ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「ああ、滅びるものは滅びよ。崩れるものは崩れよ。そして運命に壊されぬ確かなものだけ残ってくれ。私はそれをひしとつかんで墓場に行きたいのだ」
By 倉田百三
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*湾岸と頭文字が残したもの
バブルだったからと言われればソレまでの話だが、やっぱ80年代後半〜90年代後半はクルマ好きにとっては最高の時代だったのである。何せ免許取り立てのガキがBNR32をフルローンで買えちゃうぐらいだったのであるから、そりゃ何処のメーカーもスポーツカーのラインナップを揃えるに決まってるって話である。そんな時代背景の中で生まれたのが「湾岸ミッドナイト」と「頭文字D」といったクルママンガの二大巨頭である。でもって時は流れ、前者は昨年に連載を終了し、後者ももうじき連載終了。さてココで問題である。この最高の時代と、二大巨頭が無くなった後、ニッポンのクルマ界には果たして何が残ったであろうか。ストリートやモータースポーツの熱気は冷めないままか?バブルが終わっても魅力的なクルマは作られ続けてきたか?二大巨頭に続くクルママンガは次々と登場したか?答えは全て「ノー」である。カネの切れ目が縁の切れ目とばかりに、バブル崩壊して不況に突入したら、ウソみたいに全部消えちゃったのである(´・ω・`)
今走ってるのって、当時クルマに目覚めて以来ずっと走り続けているオッサンか、若いのはオタクかDQNかである。有名なチューニングショップなら何処でも良いから一日中張り付いて、やって来る客層を観察していれば、ワタクシの言う事の正しさが分かってもらえると思う(笑)ぶっちゃけた話、あの時代のクルマって「文化」じゃなくて「ファッション」だったというのがワタクシの結論である。クルマが無い?あっても高い?不況でカネが無い?ソレじゃあ質問である。外国から中古車を並行輸入しようとはしたか?非スポ車を魔改造して走らせようと試みたか?積極的にカートやったりモータースポーツ観に行ったりしたか?もし全部ノーならば、ソレは貴方にとってクルマがファッションの枠を超えてないという証左である。何故走るにおいて安い国産のスポーツカーでなければいけないのか、その理由を今一度考える事をオススメしよう。
*とあるNAと禁書目録
何故安い国産のスポーツカーでなければいけないのか。答えは「皆がそうしてるから」であり、この考え方こそがファッションだっちゅー話である。皆が国産車買ってるから、自分もそうする。皆がクルマ買った後チューニングしてるから、自分もそうする。だから何かのキッカケでクルマ離れが起こると、自分も離れる。たとえどんなクルマであろうが、チューニングしようがしまいが、クルマ好き同士だったら素直に同じ方向性で協調できる。コレが文化だとワタクシは思うのである。さて、小難しい話はウケが悪いので(笑)毎月恒例のアレである:
- 作者:
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2013/05/15
- メディア: ムック
ワタクシ実はNA車は嫌いではない。てゆーか、一度ぐらいは本格的なNAスポーツを所有してみたい次第である。アクセル吹かすと上まで抵抗なく気持ちよく回って、トルクが素直だからすんごい乗り易くて、何より音が心地良い。スーパーカーと呼ばれる車種が頑なに大排気量NAエンジンに拘るのは、決して伊達や酔狂なんかではないのである。でも今の主流は完全に過給機とハイブリッドに移行しちゃってるから、今後は「NA=安物か高級車」の両極端に分かれるであろう。クルマ好きならばV型12気筒エンジンは永遠のロマンだが、将来ワタクシが買える頃になったら、果たしてV12はまだラインナップにあるのかって話である(´ヘ`;)
- 作者:鎌池和馬
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/05/10
- メディア: 文庫
文化だのファッションだの、自然吸気だの過給機だの、流石に疲れたのでコレで息抜き(笑)何ちゅーか、ストーリーや人物を全然覚えていないワタクシが悲しい(爆)アスペルガーの特性と言われればソレまでだが、ワタクシがガキの頃は好きな作品は何回も読み返すのがデフォであり、ストーリーや人物どころか、セリフまで覚えていたぐらいである。でも今は1回読んだらソレまでで、大まかな粗筋ぐらいしか思い出せない。特に最近のマンガやラノベは矢鱈と厨二入ってるのが多い→世界設定やらキャラクターの言動やらが昔以上に複雑になってるので、脳ミソの固くなったワタクシのようなオッサンには厳しい限りである(核爆)
*6番目のお披露目
さて今日は【グランツーリスモ15周年記念イベント】の日である。向こうの時間(GMT)で午後3時、つまりニッポンでは午前0時丁度にイベントが開催されるってワケである。昔はこの結果を知るために、来週号のファミ通を待つしか方法が無かったのだが、流石は21世紀である(笑)今じゃイベントが終わり次第公式で即時アップされるし、イベントによってはUSTREAMで生放送だってやってたりする。ワタクシがグランツーリスモ(以後GT)関連の情報源として最も信頼を置いてるのが、アメリカにある世界最大のGTファンサイトである【GTPlanet】である。管理人がSCEやポリフォニー・デジタルに顔の聞く人物らしいのであるが、今回の発表に記者枠で管理人が呼ばれていて、イギリスはシルバーストーンサーキットから【GTPlanet公式Twitterアカウント】経由でドンドン情報が入ってくるのである。
早速Twitpicから、すんごい情報が次々と入ってきてるのである(;゚∀゚)=3多分世界中のGTファンがワタクシと同じ事を考えてるせいか、大した事無いのに矢鱈ページが重たい(笑)この結果をココで話すと肝心な時にネタ切れするんで、今日はココまでである(爆)でも何ちゅーか、情報社会のパラダイムシフトってヤツを、今ワタクシはリアルタイムで体感してるのである。こうしてニッポンのド田舎の狭いマンションでゴロゴロしながら(核爆)海の遥か向こうあるイギリスで行われるイベントをリアルタイムで観賞できるのである。ワタクシが小坊の頃は、カネに困った大坊が「カネクレタノム」と故郷に電報出して、何故か「ダレガクレタノムナ」とカーチャンに怒られる忌々しき事態がリアルで起こっていたため(原爆)実に驚くべき時代の変化である。ワタクシがジジイになる頃には、果たして情報は何処まで進化するのか。人生も世界もクソだけど、ソレを知るために長生きするのも良いかなと思った今日この頃であった。