アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LUCIFER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「ナンバーワンの思想は他人との競争が前提だ。それは苦痛を伴う。オンリーワンの思想は自分との競争が前提だ。そこには喜びがある」

By 田中真澄


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 前回は東京モーターショー2007であったが、今ホットなのが現在開催中(今月の19日まで)の【パリモーターショー2008】である。何ちゅーかまぁ、時代も変わったモンである(^_^;)ホンダ・NSXにまつわる伝説の一つに「NSXの登場以来"スーパーカーと街乗りは両立し得ない"って言い訳が通用しなくなった」って事で、ソレ以来フェラーリやポルシェなどが従来の「レースカーにナンバーつけたシロモノ」路線に加え、街乗りにも使えるラインナップを入れるようになった、ってのがある。で、R35が発売以来は「街乗りに」加え「低コスト」だとか「環境」だとか「居住性」だとかいう要素まで加わったからさぁ大変(笑)ワタクシ的に生意気言わせてもらうと「何処のメーカーもR35やレクサスIS−F意識し過ぎワロタ」ってトコである(笑)


 例えば【ポルシェ・パナメーラ】とか【ランボルギーニ・エストーケ】とかみたいなのがソレである。てゆーかポルシェはともかく、ランボルギーニに「街乗り」だとか「多様化」だとかを求める顧客がいるのであろうか( ̄_ ̄;)ワタクシ的には、あの「( ゚Д゚)ハァ?居住スペース?快適性?欲しけりゃワーゲン乗れや(゚Д゚)ゴルァ!!」って言わんばかりの頑なさがランボルギーニの魅力だと思っていたのであるが、やっぱ21世紀だな、ウン(笑)あとわざわざリアサスをマルチリンク式にしてまでトランクスペースを確保&燃費が7.5km/Lという【フェラーリ・カリフォルニア】なんかは開き直っちゃっていたりする(爆)


 で、その中にマツダMX−5ごとマツダ・ロードスターの【マイナーチェンジモデルが展示】されていたりする。説明を書くのが急に面倒くさくなったので(笑)手っ取り早く動画にて:

ほぉ( ̄o ̄)エコに突っ走り過ぎな21世紀ニッポン、敢えてアナログ&NA&高回転に磨きをかけてくるとは天晴れである(笑&ホントの話)今度、日本で正式に発売され始めたら試乗してみよう。何せ買うつもりナッシングでも、乗っておけば数日分のネタになる(爆)左足がそろそろ鈍ってきた頃である。DCTも良いが、3ペダルMTの感触を忘れるのは勿体無いと思ったからである。


 そうそう【グランツーリスモTV】でやっていた空力ネタがネット上にあったのである。面白かったので貼っておくとしよう・・・てゆーか、ネットで見られるんだったら、わざわざ300円出す必要なかったし(笑)ネタは【S2000・タイプS】と【シビック・タイプR】を使った空力検証であるが、こーやってサーキットで走らせて実際見てみると分かり易いのである:



たかが純正、されど純正である(-_-;)ホンダは何らかんら言って、やっぱF1でガチやってるだけあって、そのテのプロが空力をシッカリ作り込んでるのである。チューニング業界も21世紀になったっちゅー事だと思うのである(笑)


 例えどれだけレベルが高いアマチュアがいても、最後の最後で笑うのはやはりプロであるとワタクシは思う。クルマで例えるとチューナーがいくら優れているといっても、高等教育にて基礎理論を徹底的に叩き込まれた上、F1とかWRCだとかル・マン24時間とかいったガチンコの修羅場くぐってきたプロと比較してしまうと、その懐の深さは絶望的なまでに違ってくるのは当然である。何ちゅーか「ブラックジャック」を全巻読破して「ER−救急病棟24時間」を全シリーズ観て、ソレを丸暗記できても医者になれないのと一緒である(笑)医者になった後で読み返して&観返してみて分かったのだが、いくらリアルに作り込んでいても、その場に直接携わらなくちゃ分からん事の方が遥かに多いのである。


 ちゅーワケで、ワタクシ的な結論としては「ココ2〜3年の間に出た新型モデルはヘタに弄っちゃいけない(^_^;)特にエアロ関係」といったトコであろうか(笑)以前読んだ本にエアロダイナミクスの特集があったのであるが、サスペンションなんかとは比べモンにならんぐらい複雑なのであり、特に最近のモデルのソレは何処も容赦なく作り込んでいる→そうホイホイと「軽量化」とか「ダウンフォース確保」とかの名目で換えられるシロモノなんぞではなく、増してや「ドレスアップ」なんて言おうモンなら「俺達が寝るヒマ惜しんで、磨きに磨き上げたエアロダイナミクスを・・・許さんぞ〜〜ヽ(`Д´)ノ」ってメーカーの空力担当の声が聞こえてきそうである(爆)かく言うワタクシも空力が故と思われる車体の不安定さによりクルマ1台潰しているので(核爆)エアロに手を加える事は今後一切ない気がする今日この頃であった。