ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「人々が幸福を難しいことだと思うのは、過去を実際より良く、現在を実際より悪く、未来を実際よりも不安定だと考えるからだ」
By マルセル・パニョル
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*未来って何ですか?
未来を目指す上で重要な事は何か?ワタクシは「未来に描く明確なビジョン」もそうであるが、ソレ以上に大事なのは「ビジョン通りに行かなかった場合の臨機応変な対応」だと考えてる次第であり、今のニッポンは前者が足りないのもであるが、後者はソレ以上に足らないのである。アメリカのトップ企業に何が凄いって、前者もだけど後者に長けたエリートが育つ&集まってくる事なのである。だから【ホンダが描く未来のクルマ】って言われても、正直「あっそう( ´_ゝ`)フーン」って感想しか出て来ないのである(笑)今現在のホンダの在り方見てると、ホンダに明るい未来が見当たらんのである。
多分ホンダがやる前に、テスラかグーグルか、或いは他のアメリカの新興ベンチャーが先にやっちゃう事が想像に難くないからである。集まってくる人材のレベルが違い過ぎるし、何より資金力が違い過ぎるから、ホンダにゃ手も足も出ないであろう。ホンダの魅力ってのは後にも先にも「突き抜けた技術力」であり、今のホンダの問題はソコで後塵を拝んでる事なのである。ぶっちゃけホンダ車なんてデザインも大した事無く商売もヘタで、突き抜けた技術だけが売りだったのに、その技術でテスラやグーグルどころかトヨタにも負けてるんだから、お先真っ暗としか言い様が無いのである( ̄~ ̄)
*はてしなく遠いポルシェ坂
そのホンダが今度出す新型シビックTypeRもだけど、ココ数年スポーツカーの新車が限定車が次々と出てきてるのである。まぁスポーツカー乗りってのは元々保守的なヤツが多くて、そういうヤツはEV時代に対し抵抗が少なからずある事であろう。先日も述べたように今後は「大排気量ハイパワー純ICE+MT」の組み合わせは絶滅する事必至であり、だからこそ「売れる時にプレミア価値の付きそうなヤツを高額で出して儲けたれ( ̄▽ ̄)」って考えになるだろうし、この【911スポーツクラシック】もその一つであろう。
550馬力3.7リッターターボの純ICEのRRを、7速MTで操る。正に古いスポーツカー好きが泣いて喜びそうな組み合わせである。値段は約3750諭吉とバカ高いが、1250台限定&このパッケージングは今後もう無いというプレミア性→買えば間違いなく買値の倍以上で売れるだろうから、バカ高くても喜んで買われる事であろう。現にワタクシが小耳に挟んだ話、コレはもう上客のフライング予約で埋まってて、既に完売なんだそうである(^_^;)この手の限定モデルってネットニュースなり何なりでチラ出した瞬間に上客が予約金ブッ込んでフライング予約するので、発表と同時に即完売が常なんだそうである。
じゃあどうすれば上客になれるかって、何台もポルシェを買って乗り継いで、公道なりサーキットなりをガンガン走って、ポルシェ本社における顧客ランキングを上げていくのである。そう、果てしなく遠いポルシェ坂を、ワタクシはようやく登り始めたばかりなのである(笑)ワタクシは前々から「このEV時代を勝ち上がるのは元々ブランド力のあるメーカーか、ブッ飛んだ発想のある新興ベンチャーのどっちか」と言ってたが、コレが正にソレなのである。でもってホンダの何が問題って、その双方とも無いってトコがである。
*対抗馬、爆誕
そして国産メーカーでソレをやってるのが今度RZ34を出す日産と、今秋に【MT版スープラRZ】を出すトヨタなのである。まぁスープラがMT出すのは間違いなくRZ34を迎え撃つ為だろうが、何れにせよワタクシの答えは「どっちも(゚⊿゚)イラネ」である(笑)ワタクシ的にファーストカーとしては物足りない&セカンドカーとしては過剰なのもだけど、抑々ワタクシは90年代国産スポーツカー黄金時代に対する思い入れってのが殆ど無いので、その復活&コレが純ICE+MTとしては最後かもって言われても「最後以前に最初がねーよ」なのである(笑)
ワタクシ的には試乗してブログのネタにする以外の価値しか見出せないのであるが(笑)でもコレもRZ34同様にあの時代を生きたオッサン(一部オバサン)には大いにウケるんだろうなって思うのである。乗った人の評価は軒並み高いのであるが、ワタクシはどうも先代のA80スープラに魅力を感じないのである( ̄~ ̄)FD3Sみたいに美しいワケではなく、BNR34みたいにバカ速いワケでもなく、インプ&ランエボみたいに国際モタスポで活躍したワケでもない。だから「スープラ復活ッ!」って言われても「( ´_ゝ`)フーン」なのである(笑)まぁ秋頃には両方とも試乗できるから、ソレだけは楽しみな今日この頃であった。