アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LET THERE BE ROCK

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「孤独が必要なんですよ。孤独の時間をとれなかった自分の弱さを今、反省しています」

By 小泉純一郎 〜  過密スケジュールにより、ダウンした際に


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 走った、トコトン走った。と言っても勿論ワタクシ自身では無い(笑)まず最初に、明日のゲームに備えて大宮の【404 Not Found | 鉄道模型・プラモデル・ラジコン・ガン・ミリタリー・フィギュア・ミニカー 玩具(おもちゃ) の通販サイト】にクルマを走らす。何故いつもの相模原ではなかったかと言うと、単に走りたかったからである(爆)店が変わっても、結局中身は殆ど変わらなかったワケだが、何はともあれ走れて満足である。


 そこで一通り装備品を揃えた後、「群馬の【ガンショップ・ゆう遊う】って結構有名だけど行った事無いな、一度行ってみるか」ということで、大宮から関越を下ってそのまま群馬まで直行。店は至って普通(?)の玄人向けガンショップであったが、店があった場所がこれまた長閑な郊外地であるちょっと肌寒いが都会の喧騒と離れた良い雰囲気である。


 やはり遠征は(・∀・)イイ!!顔見知りが一人もいない所でクルマを適当な所に停めて、ちょっと肌寒いのは玉に傷だが長閑に田舎の風景を楽しみながらコーヒーを片手にのほほんと過ごす。これも"師匠"に教えられた休暇の過ごし方だが、一人で行くとこれまた格別な物がある。次は是非ともガソリンを飲まない"彼女"と行きたいものである(核爆)


 止まったコンビニで群馬県の地図を見てみると、【ガンショップ・ゆう遊う】と赤城山がそれほど遠くない事に気付く。そこでスケベ心を出して赤城山登頂・・・・と行きたかったのだが、意気揚々と行けたのは標高1000mまで、そこから先は積雪とアイスバーンのため断念。う〜む(-_-;)山を甘く見すぎた、やっぱり峠は春になってからである。

 
 とにかくあんなに心臓に悪いヒルクライムダウンヒルはもう懲り懲りである。何せタイヤが殆ど役に立たないのであるから、迂闊にアクセルもブレーキも踏めずステアリングも切れない。ギアを低く入れてエンジンブレーキを最大限に効かせて、最徐行で確実に抜ける。


 それでもタイヤが滑る滑る、「をををっ、左後輪がスリップした!!」悪夢がフラッシュバックする前に「ををををっ、右後輪が上手くロックして持ちこたえたっ!!!」ステアリングも「やばっ!後輪滑った!!」と思ったら「よっしゃ!!前輪が持ちこたえた!!!」と何とか無傷で赤城山を脱出。AWDLSDがこれほど有難い物だと思った事は無い。これがFFのインテグラセリカカローラだったら・・・・・(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル


 赤城山を出たら急に腹が減ったので、これまたネットコミュニティーで好評の【だるま大使】へ向かう。流石群馬でも1,2を争うラーメン有名店だけあって行列が出来ている。が、こういう店に限って逆に客の捌きが上手くて、行列が長い割には時間的にあまり待たされずラーメンにありえつけた。こってり味でネギの風味がたっぷり効いた豚骨ベースのラーメンであったが味は(・∀・)イイ!!群馬に行く御予定があり、尚且つラーメンに目が無いロンマニアの皆様、【だるま大使】はオススメです。


 一通りやることも終わったので帰る事にした。カーナビで距離を測ってみると、茅ヶ崎まで最短距離でなんと200km。当然、苦にはならない。何故ならそこには完璧なドライビングポジションから生み出されるワタクシの手足のように動く最高のクルマと、渋滞の無い気持ち良い高速道路、それにカーステレオから流れるノリノリのHM/HR。移動が"苦"どころか、むしろ"楽"である。


 こうして遠くへ離れ、脳ミソを空っぽにして気の赴くままに走るというのは、なんて素敵な事なのであろうか。今までの悩みや不安がウソのように消えてなくなる。勿論根本的には何も解決していないのだが、気の持ち様が全然変わってくる。"リフレッシュ"とは良く言ったものである。


 インプSTiに乗りたくても乗れない人間が世界にどれだけいる事か。それどころか働きたくても働けない人が世界中にどれだけいる事か。五体満足でない人間が世界中にどれだけいるか。そう考えると、確かにワタクシ自身は今、自分の"夢"からはかなり遠のいてしまったが、こうして仕事があって、収入があって、五体満足でインプSTiを乗り回せる。これを"幸福"と呼ばずに何て呼べばいいのであろうか。500km走りまくって身体はクタクタでも、大声で「ワタクシは幸せ者だぁ〜〜〜」と叫びたい今日この頃であった。