ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「経験は最良の教師である。ただし授業料が高すぎる」
Ｂｙ トーマス・カーライル
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
いや〜気分爽快である(^-^)予想してはいたのであるが、想像以上である。我が"友人"【DEVILOCK君】の念願を叶えてやるため、本日FISCOのショートサーキットまで一っ走りしてきたのである。以前から【DEVILOCK君】が盛んに「行きたい〜」って五月蝿かったのと"トリックマスター"直々に「よいですこと、わたくしは"最速の公道車"になるために生まれてきたのですわ。単なる移動手段や運送道具じゃありませんことよ。ましてや、サバゲーフィールドへ行くための道具ではありませんことよ。お分かりかしら」と言われてしまったからには仕方が無い（笑）
と、いうワケで茅ヶ崎から遥々８０ｋｍ、静岡県は駿東郡の小山町まで遥々行ってきたのである。一応、コースは下記の通りである：
午前はここのＡ２→Ｂ３→Ｃ２というコースを回る、サーキット走行に明るいロンマニアの方なら大概のブレーキングポイントがパッと頭に浮かんでくるであろう。そう、Ａ２手前とＣ２手前がメインのブレーキングポイントで、あとはＢ３を抜けた辺りでちょこっとブレーキかけて左に曲げる、この３ヶ所である。これが平面だったら実に簡単なのであるが(^_^;)
勘の良いロンマニアの皆様なら「これが平面だったら・・・」という行でお分かりだと思うのだが、平面ではないのである。このコース作った人は実に良く考えているとしか言い様が無い。ストレートが下り坂になっていてショートコースなのにやたら速度が出る上、その先にはきついコーナーが待っている。しかもＡからＣにかけてのコーナーが傾斜の関係で見難い上に逆バンクが掛かっている。唯一Ｃ２が見通し良いのであるが、出口が思ったよりきつい上に全員ここでのコーナリングに集中するので、大概サイド・バイ・サイドを強いられる。
案の定、【DEVILOCK君】はキリキリ舞いであった（笑）ストレートでのフルブレーキングが早過ぎるか遅過ぎるかのどっちかで、しかも練習したはずのヒール&トゥが全然上手く行ってない。後にも先にもこのＡ２→Ｂ３→Ｃ２のコースはストレートからのフルブレーキがキモな様である。最高１５０ｋｍ（メーター読み）とショートコースとは思えないぐらいのスピードが出るため、４速に入れざるを得ないのである。ソコさえ抜ければ後は３速のままでパワーバンドをキープして行けるので、カートと同じ感覚で行ける・・・はずなのだが、上手く行っていない。以前の筑波１０００には無かった傾斜やバンクが思いの他厳しいみたいである。
で、そのまま帰るのは勿体無かったので、午後はワタクシが代わりに走る事になった。コースはアタマに入れておいたので楽勝・・・なはずだったのだが午後になってコース変更。Ａ２→Ｂ３→Ｃ２がＡ１→Ｂ３→Ｃ２になっていたのである。これがどういう事かと言えば、フルブレーキングから逆バンクつきのＳ字コーナーに突入して、そのまま一番角度がきつい上ブラインドコーナーに突入しなきゃならんのである。ストレートで４速→フルブレーキで第１コーナー突入→４速から３速へヒール&トゥで落とし、第２コーナーへ突入→逆バンクの第２コーナーを抜けた後、３速から２速へヒール&トゥで落として、そのまま勘を頼りにブラインドコーナーへ突入・・・といった至難の技をやらないと速く抜けられないのである。
今まで【DEVILOCK君】を散々こき下ろしていたのであるが、謝らなきゃいかんかも知れない（笑）アタマの中ではシュミレーション出来ていても、身体が全く動かない。上記のＡ１ルートの動作をコーナーを抜ける僅か数秒の間に決めるのは冗談抜きで難しい。ショップの人が言うように、確かにココで練習すれば本コースでも余裕で行けそうである・・・が、ソレもまた当分先の話。今はとりあえずショートコースで上手くやれるように練習した方が良さそうである。ソレまではクルマは現状維持の方向で、とりあえず上記動作を確実＆的確＆素早く決められるようにならないといけないようである。
午後も１本で切り上げたので、帰りは全くと言って良いほど渋滞せずに、１時間と掛からず湘南まで。前回のオイル交換から４０００ｋｍ＆サーキット走って来たので、ここは"トリックマスター"を労わってあげるため馴染みのショップでエンジンオイルとリアデフオイルとついでにパワステフルードも交換。あとガソリンスタンドへ寄ってガス補給についでに、埃だらけのボディーとブレーキダストまみれのホイールを手洗い洗車で洗浄する。何はともあれ、今日は"３人"揃って気持ち良く走れて何よりである。やっぱりサーキットは(・∀・)イイ！！やっとそう思えるようになれた今日この頃であった。
