アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LAWLESS DARKNESS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「投手は”打てるもんなら打ってみろ、絶対抑えてやる”というプラス思考がいい。捕手は危機管理のマイナス思考。プラスとマイナスだから、バッテリーと言われるのだ」

By 野村克也


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*幻の14年モデル

 恐らくサブタイの時点で「そのネタはもうアキタ━━━(#゚Д゚)━━━!!!!」って言いたいロンマニアの方が大多数だと思うが(笑)ワタクシの専らの関心はコレなんだからしゃーない。というのも、全ては年始の時点で当初の計画が全部パーになってしまったからである。ワタクシが信頼できる情報筋から得た情報であるが、もう時効なのでネタ晴らしするとしよう。ワタクシが13年をパスして14年モデルを選んだ理由は「もしも水野和敏氏が辞めてなかったらどうなってたか」を事前に知ってたからである。その計画とは以下の通りである:

  • 最初のビッグマイナーチェンジを受けた11年モデルのオーナーが車検なため、テコ入れに14年モデルで2度目のビッグマイナーを仕掛ける。
  • 14年モデルのビッグマイナーチェンジがR35最後のマイナーチェンジ、以降の年改モデルは小改良に留まる。
  • 15年モデルに何らかの(多分GT-R50周年)記念の限定モデルを設定する
  • ニュル北でのテストは16年まで続け、当然テストの結果はバージョンアップとして市販車に還元される
  • 16年で開発は終了、あとはR36登場まで16年モデルを継続販売とする
  • 水野氏はココでようやくお役御免。R36の青絵図も既にあって、開発を担当する後継者も決まっている

というワケなのである。日産の中の人やってる某ロンマニアの方曰く「クルマは最終型を買うのが一番賢い。何故なら熟成し切ってる上に、不具合も殆ど無くなっているから」だそうである。だからワタクシは14年モデルに乗り換えようと決断したのである。あとR36に限った話ではないが、どんなクルマでも初期モデルは必ず不具合が出て、その不具合は2〜3年後のモデル改良で解決してる場合が殆どである。今後R36に乗るとしても初期型は避けるだろうから、ソコまでの繋ぎとしての14年モデルでもあるのである。


*暮らしの中の電気自動車

 さて話は変わって、カーナビのバージョンアップをしたのである。何せ前回の更新から3年以上経っていて、その間海老名ジャンクションが完成したり、第二東名が出来上がったり、地図が結構変わっているのである。最近は可能な限りカーナビを使わないよう心掛けているが、ワタクシの本質は昔も今も方向音痴である(笑)万が一の事を考えると、ナビの情報が新しいに越したことは無いのである。昔GDB乗ってた頃は社外HDDナビだったんで、ナビ更新のために「専用の郵送箱をメーカーから取り寄せる→カーナビのHDD取り出す→郵送箱に入れてメーカーへ送る→数週間後メーカーから送り返してくる→書き換えたHDDを再度ナビに戻す」という面倒くさい方法だったのが、今としては懐かしい限りである(爆)


 でも今のクルマはそんな事する必要は無い。日産ディーラーに書き換えツールがあるので、ピット予約してクルマ持ってけばおkである。ただ書き換えに2時間前後かかってしまうので、ディーラー側がその間代車を用意してくれたりするのである。でもって今回の代車は、何とコレである:

そう、電気自動車(略してEV)の【日産・リーフ】である。コレを2時間乗り回していいと言われたら、ワタクシがどうするかは聡いロンマニアの方なら説明するまでもないであろう(笑)まずは簡単な紹介である:


エンジンルーm・・・ぢゃなくて、モータールームとでも言うべきであろうか。フツーのクルマならエンジンが搭載されてるその場所に、この様にモーターが鎮座しているのである。因みにEVなので、トランスミッションは存在しない。因みにバッテリーは何処にあるのかというと、居住スペースの床下に低く薄く搭載されてて、コレが低重心化&重量バランス適正化に一役買ってるのである。


給油こ・・・ぢゃなくて給電口は何処にあるのかというと・・・


ボンネット前にあるのである。


この様に給電用コネクターがあるのである。左は急速充電用、右が通常充電用である。因みに満タン・・・ぢゃなくて満充電までに必要な時間は200V充電器で8時間、通常の100Vだと16時間である。因みに一般ディーラーには。100Vの充電器と急速充電のインフラしか置いていない。でもって急速充電は45分で最大80%しか充電できない上に、急速充電やるとバッテリーを痛めるので推奨されてない。だからこのクルマを買おうと思ったら、家に200V充電スタンドを設置できる事が最重要課題だといっても良いのである。


*充電こそ全て

 さてディーラー出てすぐさま、ワタクシは高速道路に乗ったのである(笑)何だかんだで足回りやボディ剛性やエンジn・・・ぢゃなくてモーターの加速度を試すのに一番適した場所が高速道路だからである。停止状態から最大トルクが出るというモーターの特性もあって、加速性能は素晴らしい限りである。街乗りでもちょっと踏むだけで力強く加速して、気が付いたら相当なスピードが出てたりするのである。あとバッテリー保護の目的も兼ねてるのか、ボディー剛性もかなり高い。一般層向けのクルマという事もあって足回りはユルユルフワフワなのだが、こんだけボディー剛性があれば、足をシッカリ締めて車高下げてもシックリ来るんじゃないかと思うのである。


 が、高速走るとビックリするほどの勢いでバッテリーが減ってくのである??( ̄□ ̄;)余りにも減るんで、慌てて高速降りたのは言うまでもあるまい(笑)高速以外での燃p・・・ぢゃなくて電費は悪くない。回生ブレーキを上手く使えれば、電費は更に良くなるであろう。実際こうやって長距離乗ってみて、初めてこのクルマの正しい乗り方が分かってきたのである。ソレは:

  1. 家に200V充電器を設置すること
  2. 家から半径60km以上は遠出しない
  3. 加速力はあるけど飛ばさない。高速は基本使わない。回生ブレーキをフル活用する
  4. ガソリンエンジンのファーストカーを所有していること

という点である。この4つを満たせるのなら、リーフは非常に楽しいセカンドカーになるであろう。が、そうでないのなら考え直した方が吉である。実際ワタクシもマンション住まい故に(1)が満たせないから断念した次第である。


 あと一番強く思ったのは「このクルマは充電が全て」って事である。バッテリーじゃなくて、充電。ココはテストに出るのでお忘れなく(笑)スマホと一緒で、バッテリーが少ないor電池の減りが早くても、簡単に充電できれば余り怖くないのである。ガソリン車の何が安心かって、ガソリンが何処にでも売ってる事である。だからどんなに燃費の悪いクルマに乗っていても「ガソリン売ってる場所が何処だか分かるから無問題( ´∀`)b」って安心できるのである。ワタクシもEVは素晴らしいと思うし、何だかんだ言ってクルマの理想はEVなのは間違いないと思うのである。が、やっぱ充電スタンドが何処にでもあるか、あるいは航続距離が1000kmぐらいにでもならん限りは、EVはまだ厳しいだろうなと思うのである。


 でもよくよく考えてみたら、150年前のガソリン車もこんな感じだったのではないであろうか。多分あの頃のクルマも「ガソリンとか何処で買うんだよw草と水さえあれば何処にだって行ける馬車最高ww」とか言われてたんだろうと思うのである(笑)でも何だかんだでガソリンスタンドは普及して、ガソリンエンジン車も市民権を得たのである。既に出力とサイズで「電気モーター>内燃機関」って結果は出てるのだから、EVもやがて同じ道を辿るだろうとワタクシは思うのである。だから何だかんだ言って、世界中のメーカーがEV作ってるのである。ワタクシが何時かEV所有する頃にこのブログが続いてるかどうかは分からんが(爆)続いていたら散々ネタにしたいと思う今日この頃であった。