして、ようやく左膝がギリギリの所でステアリングにぶつからない、といった程度である。"師匠"直伝の迎えハンドル方を実践しようとすると、左に回すとき左手が左ひざにぶつかってしまい、そこで左折の時だけ変な癖がついている事を実感したのである。


 そこで雑誌の記事で、純正のシートの高さを変えられるというパーツの存在を聞き、一路埼玉の【HKSテクニカルファクトリー】へ。が、話を聞いてみると高さは変わるが足の位置は変わらないとの事であった。ワタクシ自身純正のシートを気に入っていた事と、シートを買い換えるよりも安くつくと思っていたが、現実は甘くなかった。足の高さを変えるには、やはりレカロ+ローポジションレールが必要との事であった。


 が、問題は更に深かった。シートが変わる→視点が下がる→車体感覚が変わるもそうだが、その他にワタクシの無駄にデカいケツと太い大腿に合うシートを探す事の困難さ、見つかったとしても車検に通るかどうか、更には運転席側のシートを替えるとなると、外見的なバランスを取るためには助手席も変える必要が出て来る→出費二倍という問題、更にはレカロに3点固定は(・A・)カコワルイ!!という偏見と独断の元、4点固定ベルトまで手を出す可能性が出て来るのである。こうして今日も、終わり無きカスタム地獄の中を彷徨い続ける今日この頃であった。