アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

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 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人類はまだ未成年であり、死は一つの未成年者誘拐である」

By ルイス・ニュセラ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


過眠症医師ロンのどーでもいい話、その4:ムバンガ


とある大手ゼネコンが、アフリカ某国での大型ダム建設の受注を勝ち取った。ダムの建設予定地にある村への説明会に向かうため、その大手ゼネコン幹部が通訳を引き連れて現地入りした。


「貴方達の思い出深い土地を沈めてしまうことに関しましては、当方と致しましても苦渋の決断でした」
「ムバンガ!」
「でもこれだけは天地に誓います。我々は決して貴方達の土地を無駄にはしないという事を」
「ムバンガ!」
「我々の作ったダムが、この何もない大地に電力を与え、そして電力は新たな活力を生み出します」
「ムバンガ!」
「そうです、我々は貴方方と、貴方の国の未来を築くために、このダムを建てたのです」
「ムバンガ!ムバンガ!」
「以上で話を終了させて頂きます、御清聴の程有難う御座いました」
「ムバンガ!ムバンガ!!ムバンガ!!!ムバンガ!!!!」

鳴り止む事のない村民の熱狂的な「ムバンガ!」コールに感無量となったゼネコン幹部は惜しみつつもその場を背にして、最後に村長に会釈した後その幹部は村を離れることにした。帰る直前、村長が通訳に一言言った。


「村長は何て言ったのかね?」
「帰り道には足元に気をつけて下さい、この道は牛車や馬車がよく通るから、牛や馬のムバンガを踏まないように、との事でした」


過眠症医師ロンのどーでもいい話、その5:地獄の沙汰


あるヤクザの幹部が銃撃戦に巻き込まれ、頭部を撃たれ絶命した。彼は今までの行いが祟って地獄へと堕ちる事となった。閻魔大王は彼にこう言った。
「何か言いたいことはあるかね?」
「一切ありやせん。極道に入った時から行き先は地獄と覚悟していたこの身。準備は出来ておりやす」
「良いだろう、その潔さに免じて、地獄を選ぶ権利を与えよう。地獄は3つある、好きな所を選ぶが良い」


最初に案内された地獄は火炙り地獄。そこには磔にされ永遠に身を焼かれて苦しむ亡者の姿があった。生前暑がりだったそのヤクザは、ここではとてもやっていけないと思い首を横に振った。


次に案内されたのは血の池地獄。そこには息が出来ずもがき苦しむ亡者の姿があった。生前カナヅチだったそのヤクザは、ここでもやっていけないと思い首を横に振った。


最後に案内されたのは、何の変哲もないベッドルーム。そこにはヒットラースターリン毛沢東に集団暴行を受けているマリリン・モンローの姿があった。
生前無類の女好きであったそのヤクザはすぐさまこう答えた。
「ここにしやす。いや、ここにしてくだせぇ!」
すると閻魔大王が一言
「お主、何か勘違いしておらぬか。あれはマリリン・モンローを罰しておるのだぞ」


過眠症医師ロンのどーでもいい話、その6:神様


とある少年は新しいゲームを買うために1万円が欲しかった。「神様、僕に1万円を下さい」と2週間神様に祈りつづけたけど何も起きなかったため、少年は手紙を書くことにした。封筒のあて名には「神様」と書いた。


それを受け取った郵便局員は気を利かせて、その手紙を総理大臣官邸にに送った。手紙を受け取った総理大臣はその内容に感心したが、1万円は少年には多過ぎると思い500円を送ることにした。


それを受け取った少年は早速礼状を書くことにした。
「神様ありがとう。でも、僕は1万円をお願いしたのに500円しか入っていませんでした。手紙の送り元が東京都永田町になってます。政治家が僕の9500円を横領したという事ですか?」


 といった今日この頃であった。