アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WHAT’S THIS FOR...!

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「知は力なり……とんでもない!極めて多くの知識を身に付けていても少しも力を持っていない人もあるし、逆になけなしの知識しかなくても最高の威力を振るう人もある」

By アルトゥール・ショーペンハウエル


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 最近レコード屋に行くのがめがっさ面倒くさいにょろっ。レコード屋の人達もネット普及の影響で売り上げが落ち込んどってっ、店に来てもらえるよーにものげっつい頑張っちょるのは分かっけどさっ、それでもワタクシはタワーレコーズもHMVも行く気がせんにょろよっ・・・・・とまぁ分かる人には分かるといっても、殆どのロンマニアの方が分からないであろうネタはこれ位にしておいて(爆)、そんなワタクシでも最近発売が待ち遠しいアルバムがあるのである:

ブリトー強奪大事件

ブリトー強奪大事件

 アメリカはテキサス出身の4人組ロックバンド、ボウリング・フォー・スープの新アルバムである。もうアルバムのタイトルだけで「買い」である(笑)が、一番気に入ったのが先行発売されたシングル曲"High School Never Ends"である。「百聞は一見にしかず」である、とうご覧あれ:

 アホである「よくもまぁここまでアホなPVを作れるモンだ」と逆に感心してしまうぐらいアホである。この場合、ポジティヴな意味での「アホ」なのだが。元々バンドの方針が「疲れた時に気持ち良く聞ける音楽」を目指しているだけに、PVも自然とこうなるのであろう。映像はアホなのに対して、歌詞は"17歳でも35歳でも関係ないさ/何も変わっていない。変わったのは顔と名前と流行だけ/ハイスクールは終わらない"と何ともセンチで切ない内容だったりする。もうすぐ32になるワタクシには何となくジ〜ンと来てしまう歌詞である。JFKではないが年は食っても心は若くありたいモンである。


 で、実はこのPV、前作アルバムのシングル曲"1985"と繋がっているのである:

上記PVの設定は1985年に"1985"を歌っていた高校生バンドが同窓会を機に再結成して・・・っていうストーリーになっているのである。上のPVもアホであるが、こっちも負けず劣らずアホである。特に1980年代中盤の洋楽シーンと英語が分かるロンマニアの方なら大爆笑必至である。


 彼らのPVはまだまだあるのだが、一番印象に残るのは何と言ってもあの巨漢ギタリストである。どのPV見ても必ずと言って良いほど身体を張っているのである(爆)名前はクリストファー・フォン・マルムスティーン、この時点でもう「合格」である(笑)何故だか知らないが、やたらと親近感が沸くのである。世界中には星の数ほどギタリストがいて、それぞれが「世界中の誰にも無い自分だけのモノ」を仕事時も休んでいる時も、それこそ夢の中でも必死こいて探して、足掻いて足掻いて足掻きまくって求めているのであるが、それをプレイではなく「体重」と「脂肪」に見出したのは世界広しといえど彼だけであろう(原爆)何せ謳い文句が「世界一太ったギタリスト」であるから(核爆)


 まぁメジャーシーンに出られるぐらいであるから、ギタープレイの技術は平均以上にあるのであろうが、何をどーやっても視線がギター以外に集中してしまうのである(笑)とは言っても、そのアイデンティティーを維持するためには、健康を害してでも太り続けなければいけないんだろうな〜〜としみじみ思ってしまったりもする。んで、太っているのは彼だけじゃなくて、メンバー全員太っていたりする(爆)何せバンドの謳い文句も「世界でただ一つ、エレベーターに乗る度に最大満載重量を確認しなければいけないバンド」なのである(核爆)よし、こうなればワタクシも太っていることを謳い文句に・・・・・したら間違い無く"師匠"からお叱りを受ける事必至な今日この頃であった。