アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

PURE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自分の創った作品を見ても、どこにも僕はいないよ。ただ、そこに作品があるだけだ」

By アンディ・ウォーホル


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて本日は"彼女"についての話。とはいってもモノホンの彼女が出来たわけでは無い(笑&涙)勿論"トリックマスター"の事である。"彼女"は実は現在茅ヶ崎にいない。実は【http://www.sa-ichikawa.com/】のドックにいるのである。はい( ・◇・)?「何でわざわざ市川に?」とお尋ねでしょうか。実は3月末にチューニング屋の一大フェアーがあったので、ドサクサに紛れてスポーツキャタライザー+α+β+γ+δを買ってしまったモンでして、ハイ(^_^;)


 言うまでもありませんが衝動買いです、ハイ(爆)後悔?全然していなかったりする。ワタクシはただ一番自分が望んでいる事をやっただけで、それがたまたまクルマだった、ただそれだけのことである。カミュの「異邦人」ではないが、気が向くまま、ややこしい理屈や世間体などには目をくれず自分の思うがままに行動しただけの話である。


 何処かのお笑い芸人の言葉であるが「自分が楽しんでいない奴が、他人を楽しませる事なんて出来ない」とあるが、実に的を得た言葉である。人間、どんなに上手く隠したつもりでも必ず何処かから感情が漏れ出すモンである。ましてや感情が思いっきり顔や言葉や行動に出るワタクシのような人種は尚更である。不快感が身体からにじみ出ているドクターに誰が好んで診られたがるものであろう。


 今考えると、これが今までの失敗の元だったのかもしれない。自分では上手く隠したつもりだけど、不満、怒り、嫌悪といったネガティヴな感情が身体のあちらこちらから漏れていて、それが患者さんや一緒に働く人達に不快感を与えていたのだと思う。そんな状態で機械的にノルマをこなしていても、周りから見れば「嫌々ながらやっている」と受け止められたりもしたのであろう。そりゃぁ和の中に入れたがらないワケである。


 そこで上記のお笑い芸人の言葉を読んで、ワタクシ自身でもある意味吹っ切れた感じがしたのである。「ようし、自分を徹底的に楽しませてやろう」と考え出したのもこれがキッカケであり、それがクルマでありサバゲーであったりするのである。真面目に働いている方には不謹慎と思われるかもしれないが、今のワタクシの頭の中はこれでほぼ一杯である。


 ヒマさえあればチューニングプランや銃のカスタマイズの事を考え、給料明細を見るたびに「今月はどれだけ節約できるか」ではなく「今月は最大どれぐらい使えるか」を考えている。自慢ではないがワタクシは医師で、しかも独身である。食いっぱぐれる事なんか無いし、カネなんかいくらでも稼げる。それに留学の「り」の字も、結婚の「け」の字も、開業の「か」の字も見当たらない今、何をケチケチする必要があのであろうか。


 そう考え始めた途端、過去の事がどうでも良くなってきた。ターボのブースト圧設定や電動ガンの重量バランスの事を考え出すと、そっち(過去)の方はどうでもよくなってくる。それにチューンがキマったクルマでサバゲーしに行ってきた後は清々しく週明けを迎えられるモンである。それにどんな形であれ、ハァハァした後は自然と笑みがこぼれるモンである(爆)こうしてまだ月初めにも関らず、もう既に月末の給料明細と次のチューニングプランで頭が一杯な今日この頃であった。