アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FEASTING THE BEAST

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「もし人生が二回あればお母さんの言う通りに高校へ行くけど、一回しかないんだから自分の自由にさせてください」

By 船木誠勝 〜 格闘家になる旨を親に告げて


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 う〜〜む拙い、拙いのである(-_-;)ワタクシの"持病"の回復が思わしくないのである。"発作"と思われるような症状もチラホラ見られていて、流石に周りにも分かったらしく同じ部署で働いていたドクターの強いススメもあって、本日飛び込みで【うつ病・統合失調症患者の心のケアを行う晴和病院 精神科・心療内科】まで病院の人と一緒に来院。生憎主治医のH先生が居なかったので他の先生が変わりに診察を受けたのだが、結果は予想していた範囲で悪い方向へと転がってしまったのである。即ち、"持病"は軽いものではなく既に本格的なモンで、治療のための投薬および療養が必要、との事であった。


 ワタクシ自身、生まれて初めて"金縛り"だとか"幻視"とか"幻聴"とか"せん妄状態"なるモノを体験してしまったので、こうなると流石に「ノー」とは言えなくなってしまう。休まなきゃいけないのは止むを得ない話なのだが、問題は"どういう形で休むか"である。主治医のH先生が薦めているのはスバリ"入院"なのである。入院して、周りの余計なものを取り除いて、自分(達)がシッカリ様子を見ながら完全に回復するのを待つ、という事であった。ただ休むだけだと、周りから治療の妨げになるような色々なものが五感を通して飛び込んでくることが多少なりともあるため、だそうである。


 確かに入院も悪くはない、環境をガラリと変えてしまうにはこれほど効果的なものはないと思う。が、問題が2つほどある。1つは"ノートパソコンを買い直さなければいけない事"である。ここ(ブログ)の更新もそうだが、ワタクシの場合コミュニケーションのツールの大半をメールやネットで行っているため、外とのコミュニケーションを取るためにはネットに接続したパソコンが不可欠なのである。もっとも病院次第ではあるが"パソコン持ち込み不可"の場合はワタクシ的には入院はちょっとムリであると考える。コミュニケーションの手段が無くなるのも1つだが、外からの情報が入ってこないというのも考えモンである。


 2つ目にして最も深刻なのは"入院費用がない事"である、5月中にクルマの保険料の支払い、自動車税、消耗品の交換など一気にドカンと来てしまい、今財政の方がピンチだったりするのである。入院というからには、当然の事ながら普通に生活するよりも費用が掛かってしまうのである。しかも怪我とか事故とかの入院みたいに1〜2週間だけというワケにはいかず、話を聞いた限りでは入院するとしたら最低でも1ヶ月、長くて2〜3ヶ月だそうである。入院費を想像するだけでもう頭がオーバーヒート状態である。


 当初の計画では財政的に苦しいのは今月までで、あとはローンも払い終わった事もありバリバリ働いて稼げば不足分を補った上おつりが来る・・・予定なのであったが、仕事を休むと医療手当てが出るとはいえ減収は止むを得ない状況なのである。その上入院費まで払わなければいけないとなると正に大打撃である。まぁ理想的には自宅療養なのだが、こればかりはワタクシ自身の判断でどうにかなるモンではない。近日中に主治医のH先生ともう一度話し合う事になっているのだが、やはり心はいくらでも騙せても身体にウソはつけないものだとしみじみ思う今日この頃であった。