アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BLACK AS PITCH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「20歳だろうが80歳だろうが、とにかく学ぶことを止めてしまった者は老人である。学び続ける者は皆若い。人生において一番大切なことは、頭を若く保つことだ」

By ヘンリー・フォード


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて、本日は予告通り「慣らし運転」である。足回りの強化が一通り終わって、後は走ってこの感覚を覚え込ませるのみである。アーム類、リンク類を思い切ってフルピロ化してしまったのである。フルピロ化すると今までのゴムブッシュにありがちな"遊び"の部分が無くなって、よりダイレクトにクルマの挙動が伝わってくるようになるのである。が「伝わってくる」ということは、当然「伝えられる」ということでもあるのである。実際に本日運転してみて感じたのは、リニアに挙動が伝わってきて大分乗り心地も良くなって、コーナリング中のロールもかなり押さえられていて非常に良かったのだが、その反面自分のステアリングワークがモロにクルマの動きに出てくるのである。


 で、どうするかと言われたら「走るのみ」である。某サッカー日本代表新監督ではないが「走って、走って、走る」のみである。勿論、走れば上手くなるとは限らないが、走らないヤツに上手いヤツは居ないのである。特にワタクシの様に絶対的にも相対的にも経験と技術が劣るヤツは、それこそ人の3倍走り込むぐらいの覚悟が必要なのではと思うのである。でもまぁ、やりたい事は一通り終えたし、これで当分走りのみにに集中出来そうである。


 メンテナンス時期を計算してもオイル類を除いては3万キロ以上走らない限り問題の出そうな所は無い。つまり、3万キロを超えるまでは特に大掛かりな事はしないという事でもある。欲を言えばクラッチをツインクラッチに、フライホイールを軽量タイプのやつに、ブレーキディスクを2ピーススリットディスクにしたいと言うのがあるのだが(笑)これらもまぁ純正でも十分過ぎるほど使えるので、然る交換時期に合わせてそれらに交換すれば良いだけの話である。焦る事も無いし、それ以前にカネも無い(爆)


 で、「走る」と決めた日にはいつもの事ながら300km前後は走ってしまう。コレぐらい走らないと走った気がしないのである(笑)流石にまだ慣れていないので群馬まで行って赤城や碓氷を走る度胸は無かったが(爆)それでも他県まで遠征して有名なショップを数件ハシゴして回ってきて、満タンだったガソリンがあっという間に1/3以下になるぐらいは走ったモンである。しかし何ていうか、相変わらずガソリンは高いままである。一時期安くなって「お、良い感じじゃん」と思った途端また上がってきて、高い所だとリッター146円(ハイオク)である。以前にも述べた事があるのだが、ワタクシの出費の中で最も大きいのが「ガソリン代」であるので、安くなってもらわないと困るのである。


 話は変わって、他県のショップで【89式小銃】を触らせてもらえたので、そのインプレを軽く述べるとしよう。この89式小銃というシロモノ、誰がこんなアホな事考えたのかは知らないが、とにかくセーフティーレバーが使いにくい。右側についていて使いにくく、動きがやたら動きが固い上に、「安全」→「連射」→「三点」→「単発」と全く実戦を想定していない切り替わり方になっているのである。通常、戦闘においては撃つ直前まで「安全」にしておいて、敵を発見してマジで撃つ時になってから、やっとレバーを切り替えてトリガーを引くである。


 で、アサルトライフルという物は「単発」で使うのが普通であって「3点」や「連射」はよっぽどの事がない限り使わないのが近代戦闘のセオリーである。現に米軍のM16を始めとして、他国のアサルトライフルは通常左側にあって、「安全」→「単発」→(たまに「3点」)→「連射」という実戦に合わせた切り替え方になっているのである。ハッキリ言って、「安全」の次に「連射」があって喜ぶのはサバゲーマーぐらいなモンである(笑)ウチの"師匠"はノーマルマグの単発撃ちを多用するから、もうこの時点で"師匠"がお気に召さない事が容易に想像できる。


 次に、マガジンが入れにくいのである。M16みたいにハウジングを広げていないから、咄嗟の時に素早く入れにくいのである。しかもハウジングがきつくて、素直にマグが入らないのである。これではマグチェンジの時のタイムロスに繋がる事請け合いナシである。しかもコレ、実銃と全く同じ寸法で作ってある→実銃も同じようにマグチェンジがしにくい、という事なのである。89式小銃の生みの親の顔を是非とも一度拝んでみたいモンである。当然、ノーマルマグ派である"師匠"が、もうこの時点で拒絶反応を示される事は想像に難くない。


 次に構造であるが、自衛隊に訓練用に納入されたものとほぼ同じ物を使っているだけあって、何と最初からフルメタルボディーなのである。剛性に関しては問うだけ無粋と言うモンであろう。ショップの人に聞いた所、ホップシステムもM14と同じ新形式のホップシステムを採用しているというから、命中精度に関しても問うだけ無粋というモンであろう。構えてみると、これが結構しっくり来るのである。丁度M16を小振りにしたという感じで、確かに日本人の体格に合わせて設計したと言うのは満更ウソではないようである。固定ストックの形状も調べてみたが、見た感じよりも意外と細くて小さく、どうもラージバッテリーは納まりそうに無いのである。


 が、これも"裏情報"なのだが、マルイも89式小銃の売れ行き次第では空挺用の折り畳みストックも出すとの事であった。それだったらワタクシも考えないでもない。ワタクシは多弾装マグ派なのだが、実は殆どバラ撒かないのでマグチェンジは殆どしない場合が多い。バラ撒く時は味方の援護をする時か、味方を進めるために相手に向かって牽制を仕掛ける時ぐらいなモンである。だからマグチェンジも1ゲーム中1回するかしないかだったりするのである。


 本格的に使うかどうかは別として、コレクションとしても価値があるので是非とも欲しい・・・・・と思ったら、この89式小銃は意外とヒットしていて、ファーストロットがもう殆どのショップで売り切れなのである。ワタクシが「セカンドロットは何時頃になりそうなの?」って聞いた所「2〜3ヵ月後」との返事が返ってきたのである。クルマ弄り同様、サバゲーの方も消耗品以外は現状維持のままで2〜3ヶ月はやっていきそうな予感がする今日この頃であった。