アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MATTERS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人間とは、我々が食物と称するものを供給すると、思想と称せられるものを生産する機械である」
By ロバート・グリーン・インガーソル

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

試乗できる日は何時ぞや
 しょっちゅうネタにしてるRZ34であるが、ワタクシ未だ試乗できていないのである( ̄▽ ̄;)まぁ試乗しても99.99%買わないのがアレであるが(笑)試乗ってのは残った0.01%があるからこそ冗談半分でも乗るモンだとワタクシは思うのである。本なりCDなりDVDなりをジャケットのインパクトで買ってしまい、そのままハマった、そんな経験が多かれ少なかれロンマニアの皆様にもある事であろう。ぶっちゃけ試乗しないとワタクシ独自のネタが作れないし、本やネットや動画にある以上のモンを見つける事もできないし、何より折角の貴重な国産スポーツカーなのに乗らないのは勿体無いからである。

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 まぁ聞いた話、そもそもニッポン向けの割り当てが少ない上に、半導体云々や塗装云々で納車が遅れまくって、しかも予約待ちの列の中には転売ヤーが相当数混じってるんだから、そりゃ試乗車なんて回ってくる筈無いのである('A`)NISMO出た時も買えない事もあって全然話題に出来なかったし、何だったら「オーダーストップしたままだけど、期限が来たので生産終了にします」って突然公式アナウンスされても驚かない次第である( ̄~ ̄)やっぱニッポンも二極化が進んでいて、86/BRZスイスポみたいな安いスポーツカーか、或いは1000諭吉オーバーの輸入スポーツカーしか売れなくて、その真ん中であるRZ34は生産を絞られてしまうのである。

ソフトウェアvsハードウェア
 完全自動運転が実用化されない限り、クルマはソフトウェアよりもハードウェアだとワタクシは考えてる次第である。運転する時はEVとはいえ安定した挙動や正しいロードインフォメーションが重要ってのもあるが、何より「ソフトウェアには賞味期限があるから」である。クルマは10年前後、長い人だと20年前後乗る事もあるが、搭載するOS等のソフトは5年あれば旧式化するし、10年も経てばサ終してしまうからである。だからハードを疎かにしてソフト性能で勝負してくるような新興メーカーのEVは買う気にならんのである。

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 スマホ云々がソレだけど、スマホってクルマ以上に日進月歩で進化するから、数年経てばスマホOSがクルマOSに対応できなくなったり、何だったらコネクターとか通信規格までも変わってしまう事があるのである。昔ながらの古いクルマだったら純粋な機械だから、壊れた部品を新しい部品にすれば解決するし、古い機械には「その時代ならではの特徴」ってモンがあり、ソレを楽しむのも楽しみ方の1つなのである。が、EVが25年後50年後も走っていられるかって話である。規格が古過ぎて未来のIT規格と合わないだろうし、何より電子機器の長期における耐久性には疑問符が付くからである。

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 ハードがシッカリしていれば、ソフト諸々がダメでも純粋にクルマの走りは楽しめるのである。が、ソフトに特化した新興EVはどうなるんだって話である。ハードがクソで乗って楽しくないなら、アプデの切れ目が縁の切れ目なのである。20年後30年後もメーカーが各種アプデを続けてくれるなら話は別だが、おそらくそんなクソ面倒な事はしないであろう。だからワタクシは「もしEV買うなら既存自動車メーカーのEVを買う」と心に決めているのである。既存メーカーのクルマならハードはちゃんと作ってくるだろうし、OSのアプデ等についても弱小新興メーカーよりかは断然マシだろうからである。

二極化時代の到来
 だからワタクシは「ICEはHV&合成燃料が前提になれど、廃れる事無く2035年以降も依然として残り続けるだろう」って考えるのである。腕時計でいうトコの機械式腕時計と同じ感じで、数は減るだろうけど愛好家達はICEを選び続け、使い勝手の良い道具としてではなくステータスシンボル等の目的で高く売り買いされる事になるのである。つまり「定期乗り換え前提の日用品としてのクルマ=EV」「満足感やステータス性を前提とした工芸品としてのクルマ=ICE」って感じに分かれ。主にカネ持ちや昔ながらのオッサン達を中心に強く支持される事になるであろう。

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 因みにワタクシの見解は「どっちでもいい」である(笑)その時にワタクシが未だサーキット走行をしてるかどうかは定かではないが、してるとしたらやはり「合成燃料は何処で買えるか?」と「リッターいくらか?」が最大の課題になるからである。以前と同様にサーキット内の給油エリアで燃料が買えるのか否か、バッテリーが進化して10分程度で満充電できるようになるのか、ソレ次第で乗るクルマを考える事になるからである。取り敢えず2030年代は殆ど現在と変わらんだろうけど、2040年以降はマジで分からないので、経過を見ていこうと思う今日この頃であった。