アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LAST WARNING

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「ここにいるのは英雄ではない。ただの一人の男だ。撃て! 臆病者め!!」

By チェ・ゲバラ 〜 ボリビアにて自らの死刑執行時に、射殺を躊躇する兵士に言い放って


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 気が付いたら何時の間にか【東京マルイM14SOCOM】が再来週にも発売予定だったりする。ワタクシ的にはもう既に【フルサイズM14(QDストック)】があるので「M14SOCOM(゚⊿゚)イラネ」なのであるが、M14は冗談抜きで良い銃である。【89式小銃】もそうであったが、新型ホップ&首周りのフルメタル化で面白いように当たる。無風で質の高いBB弾を使えば30mでA4用紙どころかCDサイズにキッチリ収まる。ワタクシはM14を手にして、その命中精度に感動したあまり、サバゲーを始めて以来長年に渡って愛用してきたステアーAUGミリタリーを箪笥の奥に追いやったほどである(笑)


 89式小銃に関しては、我が"友人"【DEVILOCK君】もこう言っていたのである「いやぁ、面白いように当たりますよコレ。セミオート戦って普通は"1発ずつしか撃てないけど、当たるのかなぁ(^_^;)"って不安になるものですけど、この銃だと不思議なぐらいに安心出来るんですよ、ハイ。単発でしか撃てなくても"撃ったら確実にソコへ行く"って安心感がありますから」と。ワタクシも当分はM14と89式小銃、それにG36Eの3つでやっていくつもりである。「鉄砲は当たってナンボ」という考えをお持ちのロンマニアの皆様、騙されたと思ってM14シリーズか89式小銃を買ってみると良い。「何コレ?カスタムしなくてもノーマルでこんなに当たる!アーメンハレルヤピーナッツバターだ!!」ってなるはずである(笑)


 いきなり話は変わって何だが、やっぱり"nerd"と上手くやっていく事なんて今のワタクシには無理である。同じ空間、自分の半径15mにいるだけで息が詰まりそうである(x_x;)愚痴っぽい話で申し訳ないが、今年度になって事務の方が2名定年で辞めて、その後に新たに2名入ってきたのであるが、2人が2人ともバリバリの"nerd"なのである。雑談でも周りがそれに興味ある無しに関わらず、それらを無視して延々と自分の話ばかりする。自分自身にしか通用しない価値観やプライドを持っていて、それが自らのアイデンティティーと言わんばかりに異様な固執を見せる。周りとの連携が上手く行っていない事が全く理解出来ず、他人が注意してもそれを聞こうとせず、それどころか逆ギレする。逆ギレの原因は大概「自分は正しいはずなのに、誰もそれを分かってくれない!」だったりする。その2人の行動を逐一ビデオに収めて編集して「典型的な"nerd"の見本」とでも書いたラベルを貼って、教本DVD作って一儲けしたいほどである(笑)


 そう、ここまで書けば大概のロンマニアの皆様ならお分かりかと思うのであるが、ワタクシが"geek"と"nerd"を区別する基準は趣味の種類ではないのである。その人のライフスタイルなのである。ニューヨーク・ヤンキース松井秀の趣味が"アダルトビデオ鑑賞"である事は余りにも有名な話であるが「松井秀は"nerd"か?」と問われたらほぼ間違い無く「ノー」である。チームプレーが何よりも重要なベースボールというスポーツで、しかも老舗中の老舗で他の何処よりも"伝統"と"格式"にこだわり、フィールド内外での紳士的な行動が常に求められ、ラフな格好はおろか顎鬚や長髪すらNGであるニューヨーク・ヤンキースというチームのクリーンナップを任せられた事のある人間が"geek"でなけれ何と言うのであろうか。"nerd"ではバッターボックスに立つどころか、メジャー昇格すらムリである。


 逆に言えばどんなに上手く一般世間で言われている"オタク趣味"をカモフラージュしようとも、またはどんな崇高な趣味でオブラートしようとも、果ては無趣味であったとしても、"nerd"は"nerd"なのである。趣味に問題があるワケでもなく、日本社会が閉鎖的で排他的なワケでもなく、ましてや自分が凄過ぎて周りがついて行けないワケでもない。自分の周りしか見えなくて、自分の世界以外の世界を知ろうとせず、自分の物差しでしか物事を考えられないヤツは何をどうやっても"nerd"なのである。同じ"nerd"であるワタクシが言うのであるから、コレばかりは少なからず自信があったりする(爆)


 さて、ヤンキースの話をしていたら思い出した事が一つある。ワタクシはプロ野球の応援歌が好きでなかったりする。老舗の球団も新設球団でも、結局中身は「○○、ファイト〜〜」なのである。どうせならこういう粋な応援歌にして欲しいモンである。

Tessie

Tessie

 ボストン・レッドソックスのロゴが入っている事から分かると思うのだが、コレはれっきとした球団公式応援ソングなのである。歌っているのは同じく地元ボストン出身のパンク・バンドであるドロップキック・マーフィーズ。タイトルは"Tessie":

 選手紹介のアナウンスをよくよく聴いてみるとバンドメンバーの紹介であり、7人のメンバーの名前と楽器パートを解説しており、細かい事に本来の楽器パートでなく別の楽器をプレイしている事までキッチリとアナウンスされていたりする。歌詞も中々粋な内容であり、一番笑えたのが1曲丸々通じて一回しか「レッドソックス!」としか言っていないのである。蛇足だが、歌詞の中にある「ボストン10番目の選手に任せておけ」とは「千葉ロッテマリーンズ26番目の選手」と同意語で「レッドソックスのファン」という意味である。とまぁ、今回もオチに困って動画に頼ってしまった今日この頃であった。