アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE REAL THING

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「僕はね、ロックミュージシャンというのは、みんな一種のコメディアンだと思ってる。カッコいい事と、それから可笑しい事、ファニーな事ってなんか表と裏のような感じがするんだ」

By 佐野元春


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 またまた悪い癖が出てきた、銃が作りたいのである。ワタクシはゲーマーでもあるのだが、実は(てゆーか、もう皆さん御存知なのだが)ガンスミスでもあったりする。サバゲーで沢山ヒットを取りまくったり、フラッグを取ってゲームを決めたりするのも楽しいのであるが、新しい銃を作ってそれを実戦投入してトライアル&エラーを繰り返すのが楽しいのである。裏を返せば、自分にあった銃が未だに見つからない、という事の裏返しでもあるのだが(^_^;)


 で、ただ作ればいい、という物でもない。"用の美"ではないが、欲張りなワタクシは見て良いだけでは満足出来ず、見た目が良くて尚且つゲームでも使えるモノでなくてはいけない。カッコだけ良くて実戦で全然ダメというのは論外、「ウケて勝てる」これがワタクシが銃を作る時のコンセプトである。さて、今ワタクシが作りたい銃はといえば。


MP5


 MP5A5は以前持っていたのだが、ゲームでいざ使ってみると弾が散って撃ち合うと負けてしまう事があったのと、同じ長さの銃でSIG552が非常に優れていたためMP5A5はそのまま引退となってしまったのである。が、いかんぜんMP5系の銃は抵抗し難い魅力があるのは間違いない。そこでMP5を再び作ってみたいという欲望が再び鎌首を擡げてきたというわけである(笑)


 問題は首周りをどう強化するかであるが、既存のMP5シリーズではそこの弱さ故に20mを越えたあたりで弾が散ってしまうという欠点があるため首周りの頑丈だったSIG552の後塵を拝む事になったのだが、復活させるとしたら首周り関係の強化は避けて通れない問題である。最初から首周りの強いMP5Jをベースにするか、一気にメタルフレームを入れてしまうか、う〜む悩みどころである。


②P90TR


 元々優秀な銃と評判の高いP90TR、ここにワタクシのアイディアが入ってくるのである。元々首周りの強さは折り紙付きの同機種、問題はバレルの短さ(229mm)である。そこでバレルを一気に360mm〜400mmまで伸ばしてしまい、飛び出ている分をサイレンサーで隠して、コンパクトながらロングバレルの銃を作ってしまおうという訳である。


 それでもってライラクスから出ているラージバッテリーの入る多弾装マグを装備してしまえば、バッテリーとマグチェンジの心配も無くなるという考えられる限りの理想的な銃が出来るのだが問題が一つ、外観が大きく崩れてしまうのである。かといって外観を守るとミニバッテリーしか使えなくなる上に、給弾不良が噂される純正の多弾マグを使うしかない。う〜むジレンマである


③M16A4+M5RAS


 やはり一番作りたいのはM16系の長物であるこの1丁。M4 CQB-Rも作りたいのだが、やはりワタクシは短物より長物の方が好きなのである。アメリ海兵隊が正式採用したのを見て、そのカッコ良さに惹かれて一度はそれらしきものを作ったのだが、あまりにも実戦で使えないため現在は大手術を経て、電動スナイパーライフル(分隊支援火器、とも呼ばれている)SR−15へと変貌してしまったのである。


 でもって、作れる事は作れるのだが問題が一つ。理想的な重量バランス、実射性能、使い勝手の良さを追及しつつ、外見もリアルに再現する自信はあるのだが、カネと時間が掛かるのである。メタルフレームと一本型アウターバレルに国産モノが無くなり、外国産に頼らなければいけない。んでもってこの外国産パーツというのが曲者なのである。

 
 素直に組みあがったら恩の字。運が悪ければババを掴まされ、それのすり合わせに殆どの時間を費やしてしまった挙句二進も三進も行かなくなりショップに持ち込むハメになってしまったりもする。それでも、新しく新規に3挺目のM16を作るか、M4A1かSR−15のどっちかを改造してM16A4+M5RASに変えてしまうかでジレンマに陥るほどM16系に対する未練が捨てきれない今日この頃であった。