アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WHITE TRASH, TWO HEEBS AND A BEEN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「創造は過去と現在とを材料としながら新しい未来を発明する能力です」

By 与謝野晶子


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ネタが無い、ネタが無いのである。クルマが無くなった途端ネタも無くなった。クルマがあればサバゲーも行けて、それでネタが2〜3つぐらい出来る。カー洋品店に行けば、カスタマイズのネタが3〜4個ぐらい出来る。ガンショップへ行けば、ガンのカスタムやタクティカルギアのネタが4〜5個は出来る。それら全部がクルマと密接な関係を築いている事から、クルマが無くなる事がネタ的にもピンチである事がお分かり頂けると思う。


 え?ここは本来医療系のブログだって?だから医療系の話をすればいいんじゃないのかって?\(・_\)その話は(/_・)/こっちに置いといて(注:「勝手に置くな!」という王道、正道路線のツッコミは、邪道を進むワタクシ故御遠慮願います/笑)ワタクシを知っている人なら御存知と思うが、本来ワタクシは生真面目な性格なのに、何故かこういう場では悪ふざけが先行してしまうのである。どうも二重人格が入っているんじゃないかと思うぐらい、オンとオフのギャップが激しいのである。


 さてややこしくなってきたので\(・_\)その話は(/_・)/こっちに置いといて、電車で都心部まで行って買ってきた本日の収穫:

グレイテスト・ヒッツ

グレイテスト・ヒッツ

 BLINK-182である。試聴機で聞いてみて、良い曲が幾つかあったので購入。バンド自身は無期限活動停止(よーするに事実上解散)となったので出てきたベスト版。バンドはブレイクしたアーティストに良くある話で、3枚目のアルバムでブレイク→知名度から来るプレッシャーの中での活動にて人間関係の拗れが出現→修復不可能となり活動停止、といったパターンで消えていったバンドである。


 これは"師匠"から聞いた話であるが、知名度から来るプレッシャーというものは言葉では言い表せないほど凄まじいモンだそうである。よく人気アーティストなんかがドラッグ問題を起こしたりするのは「アルコールなんかじゃ弱過ぎて効かないから」だそうである。ワタクシはミュージシャンじゃなくって良かった((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル


 やっぱりこのベスト盤を聞いていて思ったのが「無名時代の方が良い」という事である。勿論、無名時代は音も演奏もショボいのだが、何よりもプレイに迷いが無く、このバンドの持ち味である"疾走感"が良く表現されているのである。多分これでメジャーレーベルに目を付けられてスカウトされたのであろう。メジャーになった後は曲も演奏も質が向上しているのだが、どうも"迷い"が感じられるのである。ボン・ジョヴィメタリカU2みたいにメジャーになった後もマイペースで音楽やれる人達というのは、どうやら稀有な存在みたいである。


 ドサクサに紛れてもう1つ:

ブーンドックス

ブーンドックス

 「アメリカで最も過激な新聞4コママンガ」と呼ばれている作品の単行本。ゲットーから白人が多く住む郊外住宅地に移り住んだ黒人過激思想の少年ヒューイ・フリーマンが主人公の話。作者も黒人で、主に黒人の観点で白人主体のアメリカの政治、社会、文化に対してこれでもか、これでもかと言わんばかりに毒づきまくる何ともアメリカらしい4コママンガである。


 んで、「ゴーマニズム宣言」みたいに思想を宣伝するためのマンガなのかと言われたら「ノー」である。黒人過激思想を持っているのは主人公一人だけ、その他のキャラはほぼ全員現実主義か諦念志向か政治に無関心で、そのギャップが何とも可笑しいのである。ただ問題点としては、アメリカの政治、文化ネタを理解していなければこのマンガで笑えないという事である。結局の所、何らかんら言いながらネタが出来ていた今日この頃であった。