アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

METAL HEART

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間、路傍の石と同様、骨となって一生を終えるのだから」

By 坂本龍馬


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 某地上の楽園ががとんでもない事になっているのである。つい先週ドライブ&ウィンドウショッピング中のテレビ放送見て「エッ��( ̄Д ̄;)マジでやっちまったの!」とビックリこいていたら、何時の間にか経済制裁する所まで話が進んでいて、今日のニュースでは2回目をやらかしそうとの話である。このまんま行くと・・・・・


2回目の実験

更に厳しい締め付け

トンキン湾事件満州事変みたいにワケの分からん理屈つけて南進

米海軍第七艦隊が日本海に集結

北朝鮮の軍事施設を目標にトマホーク巡航ミサイルなりステルス爆撃機なりで攻撃

合わせて韓国軍が北進

日本の自衛隊or米軍施設を目標にノドンなりテポドンなりがマジで飛んで来る

((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル


・・・ってシナリオもありうるのである。現に6カ国協議国の皆さんの対応の早さを見れば分かるであろうと思う。どこの国も対応が異常に早い、まるで最初からこうなるのを解かっていたと言わんばかりの対応の早さである。つーか、ワタクシ的には日本政府のの対応がやたら早い事にビックリである。ペルー大使館占拠事件の時に何も出来ずにオロオロしていただけのあの時とはえらい違いである、どー考えてもお偉方が最初から想定していたとしか思えないぐらい準備が早い。


 他の5カ国と違って日本には情報機関が無いから、対応がワンテンポ遅れているのは否めないが、最初の実験からすぐに独自の経済制裁を発動させて、海上保安庁自衛隊でも対北朝鮮カウンターテロの準備も出来ていて、ミサイル迎撃のためのパトリオットPAC3配備も進んでいて、あともう少しで周辺事態がマジで認定されそうである。でもって米韓日の間で対応を話し合っているというのだが、コレを「平和的解決のための話し合い」と考えるほどワタクシはお人好しではない。WWⅡ時のヤルタ会談よろしく、米韓日(あと中国&ロシア)のお偉方の間では「平壌を陥落させた後どーするよ?」みたいな話もしているのではなかろうか。


 これで「悪の枢軸(イラン、イラク北朝鮮)」のうち中者は既に潰され、後者は風前の灯状態である。前者の方は未だにデカい事を言っているが、内心((((;゜Д゜)))ガクガクブルブルなのではないであろうか。これはあくまでワタクシの勝手な想像であるが、ワタクシがくたばる前には世界からは北朝鮮的なスターリニズム国家は形式上姿を消し、22世紀になる頃には形式の違いこそあれ世界は民主主義国家オンリーになるのではないかと思う「民主主義はロクでもないモンだが、他よりも遥かにマシ」とは「二十世紀最高のイギリス人」に選ばれたウィンストン・チャーチルの言葉である。


 ワタクシはバリバリの理系人間な上に人付き合いが激ヘタだから(笑)社会や政治には疎いのであるが、チャーチルが言いたいのはこういう事であろう。どんな国のどんな政治体系を取っていても暴走するときゃ暴走するし、コーナーを曲がりきれずにリアを流してドリフト状態になる事だってあるのである。で、その国家のドリフト状態から一番上手く立ち直れるのが(議会)民主主義という制度なのではとワタクシは思う。現に20世紀に入ってからはモノホンの民主主義国家同士で戦争は起こっておらず、戦争は大体独裁国家Vs独裁国家か、民主主義国家Vs独裁国家のどちらかである。民主主義国家だと戦争状態というレッドゾーンに突入する前に挙動を立て直すからであろうとワタクシは考えるのである。


 特にアメリカなんかが典型的な例であるが、あの国は歴史の浅い国とはいっても生まれながらの民主主義国家である。政治だけじゃなく経済、文化その他諸々において現在首位を走っていて「他国に抜かれるものか!」という意識が強いせいかアクセルを踏みすぎて、ブレーキングやコーナリングに際して挙動が乱れる事もアメリカの歴史を見ていてもよくある事なのである。が、アメリカという生粋の民主主義国家の凄い所は、そこで挙動を乱してもすぐさまカウンターステアやアクセルの切り替えを行って即効挙動を建て直し、尚且つ次の周回では同じ失敗をしない事であろう。「何故アメリカが今の地位を築くまでに至ったか」という疑問は歴史学者政治学者に任せるとして、ただのオタク医師であるワタクシの意見としては(笑)「そうなるべくしてそうなった」と思うのである。


 で、61年前にアクセルを踏み過ぎた上ブレーキングが不十分な状態でコーナーを曲がろうとして、アンダー出してコースアウトした挙句、壁にぶつかってド派手にクラッシュしたのが他ならぬ日本だったりするワケである(爆)クルマ文化同様に、日本の民主主義文化はまだまだ若いとワタクシは思うのである。マッカーサーが「日本は12歳」といっていたのも満更ウソいではないようである。ワタクシ的に見てみれば、日本はようやく中学を卒業したところ、そんな感じであろうか。今日は珍しく大マジで語ってしまったため、どこかでワタクシ的なオチが欲しい今日この頃であった。