アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

REBORN DOGS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「目標は他人に頼っては駄目。目標はいつも自分の中から生まれてくるべきなんだ」

By タイガー・ウッズ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 若者のテレビ離れが進んでいる?素晴らしい事である(笑)日本でも「オブリビオン」や「グランド・セフト・オート」が高く評価されている?更に素晴らしい事である(爆)コレ言っちゃ大変アレだが(^_^;)ヒナ鳥みたいにただ口を開けて、親鳥が一方的にエサを口に放り込むだけの時期は過ぎて、自分の意思で空にを飛び、自分の意思で自分の欲しいエサを取る時がやってきたのである。最初はマトモに飛べず風に吹き飛ばされるは、エサには逃げられるは、逆にエサにされそうになるはで大変なこと必至であるが、ソレを克服した時の快感は病み付きモンである。一度ソレを味わうと、親鳥が持ってきた最上のエサが如何に不味かったかが理解できると思うのである。コレをワタクシが言うと説得力ゼロどころか、むしろマイナスなのだが(核爆)ワタクシはコレだけは確信出来るのである。


 で、昨日散々延ばし過ぎて話せなかった【メタルギアソリッド4:GUNS OF THE PATRIOTS】の話に戻るとしよう(笑)このゲームの何が凄いのかを一言で語ると・・・

「芸が細かい」

・・・であろう。先日延々と話したように、コレこそがむしろ"Made in Japan"の真骨頂だとワタクシは思うのである。自主規制で280馬力しか出せないのに、トルクを43kg.m出そうなんて考えるのは、世界中でも日本人だけである(笑)例えばこのシーン:

スネークが「セーフティー(安全装置)がかかっているぞ、ルーキー」というシーンであるが、よく見れば(コレじゃ見辛いが^_^;)セーフティーはかかっていないのである。しかも、通常はこーゆーシチュエーションじゃセーフティー外してもセミオート(単発)までなのが、キャラクターの性格を反映して思いっきりフルオート(連発)までセーフティーを外しているのを見た途端、思わず勢い良くカフェオレ吹いてしまったモンである(笑/勿論、こんな場面でフルオートなんぞにしたら、いざと言う時に相手が反撃→発砲→連射→暴発→跳弾→(゚д゚)マズーなため)


 その事は、スネークが銃を奪った直後、確実に装弾(実戦じゃ未確認の銃に必ず弾が入っていることを保証できないため)するためコッキング→構えたシーンからも伺える(セーフティーがかかっていたら、そのまま相手に向けて構えられない→セーフティーがかかっていない証拠)のである。その他、隊員たちが使っている武器も【H&K・XM8】で統一されていて、各隊員の役目ごとにバレルの長さやアクセサリーの有無が違うトコまでさり気なく再現されていたりするのである。因みに、メリルが使っている【デザートイーグル50AE】は本来実戦には適さないモンであるが、ココは演出。男性でもマトモに撃てない銃をあえて女性に装備させて、互いを際立てるといった「ブラック・ラグーン」や「ワイルダネス」といった日本マンガでの常套手段の1つである。


 んで、冒頭であるにも関わらず、いきなりこんなシーンまで出て来たりする。前作の45口径オートについてのウンチクも凄かったが、コレに至っては「ソコまでするか、フツー( ̄Д ̄;)」って唸ったモンである:

無論、ID銃云々はフィクションであるが、M4ライフルの行がマニアックなのである:

  • ドレビンが銃にマガジンが入った状態で、銃口を自分に向けて渡している→フツーは「銃には常に弾が入っていると思って扱え」が大原則である→もし銃を他人に渡すとしたら、マガジンを抜いて、ボルトを開けた状態で、銃口は上を向けて渡す→つまりコレは「俺を信用しろ」っていうドレビンのパフォーマンス。
  • スネークがマガジンを抜いてから、一通りM4を分解した→M4は汚れに弱いから、必ず一度分解して汚れ具合をチェックする。因みにマガジンを使ったこの分解方法は、本職の方々がやっているそのまんまの方法。
  • 「フレームにがたつきが無い」「フリーフローティング」→撃つまでも無く、命中精度が高いことが容易に想像できるという意味。
  • 「官給品とは違って、精度が高い」→官給品のコルト製M4はマジで作りが荒く、ソレ故差動不良が起こり易い。だから、モノホンのPMCの方々もコルト製じゃないM4ライフル(ナイツ・アーマメント製、ブッシュマスター製など)を使っている。
  • 「安心しろ、接着剤なんか入れていない」→ココでスネークが覗いていたのはガスチューブ。M4はリュングマン方式→発射ガスを直接ボルトに吹きかけて、ボルトキャリアを後退させ排莢&次弾装填を行う方式→つまり、ガスチューブを接着剤で塞いでしまえば銃は作動しなくなるワケで、実際M4を含むM16系統の銃をダメにする方法の常套手段。

とまぁ、グラフィックの質もさながら、たったの1シーンでココまでマニアックな事やっているのである(;^_^A)無論、コレは終わりなんぞではなく、まだまだ始まりである。さぁって、やりまくるぞ〜〜(* ̄0 ̄*)ノ・・・・・と言いたいトコだが、悲しい事に明日は学会(ToT)→出発が早いから、寝るのも早めなきゃならない→こーしてブログ書いてる間にも、貴重な時間はドンドン削られていっているワケである(笑)というワケで、更なるネタ&時間確保のため(爆)早々に締める事を御了承頂きたい今日この頃であった。