アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

OVERNIGHT SENSATION

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「誰の友にもなろうとする人間は、誰の友人でもない」

By ウィルヘルム・プフェッフェル


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 思いっきり久しぶりに2日間ブログを開けたのである(笑)で、昨日何していたかと言えば実はiTunesと格闘していたのである。ワタクシが今メインで使っているデスクトップPCのメインHDDの容量が30GB。で、その内楽曲データーが4350曲も入っていて、総合すると約14GB。言うまでも無く思いっきりジャマな上、何とiPod本体の容量にも負けていたりする(本体は40GB)。んで、曲は増える(正確に言うと、増やす/笑)一方で減る気配が無い上に、iPod本体のの容量は40GB→60GBと年々増すばかりである。そこで、本来バックアップ用のデーターを保存するためのサブHDD(250GB)に音楽データーだけ移動させたのである。メインHDDにはショートカットだけ置いて、データーの遣り取りはサブHDDでやるという方法である。


 こーすればメインHDDのパフォーマンスを落とす事無く、今後の問題も解決できて一石二鳥・・・のはずだったが、コレが結構厄介だったりする。フツーのMP3ファイルとは違って、AACファイルは扱いにくい事この上ない。無論、ワタクシの技術がヘタレなだけの可能性も少なからずあるのだが(笑)データーは移動できてもHDD間のファイルの遣り取りが上手く行かず、楽曲ファイルの出し入れが困難になってしまい、結局昨夜一晩中それの調整に時間を費やしてしまったため、ブログを更新する時間が無かったというワケである。んで、楽曲そのものは無事だったのであるが、今まで培ってきた曲に付随する情報(マイレート等)は見事なまでに吹っ飛んでしまったため、それの補正までしていたら、気が付いた時には翌日のAM5.00だったというオチまでついていたりする(爆)


 にしてもGB(ギガバイト)である。iPodに限らず、今じゃどんなプログラムでも何百MB(メガバイト)は珍しくとも何とも無い。ワタクシが中坊の頃は「ファミコン初の3MBゲーム」という謳い文句を聞いただけで「すげぇ!!」って唸ってしまい。その後高坊になってPCエンジンCD−ROMが「4GB(1GB=1000MB)でフルアニメーション&生音声&生演奏」で涙が止まらなかったモンである(笑)今じゃあの小指の爪程の大きさしかないマイクロSDカードが1GBで、PCのHDDに至っては既にTB(テラバイト=1000GB)の領域に入っているのである。多分、PB(ペタバイト=1000TB)の記憶媒体や、その更に上を行くEB(エクサバイト=1000PB)の記憶媒体なんてのが登場する日もそう遠くは無いであろう。ワタクシがジジイになる頃には「え、先生のPCはまだZB(ゼタバイト=1000EB)のメモリしかないんですか?今はもうYB(ヨタバイト=1000ZB)の時代ですよ」なんて事になるかも知れない(爆)んで、それ以上になったらSI単位系はどう変わるのであろうか(核爆)


 音楽と言えばアレであるが、実は前回のアニソンの話の続きであるが、実はあのバンドがアニメの主題歌やっているのはコレだけじゃなかったりする:

・・・うーむ、やっぱり歌詞が無いと何言っているのかサッパリ分からない(-_-;)んで、言うまでも無く"降参"なので(笑)歌詞をググって調べてみると「何でこの単語とこの単語が繋がるんだ。こんなん何回聞いたってイメージ沸かんよ・・・orz」である。因みに、歌詞だけ何回も読み返してみたのだが、それでもやっぱり何が言いたいのかがサッパリ分からなかったりする。


 念のために言っておくのであるが、ワタクシは別にこの曲やアーティストをバカにしているワケではない。ただ前回も述べたように「歌詞とヴォーカルが占める割合が非常に高いアニソンという分野においては、このテの楽曲は合わない」という事を言いたいだけである。もしかしたら単に理解出来ないだけで、実は物凄く前衛的な事をやっているかも知れないからである。ビートルズローリング・ストーンズもクイーンもデビュー当時は思いっきりバカにされていたように、ひょっとしたら10年〜20年後には"元祖"と化しているかも知れないからである。


 例えばコレ。今は「グラインドコアの帝王」として不動の地位を築くに至っているナパーム・デスの20年前のライヴ映像:

はい( ・◇・)?ヴォーカルが「グォォォッ、グァァァッ、グギャァァッ、ンギェェェェ〜〜!!」にしか聞こえない、と仰いましたでしょうか。御安心あれ、ワタクシにもそうにしか聞こえない(笑)実は結構マジな内容の歌詞なのであるが、何をどう聴いても「グォォォッ、グァァァッ、グギャァァッ、ンギェェェェ〜〜!!」なのである(爆)が、「ナパーム・デスが無かったら、今のエクストリーム・ミュージック・シーンは無かった」とまで言われるぐらいの多くのフォロワーを生んだのである。かくいうワタクシも、中坊〜高坊の頃はナパーム・デスに夢中になったモンである(核爆)


 で、こちらは同じく「クロスオーバー・ミュージックの元祖」と呼ばれているD.R.I.(Dirty Rotten Imbecilesの略)の23年前のライヴ映像。

はい( ・◇・)?「この人達、ひょっとしてアホ?」でしょうか。御安心あれ、ワタクシだってそう思う(笑)分かる人より分からん人の方が圧倒的に多いと思うので解説させて頂くが、4分40秒の間に何と7曲もプレイしている、しかもその内2曲が1分以上の曲であるから、何と残り5曲は僅か2分の間にプレイされているのである。全曲マトモな歌詞がちゃんと付いていて、しかもサビまでシッカリとある(爆)ナパーム・デス同様、これまた中坊〜高坊の頃ワタクシが夢中になっていたりする(核爆)


 つまりはである、スポーツみたいに厳密なレギュレーションの基でラップタイムや距離や高さといった優劣を比較する対象があるのとは違って、音楽と言う分野は人それぞれで感性や方向性が違うのであるからして一列に「良い/悪い」とかいう事は言えないのである。正統派のロックをやって理解されないヤツだって多くいるし、逆にナパーム・デスやD.R.I.みたいにワケ分からんけど音楽シーンに伝説を築いてしまったりする場合だってあるのである。ワタクシもナパーム・デスやD.R.I.みたいに伝説を・・・作りたいのは山々であるが、現実を直視して具体的な事をやる方が先だ、と早くも冷めてしまう今日この頃であった。