ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「野球が上手くなりたいのなら、良い道具を持て、グラブを磨け、宿題をちゃんとやれ」
By イチロー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
さぁってと、日曜はどうやら大丈夫そうである。まぁ、長年の経験(?)から天気というシロモノは、どんなに早くても前日の夕方にしか分からないモンであるが、問題無い事を祈ろう。ホントに久々のサバゲーである。先月は寒かったのとサーキット走行に集中していたから、サバゲーの「サ」の字もアタマに浮かんで来なかったのであるので、今回はこちらの方も久々に「攻め」させて頂くとしよう。感覚を確かめるために、手元にあったハイキャパ5.1をスッと取り出しターゲットに向かってエイミングしてみる・・・・・のだが上手く行かない(笑)「き、気のせいだよな(^_^;)」と、今度は同じく手元にあったM4A1カービンをターゲットに向けてエイミングしてみる・・・・・が、やっぱりダメである。最近、こっちの方はサボりまくりで腕が鈍っている。。。orz
つい2年前まではクルマ≒サバゲーだったのが、最近じゃすっかりクルマ>>サバゲーである。新型のエアガン買うカネは惜しむが、その数倍のカネをガソリンやカートに余裕で注ぎ込む。行きつけのカート場やサーキットのコースやライン取りは一発で頭に浮かんでくるが、もう4年近く通っている今度の日曜日に行くフィールドのマップや攻略ルートを思い浮かべようとすると、何故だか知らないが一瞬間が開く(笑)んで、レンタルカートや"トリックマスター"のステアリングを握らない週は無いと言って良いのだが、ハイキャパやM4A1のグリップを握るのは実に1ヶ月ぶりだったりする(爆)これでは攻めるどころか守る事すら不安である。
「カネ」と「クルマ」で思い出したのであるが。最近カート場の待合室でコレ読むのがマイブームと化しているのである:
- 作者: 曽田正人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/10/16
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何で10巻までかと言うと、そこまでしか置いていなかったからである(笑)今までドラテクの攻防や主人公の成長、クルマの描写またはマシンへの造詣の深さを売りにしたモータースポーツマンガは数多くあったが「カネとモータースポーツ」をココまでクローズアップした作品はこの「カペタ」ぐらいではないであろうか。
ストーリはシンプルで、とあるキッカケでカートに目覚めた主人公カペタが、初めて出たレースでナオミという少年に完敗した事により、この2人のライバル関係を軸にしてストーリーが進展していくのであるが、ココで常にカペタの障害となって出てくるのが「カネ」なのである。主人公カペタはカネが無いから買える物も買えず、ドラテクはあるのだがマシン本体が持たないため中々勝てない。一方、ライバルのナオミは生まれながらにして優遇された環境の中で何一つ不自由無くレースに集中出来て、しかも後半からは1000万円も出してくれるスポンサーまでついてきている。単純なドラテクなら良い勝負なのであるが「カネ」の力が両者を決定的に分けている、そこんトコのカペタ&周囲の人々の歯痒さの描写がこれまた巧みなのである。
で、もう1つ面白いなと思ったのがキャラの描写である。ストーリーは主人公カペタとライバルのナオミの(間接的な)対決を軸としているのは上記の通りである。このテのマンガの主人公&ライバルには典型的なソレで、両者とも死ぬ気でカートに人生の全てを注ぎ込んでいる。んで、両方とも片親(カペタは母親と死別、ナオミは離婚して母親と暮らしている)のでり、どっちの親も自分の息子と心中する覚悟で息子の「一番やりたい事、一番好きな事」を全面的にサポートし続けている事であろう。特にカペタの父親の「自分にカネが無いせいでカペタのキャリアに遠回りさせてしまっている上、逆に自分がカペタの重荷になっている」っていう描写が見ていて「いいなぁ〜〜〜」って思ってしまうモンである。個人的な話でスマンのだが、医学への道に関してはアスファルト舗装までしてくれたが、他の道に関してはバリゲードで塞いでいた某ナード医師の親とは大違いである。まぁ、その道を選んでしまったのも、バリゲードを破ってまで他の道を行こうとしなかったのもそのナード医師なのだから、肯定も否定も出来はしないが。
んで、実はコミックスは13巻まで出ているのであるが、自分で買う気が全くと言って良いほど起こらないのである(笑)
理由は簡単:
「萌えない」
からである(爆)あと、しつこいようであるが:
「"萌え"の前後に理由なんかいらない」
のである(核爆)
カペタが男じゃなくて、それこそ涼宮ハルヒやシャナやルイズや鷹栖絢子や千鳥かなめや鴉木メイゼルや乃木坂春香やキノやリネアやホロや秋庭里香や伊里谷加奈やヴィクトリカや・・・(以後、メモリー容量に限りがあるため中略/笑)・・・みたいな娘だったら11巻〜13巻はおろか、1/1000秒の躊躇いも無く自分用に全巻買い揃えるのであるが(爆)生憎"萌え"とモータースポーツを完璧なバランスで融合させたマンガはあと2〜3年はおろか、永遠に出てこない気がする今日この頃であった。