アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SURVIVE !

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「夢を語ろう。夢を現実にするのだ」

By ブルース・スプリングスティーン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 言うまでもなく、サンタさんはやってきませんでした、ハイ(笑)ワタクシは"悪い大人"ですので、ハイ(爆)かく言うワタクシも、小坊低学年まで冗談抜きでサンタクロースは本当にいると思ったクチでしたので、ハイ(滅)一応"年末までにビル足付いていなくてもいいからクルマを返してください"と心の中の靴下にメモを入れておいたのですが、これも当然叶わず、年末年始は自分の足とチャリンコと公共の乗り物で過ごすハメになってしまいました、ハイ(T_T)


 しっかし、やっぱり電車は落ち着かない物である。渋滞が無い分時間的にも速くて、コストパフォーマンスも抜群なのは百も承知なのだが、どうも空間に馴染めないのである。どーもワタクシは不特定多数の人間が多くいる所にいるのが苦手な用である。行列には本当に必要な時以外は並ばないし、飲み会などでメンツが増えれば増えるほど反比例して言葉の数が減ってゆく、井戸端会議には殆ど首を突っ込まない、等々数えれば限がないのだが、よーするに他人が苦手なのである。


 そこんトコいけば、クルマの中というのは非常に落ち着く。自然体でいる事が出来るからである。誰にも気兼ねする事無く好きな音楽を大音量でかけられるし、自分の仕草が誰かに見られているという警戒感もないし、知らない人間にジロジロ見られたり話しかけられたりすることも無い。よーするに、他人といるのは疲れるといった所であろう。


 何時の頃からこんな風になったんだ?と自分に問いかけると「さぁ、物心ついた頃からそうだった」としか言いようが無い。特にここ最近の傾向では、自分は人と親しくなるのが苦手な上に嫌われる人にはトコトン嫌われる傾向がある→人に嫌われないためには失言、失態を晒さないようにするしかない→とは言っても、人付き合いを続けると必ずどこかでボロが出て来る→ボロを出さないようにするにはどうすれば良いかと考え込む→人付き合いを減らすことで、ボロの量を減らし質的にも押さえようとする→すると益々人付き合いがヘタになる(以後無限ループ)、といった感じである。


 特に"嫌われる人にはトコトン嫌われる傾向がある"というのはどうも難しいモンである、今回の脳外科での一連の騒動もそうだが、かつて副隊長をやっていたサバゲーチームでもそうだった。ワタクシが滑らせた一言からメンバーの1人と論争が始まり、その後の相手との遣り取りで感じたのは、ワタクシが良かれと思って言った/やった事は、相手にとっては自分に対する悪意や当てこすりと捕らえられていた事である。


 仕事の方では幸い院長が話せば分かる人だったので、長い時間をかけて話し合った結果少しづつワタクシという人間に対する多少の理解を得られたが、世の中話せば分かる人だけでは無いこともままある。理解を得られなかった先の結末はどれも悲しい事に"敵対的決別"であった。O先生&K先生然り、上記メンバー然り、何とか誠実に話したつもりだが、結局はそれすらも悪意や当て擦りと捉えられていたのか相手からの返事は一切無くなっていたのである。


 が、悲しきかな人間一人では生きていけない生物。どちらにしろこの問題はこれからもずっと考え抜いて、トライアル&エラーを重ねながら、"人付き合いにおけるフローチャート"を製作するしかないのである。この"フローチャート製作"って部分が何ともデジタル的人間なワタクシらしいが、今のところこれ以外に有効な方法が見つからない。こうしているうちにも、また明日が来て、また他人と顔を合わせて、フローチャートを更新し続ける今日この頃であった。