アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE NEW AGE OF TERROR

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「音楽は娯楽でも楽しみでもありません。それ以上の何かなのです」

By ハズラト・イナーヤト・ハーン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ストリーミングはじめました

 アップル属性のあるロンマニアの方ならば、サブタイでワタクシが言わんとしてる事が分かると思うのである。そう、先日の【WWDC2015】にてiOS9のついでとして発表された【Apple Music】である。細かい説明はリンク先にあるから省略するが、ワタクシ的には勿論”買い”である。ちゅーのも、iTunesの品揃えの充実さをワタクシは知ってるからである。デスメタルとかブラックメタルだとか、或いはハードコアだとかの「よくこんなモンまで揃ってんな〜( ̄Д ̄;)」っていうようなマニアックな作品が、フツーにiTunesでダウンロードできちゃったりするのである。あとアニソンのラインナップも中々悪くないので、正にワタクシにうってつけのサービスなのである(笑)

 興味はあるけど、アルバム買うのはちと勿体無い希ガス。音楽好きのロンマニアの方ならば、ワタクシのこの気持ちが分かると思うのである(笑)特にマニアックなB級C級の音源ってのは当たり外れが大きく、コレまで何度「ハズレだったカネ返せコンチクショーヽ(`Д´)ノ」っていう悔しさを味わった事か(爆)そう、このサービスはそういったコンチクショー感から0.12諭吉程度で解放される、この上なく素晴らしいサービスなのである。ダウンロードやストリーミングが蔓延すると音楽業界が廃れる?逆である。このサービスにより、今まで陽の当たらなかった楽曲に触れる機会は増え、人々は益々音楽を聴くようになるのである。サービス開始までまだ20日もあるが、ワタクシはもう既に全裸正座待機モードに突入してるのである(核爆)


 アップルの何が上手いかって、全ての商品が絶妙にリンクしてて、一つ買うと芋蔓式に次々と買ってしまう事である。ワタクシも最初はアップル製品には然程興味無く、ただiPodが便利だから使ってただけなのだが・・・

iPhone登場時に「ケータイとiPodが合体してて便利やわ(^▽^)」で購入

iPad登場時に「iPhoneの画面小さいんで、デカいヤツあったら便利やわ(^▽^)」で購入

iTunes Match登場時に「使用メモリ容量抑えられてバックアップも出来るから便利やわ(^▽^)」で購入

Apple Watch登場時に「iPhone取り出さずに色々できて便利やわ(^▽^)」で購入

Apple Music登場時に「音楽聴き放題できて便利やわ(^▽^)」で購入 ← 間もなくココ!

・・・という事になってしまったワケである(笑)何ちゅーか「人間というナマモノは本能的に便利なモンを追い求める」って事をアップルは良く分かっているのである。だからアップル商品を一つでも買うと、ソコからズルズルと色々逝っちゃうワケである(^_^;)


*CD時代の終焉?

 こうやって音楽媒体の主流はCDからダウンロードへと移っていった後、今度は更にストリーミングへと移行しようとしてるワケだが、かと言ってCDが無くなってしまうとかと問われれば、ワタクシはそう思わない次第である。何故なら高音質を求めるのであれば、CDは未だに最適解だからである。ネット速度とメモリ容量が今の100倍になって、CD音質と同じ容量がやり取りできるようになれば話は別だけど、その時代が来るまでCDは残り続けるだろうと思うのである。現に何だかんだ言って、ワタクシもまだCD買ってるからである:

ハロウィンの新アルバムである。前作が久々の傑作で気に入ってたんで次作を期待してたのであるが、発売されてたのをスッカリ忘れてたって話である(笑)ンでもって、この前久々にCD屋いったら試聴機にコレあったんで、聴いて気に入ってそのまま買ってしまったワケである。やっぱ国内盤CDにはライナーノーツや歌詞&対訳が付いてくるんで、気に入ったアーティストのアルバムは未だにCDで買う事にしてるのである・・・もっともiTunesに落とした後は、CD単独で聴く事は全く無くなるのであるが(爆)


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上記アルバム買ったCD屋うろついてたら棚にfripSideの新シングルあったんで、ついでに買ってきちゃったワケである。後々DL版見てみたのであるが、DL版にはB面曲が無いのである。でもってfripSideに限った事じゃないけど、邦楽ってYouTubeでPV見れないのである。CD売りたいのは分かるんだけど、こういう姑息な事やられると逆に萎えるので勘弁してほしい次第である( ̄〜 ̄)


*邦楽界に物申す

 でもって、この期に及んで邦楽界は頑なにCD販売に拘るんだから、ホント愚かだとしか言い様が無いのである┐( -"-)┌既得権益のためにリスナーに不便を強いる姿勢も、便利さを追い求める人間というナマモノの摂理に逆らう事もそうであるが、一番はやっぱり「もっと早く規制だとか利権だとかの枠を取っ払って、邦楽中心のDLやストリーミングを始めてれば、間違いなく今以上に儲けられたから」である。コレは別に音楽だけに限らず、殆ど全てのIT関連に言える事である。海外の流れを無視して「ニッポンじゃこんなモンは流行らない」だとか言った結果、スマホもテレビもパソコンも全部海外勢に持ってかれてしまったワケである。音楽だけは例外?ワタクシはそう思わん次第である:

Apple Musicは当面洋楽を中心にサービスを開始する

先進的な考え持った邦楽ミュージシャンが、Apple Musicに活動の場を設ける

便利さ故にソレがウケて儲かる

他のミュージシャンも追随する

徐々に勢力が「ストリーミング>CD」になっていく

業界が慌てて対抗するサービスを作る

でもその頃にはApple Musicが更に進化して、デファクトスタンダードとなっている

スマホタブレット同様、国内ストリーミングもアップルに牛耳られる

\(^o^)/

という事である。元々ニッポン人は海外ブランドに超弱く、外圧には手も足も出ない。だから上記チャートのソレも、決して夢物語じゃないとワタクシは考える次第である。だから最初に柵を取っ払って国産ブランドのDLストリーミングサービスを先駆けて始めてれば、一方的にやられなくともソレなりに拮抗できたと思うのである。まぁアイドルだらけの今の邦楽界がどうなろうが、ぶっちゃけた話ワタクシにゃどーでもいい事なので(笑)引き続き全裸正座待機モードに戻るとする今日この頃であった。