ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「勇気は、安らかな暮らしを得るために必要な投資だ。それを知らない人間は、小さなことにつまずき続けるだろう」
Ｂｙ アメリア・エアハート
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
時事ネタで申し訳ないのだが、「ホリエモン」が遂に「堀江容疑者」になってしまった。ワタクシが思うに、彼は「日本のスティーブ・ジョブズ」か「日本のビル・ゲイツ」になりたかったのであろう。だから会社を大きくして時価総額を上げる事ににあんなにこだわっていたのであろう。
海外誌が企業を評価する時に指標となる部分が、正にその時価総額だからである。時価総額で世界一になって、米国"タイム"誌や"ニュースウィーク"誌の表紙を飾りたかった。それで限界を超えてアクセルを踏んで、カーブを曲がりきれずにコースアウト、世間で言う"ライブドア事件"は要約するとこんな事であろう。恐らくは孫正義やその他ベテランドライバーからしてみれば「ほーら、やっぱりリタイヤした。マシンに頼りすぎて、ドラテクがそれに追いついていないんだよ」という事であろうか。
ホリエモ・・・・・ぢゃなくて堀江容疑者が口にしていたのが「みんな金のために働いているんでしょ。愛社精神？そんな甘いことを言っているから、会社がなくなっちゃったんでしょ」という言葉である。如何にも一般庶民の"勝ち組"に対するジェラシーを駆り立てて新聞／雑誌の売り上げを伸ばすのにはもってこいの言葉である。
が、この件に関してはワタクシも同意見である。何故皆受験戦争を戦うか、何故皆英語教育に熱を上げるか、何故皆資格を取るために駆け回っているか、何故皆ベンチャー企業を起こしたがるか。世界平和のためか？第二のマザー・テレサになるためか？キリストに一歩でも近づくためか？否！！！である。皆「カネが欲しい」からである。いい大学を出れば、英語が堪能なら、資格が沢山あれば、ＩＴで起業すればカネが稼げるからである。ワタクシは悪人が嫌いであるが、それ以上に偽善者が大嫌いである。
皆様、カネは御好きでしょうか？ワタクシは胸を張って大声で「ワタクシはカネが大好きです！！」と言えます（爆）てゆーか、「カネが嫌い」という人を探すのが困難なのではなかろうか。勿論中にはカネ以外の目的で上を目指す者もいて、実際ワタクシも何人か会った事があるが、それは上記の「カネが欲しい」人々と比べれば悲しいぐらいに少数派である。
つまり何が言いたいかというと、ワタクシを含め誰もホリエモンを批判する資格は無い、という事である。ホリエモンの悪口を言う人々に「貴方はヒルズ族みたいにカネを稼ぎたいですか？」と聞かれればほぼ例外なく「イエス」と答えるであろう。上記の「カネ以外で動く少数派」の方々はこうしたスキャンダルに興味は無いだろうし、聞かれても何とも思わないであろう。
ワタクシ的に言ってしまえば、ホリエモンは上記でも言った通り「直線でアクセルを踏みすぎて、カーブで減速が追いつかず、そのままコースアウトしてリタイヤしたレーサー」であり、それ以外の何でもないのである・・・・・とこんな事を言った途端に昨年末の悪夢がフラッシュバックしてきて、あとホントに数日なのに"彼女"がひたすら恋しくなってしまって堪らない今日この頃であった。
