アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MONOTHEIST

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「友人に不信を抱くことは、友人に欺かれるよりもっと恥ずべきことだ」

By ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 【ポルシェ・カイエン】の誕生秘話を某雑誌で読んで、ワタクシも感心させられたモンである。ポルシェはご存知スバル同様「コレしか出来ない、コレしかやらない」系のメーカーで、頑なにRRの水平対向エンジンにこだわってきたあのポルシェが「V型エンジン搭載したSUVを作った」というだけで、最初は皆伊達や酔狂で作ったと考えられていたのだが、実はポルシェは大マジで社運かけてこのカイエンを作っていたのである。


 スポーツカーの売れ行きが落ちているのは欧米も同じで、今はまだブランド名で売れているとは言っても、何時かは綻びる時が来る。ポルシェは生き残るために、最悪トレードマークである「RRの水平対向エンジン搭載クーペ」を捨てる覚悟であえてカイエンを製作したのである。結果は御存知の通り、カイエンは伊達や酔狂で終わる事無く「超高級SUV」の地位まで獲得し、今やポルシェの主力商品の1つである。ポルシェは大胆な決断に社運を賭け、見事に賭けに勝った。果たして「極東のポルシェ」であるスバルにそこまでの覚悟と度胸があるのかが見物である。それが出来たらワタクシはスバリストの一人として「天晴れスバル!」と諸手を挙げて喜びたいし応援したいモンである。


 さて話は変わって、夏休みが舞い込んできたのである。いきなりの話でワタクシもビックリなのだが、仕事が多忙で日程の調整が上手く行かず、結局決まったのがつい最近なのである。勿論、旅行のための宿の予約など取っていないし、取ろうと思っても空きが無いのが関の山である。というわけで、ワタクシが夏休みにやりたいと思っているのが「ライトノベル(以後ラノベ)の一気読み」なのである。
・・・・・・・・・・・
(-_-;)/(+_+;)\(-_-;)
・・・・・・・・・・・
「31歳の大人が読むモンじゃねーぞ」「ラノベ読んでるドクターなんて、世界でお前ぐらいだろーが」「勉強しろ勉強」とツッコミの嵐は予想しております、ハイ(笑)でも読みたいモンは読みたいのである。「フォーチュン・クエスト」や「スレイヤーズ」や「風の大陸」と共に青春を過ごしてきた小生としては、最近のラノベ人気復活が気になって仕方が無いのである。


 何故、夏休みかと言うと:


平日だとクタクタになってから家に帰る。

帰った時点で睡眠導入剤を服用し、狙った時間に眠気が来るようにする。

こんな状態でラノベを読む。

予定していた眠気が一気に来て、電気やコンポが付いたまま一瞬にして爆睡。

当然、熟睡感は期待できない。

熟睡出来ないまま朝を迎える。

仕事は待ってくれない。

眠気が残っていて、仕事に差し支える

(゚д゚)マズー


というワケである。だからワタクシは夜間に活字は読まないことにしている。ワタクシにもコントロール不能の睡魔が襲って来るからである。


 とりあえず、読んでみたいシリーズはコレ↓

灼眼のシャナ 1 (電撃コミックス)

灼眼のシャナ 1 (電撃コミックス)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

護くんに女神の祝福を! (電撃文庫)

護くんに女神の祝福を! (電撃文庫)

まぁ定番のシリーズではあるが、気になっていたタイトルではある。大体ラノベぐらいであれば1冊1時間もあれば読破できる。そう考えれば夏休み期間中にこの3作の全巻を読破する事は可能である。流石にラノベだけでは教養が伴わないので(笑)ついでにもう一シリーズ:
未成年 上 (岩波文庫 赤 614-6)

未成年 上 (岩波文庫 赤 614-6)

ドストエフスキー5大長編(「罪と罰」、「悪霊」、「白痴」、「カラマーゾフの兄弟」、そしてこの「未成年」)の1つである。ワタクシは他の4作品は既に読んだのだが、この「未成年」だけはまだだったのである。コレは内容が濃過ぎて、流石に1冊1時間で読破はムリである(爆)


 とはいえ、「走りたい」というのも捨てがたい。ここ最近は早めに睡眠導入剤を飲まなきゃ朝が持たず、そして睡眠導入剤を服用したら言うまでも無く運転出来ないので平日は走りたくても走れなかったのだが、夏休みに走らないのは非常に勿体無い。が、ラノベも読みたい(笑)そこで2つを同時にやる事にしようと思うのである(爆)よく読書好きの人が休日に人里離れた宿を取って、風景を楽しみながら読書にふけるという粋な楽しみ方をする人がいるが、ワタクシもそれに見習って、峠をガンガン攻めつつ、その先の人里はなれた絶景で風景を楽しみながらラノベを・・・・って、自分で言っておきながら、何ともオタク色の濃すぎる夏休みだなと躊躇ってしまう今日この頃であった。