アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ABSOLUTE WORLD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「本当の癒しは、安易な自己肯定によるものではなく、否定をくぐり抜けた結果でなければならない」

By 中沢新一


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*カスタムカー否定論

 ワタクシは仕事やら用事やらがあって、結局今年も【東京オートサロン2016】へは行かない予定である。まぁ百歩譲って仕事や用事が無かったとしても、結局行かない事には変わりないのであるが(笑)以前からずっと言い続けてきた事であるが、ワタクシは今現在、チューニングやチューニングカーに対する興味を殆ど失ってるからである。無論、クルマそのものは以前と変わらず大好きだし、チューニングも全くしないワケではないのであるが、何ちゅーか「必要以上にクルマを弄る」という行為に対し食傷気味になっているのである( ̄〜 ̄)コレも前々から言ってきた事であるが、ワタクシは何ちゅーか「ワタクシとワタクシのクルマが他人にどう見られるか」って事に対し関心が殆ど無いのである。



 コレはあくまでワタクシの主観によるモンであるが、チューニングやカスタマイズってのは多かれ少なかれ「他人にどう見られるか」を意識して行う部分があるのである。皆にチヤホヤされて話題の中心になりたい、ソレをキッカケに話を弾ませたい、同じような志向を持ってる人達と仲良くなりたい等々。でもこのブログのタイトルが示してるようにワタクシはアスペルガーなんで、何をどーやっても話が弾まないのである(笑)そう、数年前にアスペと診断されてソレを悟った瞬間、クルマを弄る気を無くしてしまったってワケである(爆)だったら自分に正直になってやりたい様にやるのが一番であり、ワタクシのやりたい事は「運転が上手くなりたい」だから、チューニングは基本必要ないってワケである。


*これからシリンダーヘッド

 ただワタクシはカスタマイズやチューニングそのものを否定するつもりは毛頭無いし、ワタクシの考えを他人に押し付けるつもりも無いのである。ソレ等がコミュニケーションにおける有用なツールである事は認めるし、ドラテクは最低限で十分って考えも否定しない。ワタクシはただ単に「他人との繋がりや組織への帰属やモノで誇示する事でしか自己アイデンティティを築けないのはどうよ?」って言ってるだけである。さて、硬い話は置いといて、と:

Motor Fan illustrated Vol.112 (モーターファン別冊)

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  • 出版社/メーカー: 三栄書房
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そういえば最近、シリンダーヘッドのチューニングって聞かなくなってしまったのである。昔はポート研磨とかハイカム交換とか燃焼室加工とか色々あったけど、最近のクルマでそんなメニューをやる人を見た事ないし、そういうチューニングメニューも見た事ない。やっぱココに書いてあるように、純正の状態で既に完成されてるモンが増えたのと、チューニング屋じゃ手も足も出ないほど各種新技術が投入されてるのもあるんだなと思うのである。無論、ワタクシは腰上も腰下も興味は無い。エンジン関係のチューンはECU書き換え程度で十分であり、更にやるとしてもエアクリーナーとマフラーまでであり、ソレ以上のパワーを望むのならクルマを買い替えろ。ソレがワタクシのジャスティスである。


これからコンバット 5 (芳文社コミックス)

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サバゲーマンガは数多くあれど、一番リアリティーがあるのはコレなんじゃないかとワタクシは思う次第である。サバゲーをネタにした他のマンガってのは大概高坊が主役であり、ワタクシは18歳以下がサバゲーをする事を推奨しない立場だからである。確かに読者ウケを狙うんだったら高坊が読者のストライクゾーンってのは分かるんだけど、こういうのって必ずと言って良いほどマネするバカが居るモンである。流石にマンガの表紙とかに「この作品に登場するキャラは18歳以上です」とかいうエロゲーめいた説明文を付けるのもアレだと思うのである(笑)


*自意識低い系

 話は戻るが、ワタクシがチューニングを好まない理由は上記にある「ワタクシの主目的にそぐわない」と「他人はどーでもいい」の2つ以外に、実はもう一つある事に今さっき気付いたのである。ソレは「ワタクシの自己評価が低いから」である(笑)何ちゅーか「ワタクシは運転がヘタクソだから、ヘタに弄ったって更に乗り越せなくなるに決まってる。ならバランスだけは良いノーマルで腕を磨居た方が吉」とか「ワタクシはブサイクでダサいから、クルマ弄ってカッコよくすればするほどワタクシ自身が浮く。なら弄らん方が吉」とか心のどこかで多かれ少なかれ考えていて、ソレが何か弄ろうとする度に抑制力として働いてるって感じなのである(爆)


 こう言っちゃなんだけど、ワタクシの知る限りでは、クルマ弄りを好む人ってのは2通りあるのである。自己評価が高いか、或いはムリヤリ高く保ってるかである。前者は「俺ならばこのカスタムカーが似合う筈(キリッ)」って考えてドンドン弄っちゃうし、後者は劣等感だとかを誤魔化すためにクルマの方を大きく強くするって目的で弄るのである。昔ワタクシは後者だったけど、最近は「どーせ誤魔化したって分かる人には分かっちゃうんだから、だったら開き直るっきゃないべ( ´△`)」って考え、自分を飾る事を止めてしまった次第である(笑)まぁソレが良い事なのか悪い事なのかはワタクシ自身もまだ分からんけど、自分にウソつくよりかはマシだという確信はある今日この頃であった。