アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WELCOME TO HELL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「死の床についていると言って良い有様だ。才能のある若手が出てこない」

By 宮崎駿 〜 日本のアニメ界について


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ようやく"彼女"の退院が今週末に正式に決まった、あとはq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pしながら待つのみである。ただしコレをやると、一日が1年ぐらいに感じてしまうので仕事に精を出すことにした(笑)幸いな事に仕事の量は増えてきているので、やっているうちに一日が過ぎた、という事が多いのはある意味良い事である。


 人間、二つの事を同時に行えるように出来ていない。つまり何かに集中しながら悩んだり不安になったりする事は無いのである。悩みや不安を抱えているロンマニアの皆様、仕事じゃなくても趣味でも家事でも何でもいいからとにかく忙しくしてみて下さい。手一杯でとても悩んだり不安になっているヒマが無くなるはずです。悩みや不安を抱えている時に何もしないというのは逆効果なのです。


 この事で思い出したのが、ホリエモンが拘置されているという独房の事である。ワタクシ的に言えば、アレは"拘置"なんて生易しいものでは無い。ハッキリ言ってアレは"拷問"である。あの見たからに息が詰まりそうな三畳半の部屋に閉じ込められ、情報の出入り、肉体的な行動、更には太陽の光までもが極度まで制限される状況に追い込まれ、しかも食事も貧相で冷暖房も効きが悪い。


 外からの情報が一切入らず、自分からは何一つ発信出来ない。すると今までそうすることにより紛らわせてきた"不安""恐怖""自己憐憫"という感情は行き場を失い、自分自身の中でメビウスの輪の如く延々と走り続ける。あの殺風景で狭くて息苦しさを与えるような独房、効かない冷暖房、貧相な食事がそれに拍車を駆ける。


 暖が取れて外部の情報を得られ自己を表現できる場は唯一つ、取調室である。が、そこには百戦錬磨の"落とし"の達人である東京地検取調官が待ち受けているのである。一度心を隙間を見せたら最後、そこから強引に手を捻じ込んできて最後には骨の髄までしゃぶり尽くされるとの事である。あの殺風景で狭くて息苦しさを与えるような独房と、あの手この手で取調官が心のハッキングを仕掛けてくる取調室。"容疑者"と呼ばれる人々はこの2ヶ所を往復する生活を延々と続ける事になるのである。


 こんな状況下に置かれたら、いつか精神的に参ってしまうであろう。思いっきり現代人なワタクシにとっては独房に拘束されなくても、インターネットと新聞の無い生活想像するだけで((((;゚Д゚)))ガクガクブルブルである。そんな状況に陥ったら、コミュニケーションを大の苦手とするワタクシ様な人間には堪ったモンでは無い。やはり人間真面目に生きるのが一番である(笑)


 いて欲しくは無いのだが、逮捕されそうな気配のあるロンマニアの方々(核爆)拘置生活のコツをワタクシがお教え致します(水爆):
①完全黙秘、これに尽きます。通常の取調べは勿論、雑談もダメ。
 雑談から心のガードを崩してくると言うのは取り調べの常套手段との事。
 話をして良いのは接見弁護士のみ。
②食事と自然現象以外は何もしない。面会や新聞やラジオにも目を向けない。
 独房の中の行動も監視されていて、そこから切り崩される可能性があるため。
③そうすると尋常じゃない精神的負荷が掛かるが、公判まで耐え抜く。
こうすれば自白による証拠を出す事が無いので、公判が有利になる・・・・・と聞いたのだが、実際逮捕された事がないので確認のしようが無いネタを延々と書いてしまった今日この頃であった。