アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NECROPOLIS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「物事を外観によって判断しないのは、浅薄な連中に決まっている。この世の真の神秘は目に見えるものであって、目に見えないものではないのだ」

By オスカー・ワイルド


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*新型モデルの陰で

 先日【S206】と【2012年モデルR35】の話を一気にやってしまったら、案の定ネタが無くなってしまったのである(笑)というワケで・・・


過眠症医師ロンのど〜でもいい話・その53:船長の赤いシャツ

その船は、今にも一隻の海賊船に襲われようとしていた。
しかし船長は落ち着いた表情で、副長に「わしの赤いシャツを持って来い!」と叫んだ
船長はそのシャツを着るや、まるで鬼神が乗り移ったかの如く勇猛果敢に戦い始めた
そして多数の死傷者を出しながらも、見事海賊達を追い払ったのである


次の週、二隻の海賊船が襲ってきた
やはり船長は副長に命じて、例の赤いシャツを持って来させた
そして更に多くの死傷者を出しながらも、海賊船を追い払うのに成功したのであった


その晩のささやかな祝賀会で、新入りの水兵が船長に恐る恐る尋ねてみた
「あの〜、船長はなぜ戦いの時に赤いシャツをお召しになるんですか」
「ウム」船長は生意気な水兵をジロリと睨みつけながら言った
「わしが戦いで傷を負っても赤いシャツが血を隠してくれる。船員どもが怖じ気づくことなく戦うためじゃ」
水兵をはじめ、それを聞いた男達は自分たちの剛毅な船長を心から頼もしく思ったのであった


次の日の明け方、今度は十隻の海賊船が近づいてきた
戦い慣れた船員たちも、さすがに押し黙って船長を見上げた
船長は何時ものように平静な面もちで、副長に対しこう命じた


「おい。わしの茶色いズボンを持って来い!」


過眠症医師ロンのど〜でもいい話・その54:2つのニュース

ある女性が妊娠したこと事が発覚した
しかもその日のうちに、妹からも妊娠したという連絡がきた


その日の夜:
女「あなた、今日は2つもニュースがあるのよ」
夫「なんだい?」
女「妹が妊娠したのよ。あとあなたはパパになるのよ」
夫「それで2つ目はなんだい?」


過眠症医師ロンのど〜でもいい話・その55:建設費を懐に

ある酒場に日本人・米国人・中国人の政治家が
集まって話をしていた


日本人「あそこに橋が見えるでしょう?」
米国人「立派な橋ですね」
日本人「実はここだけの話、建設費の10%を懐に入れましてね」
そして日本人と米国人はニヤニヤ微笑を浮かべた


米国人「あそこにビルが見えるでしょう?」
日本人「高いビルですね」
米国人「私は30%を懐に入れましたよ」
今度は両者は爆笑した


すると中国人が言った
中国人「あそこにダムが見えるでしょう?」
日本人・米国人「いいえ?」
中国人「100%懐に入れました」


過眠症医師ロンのど〜でもいい話・その56:陣痛の分配

一組の夫婦が、出産のために病院へ行った
病院に着くと、医者は「陣痛の一部を父親に振りわける機械を発明したと」言った
その機械を使ってみないかと持ちかけられた夫婦は、二人そろってぜひ使ってみたいと答えた


医者はまず最初に、つまみを10%に合わせた
たとえ10%でも、父親にとってはこれまで経験したことがないほどの痛みになるという
ところが、出産が進んでも夫はなにも感じないので、もう一段階あげて欲しいと医者にお願いした


医者は「それでは」と20%に合わせた
医者は夫の血圧と脈拍を調べたうえで、相変わらず元気ピンピンであることに驚いた


50%まであげても依然ピンピンである。
これは明らかに妻の助けとなっているいうことで、夫は痛みを全て自分に分け与えるよう医者に頼んだ


妻はほとんど痛みもなく、健康な赤ちゃんを産んだ
新たな家族の誕生に、夫婦はこの上ない幸福感に包まれていた
そして新たな家族の一員を我が家に連れて帰ってみると・・・


・・・玄関で宅配便業者が、苦悶の表情を浮かべたまま死んでいた


・・・といった今日この頃であった。