アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SOUTH OF HEAVEN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「全てを疑うか、全てを信じるかは、二つとも都合の良い解決法である。どちらでも我々は反省しないで済むからである」

By ジュール・アンリ・ポアンカレ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて、何時ものようにネットでネタを探していると、こんなん記事が見つかったのである。ブロガーの行動を①ブログを更新する、②他人のブログを閲覧する、③他人のブログの記事にコメントを書く・トラックバックを張る、の3要素で定義し、それぞれの行動を行う頻度などから国内に推定1000万人にいるとされるブロガーを6種類のタイプに分類したモンである:

  1. アルファブロガー:3要素とも頻度が高い。Webによる情報の収集発信・コミュニケーションを非常に重視(71万人)
  2. 情報発信ブロガー:更新と閲覧が高頻度。ブログを純粋に情報発信のツールに位置付けている(97万人)
  3. 自己完結ブロガー:更新が高頻度。日記として、情報蓄積ツールとしてブログを活用(53万人)
  4. 情報探求ブロガー:閲覧とコメント・トラックバックが高頻度。意志決定の際にWeb上の情報を探し、コメントも書き込んで情報の真偽性を問うタイプ(40万人)
  5. 熱烈読者ブロガー:閲覧が高頻度。ブログを情報メディアとして重視しているが、ブログの各機能は使いこなせていない(258万人)
  6. 駆け出しブロガー:3要素とも頻度が低い。一般的なネットユーザーであり、ライトユーザーが多いが、熱烈読者になる可能性もある(481万人)

図に表すとこんな感じである:

これで分かった事は2つほどある。1つ、ブロガーと称する人の約78%は"読み手側"であるという事。2つ、ワタクシは何処で何をしてもどの道マイノリティーに属するという事である(笑)


 ワタクシがどのタイプのブロガーであるか、ロンマニアの皆様なら考えずとも分かるであろう。バリバリハードコアな自己完結ブロガー以外の何者でもない。同じくブログやっているロンマニアの皆様には大変申し訳ないのであるが、ワタクシは他人のブログに殆どと言って良いほど関心が無かったりする(笑)毎日PC立ち上げて、自分の分だけ更新して、フロ入って寝る、以上(爆)ワタクシが他人のブログを見る時というのは、例えば高額商品やリスクの多い商品についての情報(クルマのパーツやチューニング情報等)を得るときにググってたまたまヒットした記事を読む程度である。コメントも殆ど書かないに等しいし、トラックバックに至っては「どうやるんだったっけ?」といった具合である(爆)


 まぁ、何故こうなってしまったかをワタクシなりに分析してみると、つまりはこういう事である。1つ、ワタクシは基本的に他人に興味が無いという事である。ぶっちゃけた話ワタクシは他人の喜怒哀楽などアウト・オブ・眼中であるし、傷を舐めるのも舐められるのも嫌いである。ワタクシが他人のブログに求めているものは、ズバリ「情報」と「知的刺激」である。それも多数のデーターと豊富な知識や理論に裏付けされ、論理的に起承転結を組み上げた可能な限り客観的で精度の高いヤツを、である。ワタクシはコレこそが「第5の権力」とも呼ばれるブログの本来の使い方ではないかと思うのである。


 2つ、何らかんら言ってもブログはバーチャル、ライヴを超える事は決して無いと思っているからである。ゲーテではないが、人間のショボい脳ミソで考えられるモノというモンは、自然から得られるモンに比べれば全然ちっぽけだという事である。ゲーテは250年も前の人間であるが、21世紀に入った今でもこの原則は変わっていないとワタクシは思うのである。人とコミュニケーションを取るという事は文章だけじゃ足りないのである。相手の目を見て、相手の声を聞いて、相手に語りかけて、相手の手を握り、それらを統合して相手を知る。ン十万、ン百万字の文章を並べたって伝わらないモンは確かにあるのである。


 3つ、ナードはもうこりごりだと言う事(笑)スタンド使いスタンド使いに引き寄せられるが如く、何故だかワタクシはナードを引き寄せやすいのである(爆)1日が100時間あって、クレジットカードから無限にカネが出てきて、ガソリンが公衆トイレの蛇口を捻ればいくらでも出て来るモンだったら積極的にバーチャルがらみのオフ会なんか出てもいいとは思うのだが、残念ながら時間もカネもガソリンも有限である。上記にもあるが、やっぱり対人コミュニケーションはライヴを中心にやって、ここ(ブログ)はあくまでライヴを補佐するためのツールとしての使い方をしたいのである・・・と大風呂敷広げる前にライヴ会話のブーストアップチューンを図るのが大前提な事をすっかり忘れていた今日この頃であった。