アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

YOUTHANASIA

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「リスクの語源はイタリア語で"勇気を持って試みる"という意味です。リスクと将来への希望は光と陰で、隣り合わせです。リスクを恐れてはいけません」

By 伊藤助成


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ビーコンをやっと入れてきたのである。ビーコンぐらいカー用品店なら何処でも売っていて別に珍しくも何とも無いのだが、何せ"トリックマスター"に搭載されているカーナビは実は既に1世代前のモノになっていて、パーツが売っていないのである。あっちこっちのカー用品店で探してみたのだが何処にも在庫が無い。こういう時にはネットショッピングが実に便利である、どんな珍しいモンでもアッという間に見つかるし、しかも安い。通常ならケンウッドに問い合わせて取り寄せると3〜4日掛かったりするのだが、ネット通販だと1〜2日でブツが手に入る。ワタクシが中坊、高坊の頃は珍しいモノを探すのにそれこそあっちこっちを駆け回ったモンであるが、今は何とも便利な世の中である。


 で、行く前にディーラーに一言断っておこうと思ったら:
「あのー、前日連絡した者ですが、ビーコンの取り付けをお願いしたいのですが・・・」
「作業は来週以降で、1日クルマをお預かりしますが、よろしいでしょうか?」
「スンマセン、また時間の調整がついたら連絡いたします。どうもありがとうございました」
"Time is money"である。というワケで近くのオートバックスに持ち込むと。
「あのー、ビーコンの取り付けをお願いしたいのですが・・・」
「ちょっと待って下さいね・・・今から1時間ぐらいですが、よろしいでしょうか」
「大変よろしいです(笑)お願いします」


 やっぱこのテのサービスは民間企業の方が早くて便利なのである。が、良い事ばかりではない:
「では、工賃はコレぐらいでございます」
「(゚Д゚)ハァ、聞いた話の倍なんですけど?」
「申し訳ありませんが、持ち込みの場合工賃が倍になるんです」
「あ、そうなんですか」
「あと保障が効きませんので、それでよろしいでしょうか?」
それでも"Time is money"である、ネット通販で安くなった分がチャラであるが、付けてもらう事にした。


 取り付けは実に簡単に終わったので、早速実戦テストに持ち込む。横浜あたりまで湾岸を軽く一周して、一般道や高速道路でのビーコンの具合を試す。使ってみたのだが実に便利である、FM-VICSとビーコンの組合せでほぼリアルタイムに交通情報が入ってくる。モニターに移る情報が多すぎてソレに目を取られ易いという欠点があるが、音声の案内があるのでノープロブレム。コレに加え、出発前に家でオンラインVICS情報を組み合わせれば正に鬼に金棒であろう。コレで夏休み終盤のUターンラッシュも大丈夫である、もっとも、ゴールデンウィークやお盆の時みたいに高速が全部詰まっていたら元も子もないのであるが(^_^;)


 にしても、調べれば調べるほどカーナビの世界は深いモンである。CD-ROMやDVD-ROMナビはもう過去のもので、普及が広まる事により値段もグッと下がってきたせいもあって、新品のナビはワタクシが見た限りは殆ど全てHDDナビである。ワタクシが幼坊〜小坊の頃はアナログレコードが主流で、中坊〜高坊の頃はカセットテープが主流であった音楽アルバムが今や全てCDに取って代わられているように、カーナビもいずれはHDDナビのみになってしまうのであろう。ワタクシが思うに、将来はインターネットに接続出来るナビが出てくるのではないかと思うのである。HDDナビの唯一とも言える欠点が「データーの更新」である、とにかく面倒くさい上に時間が掛かる。で、それをインターネット接続にして、リアルタイムで更新出来るようにすれば無敵である。ワタクシがカーナビ屋の社長だったら間違い無く作る(笑)


 が、カーナビの進化は良い事ばかりではないのである。カーナビが便利になればなるほど、無くなった時の不便さが大きいのである。現にワタクシはカーナビが無いと行けない所が余りにも多いのである(笑)パソコン作業に慣れてしまうと、いつの間にか字を書くのが遅くヘタになってしまうのと一緒で、カーナビを使ってばかりいると「道を覚えない」という悪いクセがついてしまうのである。自分のクルマだけに乗っている場合なら問題無いのだが、クルマを修理に出している場合、チューニングのため遠方のショップにクルマを預けた場合に、代車を借りれたとしても使えなかったりするのである(爆)カーナビやビーコンも良いが、結局最後にモノを言うのは自分の目と記憶であることをつくづく思う今日この頃であった。