アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SHADES OF DEEP

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「楽しいと思う方法で毎日トレーニングせよ。ベストを尽くせば誇りに思える」

By フレデリック・カールトン・ルイス


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 日本の予選敗退が決まって暫く経たないうちに、もう既に「次のサッカー日本代表監督候補はオシム」って情報が出てきたのである。川淵キャプテンが会見の席で思わず漏らして、自ら「世紀の大失言」と言っているが、物事を常に斜めに見るワタクシは違う見方をしていたりする(笑)。ワタクシが推測するに、コレは失言なんかではなく、狙って漏らしたのであろう。そうすればマスコミの目はイヤでもオシムオシムのサッカー哲学や選手育成法などに割かれ、バッシングから一部目をそらさせる事が出来る。あくまでワタクシの推測に過ぎないが、もし本当だったら川淵キャプテンは相当な切れ者である。あとはどっかのスポーツ新聞が「ジェフ市原オシムが現在監督やってるチーム)、オシム離脱を惜しむ」という見出しを書いてくれれば完璧である(笑)


 さて、休みのワタクシがする事といえば決まっている。何時もの様にエンジンをふかして、適当に思いつきで行く場所を決めて、そこへ向かってただひたすら走るのみである。今日は【超自動後退かしわ沼南】と【超自動後退市川】の二ヶ所をハシゴしてきただけ。欲しいモノ?特になし(笑)ただ両方とも超大型店舗だったから、何か吊るしで面白いもの無いかな〜〜って感じでブラリと行って来ただけ。残念ながら面白いモンは発見できず、ただハイオクガソリンを24L消費するだけに終わったのである。


 我が"師匠"が下積み時代に自らの"師匠(以後大師匠)"のアッシーを務めていた際に散々言われていた事が「俺を酔わせるような運転はするな」と言う事であった。勿論、ワタクシも"師匠"に同様の事を言われていたりする(笑)つまりは急ブレーキ、急発進、クラッチ抜け、変速ショック、コーナリング時の急激なロールetc等であると推測されるが、"師匠"曰く"大師匠"の教えはその後の自分のドライビングに大きな影響を及ぼしたと言われるのである。つまりそれらはドライビングおいての"無駄"な部分であるからである。


 "大師匠"の言いたい事を物理学的に言えば「運動量保存の法則」といった所であろう。スポーツドライビングってやつは、エンジンが生み出すエネルギーを如何に消失させる事無く前進のエネルギーに変えることが出来るか、この一点に尽きるとワタクシは考えている。ドライビングの3原則「走る、曲がる、止まる」のうち、前者はエネルギーを生み出す行為で、残り2つはエネルギーの消失に繋がる行為である。つまり速く走りたければ「可能な限り多く走って、可能な限り少なく曲がって、可能な限り少なく止まる」という事を実践すればよいのである。


 で、エネルギーの無駄な消失に繋がる行為が上記の急ブレーキ、急発進、クラッチ抜け、変速ショック、コーナリング時の急激なロールetc等であり、これらの行為を行う事で走行時の前進移動は妨げられるのである。それをプロのワークスがやるようにワタクシ個人でやる事は不可能に近いが、それに近い事は実は可能なのであるとワタクシは考えている。近々それのためのピットインをする予定なのであるが、エンジンの状態や走行状態を数値化して検証すればよいのである。そうすれば、今まで以上にエンジンやターボについての情報が得られ、客観的なデーターに基づく理論的な検証が可能になるであろう。


 とは言ったものの、実際どこまで出来るかは、実はやった事ないんで全然分からないのである。上手く行けば今まで以上に走りをエンジョイ出来るようになるかも知れないし、あるいは単なるドレスアップだけで終わるかもしれない(爆)が、ユリウス・カエサルではないが、賽は既に投げられた(てゆーか、勢いに任せて自分で投げた/自爆)ので、やってみるしかない。木曜にピットインして、金曜の仕事開けに受け取りに行く。どこまで"彼女"の奥底が覗けるようになるかが楽しみである。あと多少の強化パーツも同時に入れたので、それも楽しみではある。


 にしても、月初と月末は殆どクルマ弄りに費やしてる様な気がする・・・・じゃなくて、実際に費やしているのだが(^_^;)「サーキットへ行く」という目標が出来てから、また色々とやりたい事が増えて困っているのである。実際にサーキットをイメージして公道で走るのは勿論の事、ブーストアップといった個人的な楽しみから「如何にクルマを無駄なく操れるか」に焦点が移っていて、そうするとまたまた落とし穴が見つかったりするのである。こうしてエンドレスのカスタム地獄に片足どころか両足ハマっている事にようやく気付いた今日この頃であった。