アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NUDE WITH BOOTS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「マンネリで大いに結構。他の人はマンネリまで行かないじゃないですか。定番があるのは全然恥ずかしいことじゃない。やってる方の気持ちが新しければ、笑いに古いも新しいもない。ドリフも、僕のバカ殿も、変なおじさんも、必死でネタ作って、とことん何年もやり続けてきたわけだから。みんなマンネリの域まで達してみろって」

By 志村けん


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 今月末にもGRBベース(エアインテークが無いから、2リッターNAの【GH7】ベース説もアリ)の【インプレッサWRC2008】にバトンタッチだそうである。さて、ペター・ソルベルグの思惑通りに事が運ぶかどうか見物である:

御存知、今までのGDBインプの泣き所が「前後オーバーハング(セダンが故に)長ぇ〜〜(+o+)」である

ソコで、フルモデルチェンジで前を少し(15mm)後ろをバッサリ(120mm)切り落として、ホイールベースを縦に85mm&横に45mm伸ばした

あの人達の世界は「あと5cm詰められればっ(>_<)」の世界なので、伸ばすべきトコがコレだけ延びて、引っ込むトコがコレだけ引っ込めば御の字

実はEJ20は何気に「WRC最強エンジン(トルクが80kgmもあって、しかも壊れないため)」だったりする

モータースポーツで最後の最後でモノを言うのは、何らかんら言って「エンジン」だったりする

コレにハッチバックボディーが組み合わされば、今度こそ最強

( ゚д゚)ウマー

・・・なのかどうかは、コレまたフタ開けてみないと分からんのである。残念なのは、そのフタが開いた瞬間をリアルタイムで観る手段もヒマもなく、結局はミクシィのカキコで各SSのリザルトを見るのみだという事であるが(笑)


 ま、ソレは置いといて、何気に立ち寄った本屋で某音楽雑誌の表紙を見たら、何気にイングヴェイ・マルムスティーンが表紙だったりする。とりあえず「まだ20年前まんまのアレをやってたんかい( ̄Д ̄;)」ってツッコミは置いといて(笑)記事の写真見たら不覚にも笑ってしまったりする。ストラト構えて、右腕にわざとらしくロレックス嵌めていて、マーシャルアンプをバックにポーズを決めて、無論フェラーリの旗も抜かり無い(爆)ワタクシが撮影スタッフだったら「あのぅ、済みませんミスター・マルムスティーン( ̄_ ̄;)ウケ狙っていてツッコミ欲しがっているのは良く分かるのですが、露骨過ぎてアレなんで、もうちょっと控えめにしませんか?」って読者より早くツッコミ入れてたかも知れない(核爆)


 が、ココで立ち止まって考えてみる。フェラーリ、ロレックス、マーシャルアンプ、ストラトキャスター、ドレもコレも「典型的な成金ミュージシャンが如何にも欲しがりそうなモン」である。が、コレが端的&部分的に現れるから面白くないのであり、ソレこそ「成金ミュージシャン」そのものである。今はすっかり名を聞かなくなった某有名プロデューサーが良い例である。が、コレを全て露骨に押し出して、尚且つ本音かジョークか分からん(恐らく、ガチで本音なんだろうが^_^;)ような傲慢発言を連発すれば、あら不思議。ココに「イングヴェイ・マルムスティーン」という唯一無二のキャラクターの出来上がりである。超速弾きギタリストは星の数ほど居れど、良い意味でも悪い意味でもイングヴェイと同等かソレ以上にキャラが立っているギタリストは、精々スティーヴ・ヴァイぐらいしか見当たらなかったりする。


 ワタクシも中坊〜高坊の頃はイングヴェイ・マルムスティーンスティーヴ・ヴァイに憧れてギターを始めたモンである・・・であるのだが、三日坊主でお終い(笑)止めは"師匠"にワタクシの音楽的感性の無さを間接的に指摘されて以来、イングヴェイ・マルムスティーンスティーヴ・ヴァイになる夢は完全消滅である(爆)やっぱ地道に医療を・・・と思った瞬間「そうだ( ̄▽ ̄!)このテがあったんだ!」と思い出す。ワタクシがR35買ったら「コレをクルマの中でガンガン大音量でかけたい音楽(アニソン除く/核爆)」ってリストがあったりする。折角【専用設計11スピーカーBOSEサウンドシステム】が搭載されているのであるから、ノリノリで楽しまない手は無い。てゆーか、コレがR35の"萌え要素"の1つでもある(原爆)


 で、しつこいようだがアニソン除くと(笑)やっぱ【ボウリング・フォー・スープ】が現在ワタクシ的マイブームの1位だったりする。アホな歌詞とノリの良いパンクサウンド、ソコに「切なさ」とか「悲しさ」っていった苦味が隠し味として入っている音楽が何とも言えないのであるが、やっぱ「メンバーのキャラが立っている」が一番の特徴だと思うのである。特にギタリストのクリス・バーニーは「ワタクシ的ベストギタリスト」の1人になっていたりする。理由はやはり「唯一無二の個性」である。クリス・バーニーの場合「聴く」のではなく「見る」方に重点が置かれているので(爆&実話)ビデオを出血大サービスで3曲ほど。1曲目は"Punk Rock 101"

ンでもって勢いで2曲目、"1985"

実は2曲目のコレ、続編があったのである。ソレが3曲目"High School Never Ends"

もう説明の必要すら無いと思うのであるが、ヴォーカルでありバンドのリーダーでもあるジャレッド・リディックを差し置いて、ビデオで一番美味しいトコ、所謂「起承転結」の「結」の部分をほぼクリス・バーニーが独り占めしているのが良く分かる(笑)これがボン・ジョヴィのビデオだったら、終始ジョン・ボン・ジョヴィしか写らないのに対して、である(爆)ギタリストは世界に星の数ほど居れど「肥満度」と「ギャグ」と「PVウケ」を前面に押し出しているギタリストは、ワタクシの知る限りクリス・バーニー1人だけある。超速弾きを含めた演奏テク各種は練習すればある程度何とかなるが、このルックスはマネ出来ないし、ソレ以前にマネしたいと誰も思わない(核爆)


 まぁ「ギタリストとは○×□でナンボ」っていう見解もあるし、ソレについてはワタクシも否定はしない。が、逆に「ギタリストがギター以外の要素で勝負するのはアリか?」という質問に対しては「大いにアリ!!」がワタクシの答えである。ワタクシがギタリストになったと仮定して、技術や表現方法で敵わないと思ったら、ワタクシも間違い無くクリス・バーニーと同じ選択肢を取っただろうからである。つまり「3度のメシよりもギターが好きだったら、まずギタリストとして生き延びてナンボ。技術や表現方法は生き長らえつつ、その過程で身に付けていけば何とかなる。ソレらが"正統派手段"を身に付けた上で"邪道派手段"と組み合わせることによって、ナンバーワンではないけどオンリーワンのキャラを作る」である。


 まぁ、ワタクシの場合は「そうせざるを得ないから」が主な理由だったりする。アスペルガーだから医局の輪の中に入れないし、マトモに友達さえ作ることも出来ない。知識だけは山ほどあるけど、思いっ切り偏っていて使い勝手が悪い。オマケにアドリブも利かないし、ソレ故か宴会や飲み会が大の苦手である。でも、R35は乗りたい(笑)だったら「何としてでも生き延びる」以外の選択肢は存在しないのである。ソレに、疑い深いワタクシであるから「死んだら天国へ行ける」「全ての生物は輪廻転生する」「あの世では72人の処女が」といった類の話は、裏付けが無い限り試すには余りにもリスクが大き過ぎるのもある(爆)そして「医学界のイングヴェイ・マルムスティーン改め、医学会のクリス・バーニー」を目指すべしく(核爆)早い明日に備えてフロ入って寝るに限る今日この頃であった。