アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GRAVE NEW WORLD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「嫉妬とは、自信の無さと向上心の欠如である」

By 灰谷健次郎


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 不肖・過眠症医師ロン、彼女いない歴32年と3ヶ月11日、現在も記録更新中。この文面でもうお分かりかと思うのであるが、今年も"本命チョコ"なる物体を貰っていない(ToT)事務室にあった俗に言う"義理チョコ"と思われるマカダミアナッツの24個入りが蓋の開いた状態で放置されていたのを1個ばかり拝借した程度である。一言で言うなら「ウワーン!!ヽ(`Д´)ノ、バレンタインデーのバカヤロー」である(笑)コレがチョコ屋の陰謀で仕組まれた聖バレンタインとは何の縁も無いイベントだとは分かっていても、欲しいモンは欲しいのである(爆)・・・と、こんな事言っていると"師匠"から「だからお前は半人前以下なんだよ。お前から女のケツを追いかけなきゃ、貰える物も貰えんだろうが」とお叱りが来るのでやめておこう(核爆)


 話は変わって、以前から懸念されていた"トリックマスター"の足回りであるが、運良くビルシュタイン社の担当の方の話を聞けたので大助かりである。何が懸念されていたのかと言えば、前7kg:後3.5kgというスプリングレートである。色んな方やショップなどの話によると、ワインディングはともかくサーキットだとそのスプリングレートじゃ柔らかすぎて、ロールが強過ぎたりフルブレーキ時などで底突きを起こすのではないかと言う事である。ワタクシが検証した所、ミニサーキットで時速140kmからフルブレーキしても底突きは1度も無く、確かにロールは強めだがその分バンプやリバンプが殆ど無く、ストリートの感触そのままでサーキットを走れるといった感じである。ワタクシ的にも今のこの足(ビルシュタイン・クラブマンパック)非常に気に入っていて、交換するのを惜しんでいたのである。


 が、ビルシュタイン社の担当の方の話によると、そこはオーバーホール時に設定を変えられるそうである。つまり、オーバーホール時にスプリングレートを強化&減衰力調整などの仕様変更することによって、筑波2000やFISCO本コースなどの200km超からのフルブレーキにも対応できて、尚且つビルシュタイン独特のあの乗り味を残したまま街乗りをする事も可能との事である。流石に今のワタクシには玄人向けビルシュタインとも言えるエナペタル製ダンパーを使いこなすだけの技術やノウハウも無いので、こーゆートコは大助かりである。聞いた話によると、ビルシュタイン本社の方でそういったGDBにおけるサーキット走行に関するノウハウがちゃんとデーターとして取ってあるので、あとは顧客のニーズに合わせてワンオフみたいな感じで内部の部品を組み替える事により仕様変更が出来るそうである。


 しかも凄いのは、コレは「ワンオフ作成」じゃなくて「オーバーホール」→車高長を新しく買い換えるよりも遥かに安上がり、という事である。それに加えビルシュタイン社と提携しているショップ(しかもスバル車専門)で出来るから、仕上がりの方もほぼノープロブレムである。今の足がまだまだ大丈夫なのと、まだ200km超で走る段階まで達していないのでオーバーホール&仕様変更は当分先の話ではあるが、オーリンズにしろビルシュタインにしろこーゆー事を柔軟にこなせるインフラがあるからこそ、双方とも現在の地位を築けたのではと思うのである。やっぱり「ビルシュタインは(・∀・)イイ!!」の一言に尽きるのである。よっぽど極端な使い方をしない限り「車高調は何が良い」と聞かれたら、ワタクシは迷う事無く「ビルシュタイン」と今後も答える事にしよう。


 んで、(・∀・)イイ!!繋がりでビルシュタインから強引に話を変えて(笑):

灼眼のシャナVIII (電撃文庫)

灼眼のシャナVIII (電撃文庫)

灼眼のシャナIX (電撃文庫)

灼眼のシャナIX (電撃文庫)

灼眼のシャナX (電撃文庫)

灼眼のシャナX (電撃文庫)

 冗談抜きで(・∀・)イイ!!のである。「フォーチュン・クエスト」以来、中枢神経に直接ガツンと来るラノベに長年出会えなかった時に「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズと出会って、中枢神経直撃どころか末梢神経までビリビリ来てしまったのは記憶に新しい所であるが、まさか「灼眼のシャナ」シリーズでもう一発末梢神経までビリビリ来るとは思わなかったのである。完璧にやられた、としか言い様が無い。


 何が凄いかと言えば"燃え"と"萌え"という本来相反する性質のモノを、見事なまでに両方同時に高い次元で再現しちゃっている所である。大概の作品は片方が疎かになるか、さもなくば両方とも中途半端である。マンガで言うと「エンジェルハート」と、そのパラレルストーリー的前作である「シティーハンター」なんかも正にソレである。本来相反しているはずの"ギャグ"と"ハードボイルド"が互いに阻害する事無く両方とも高いレベルで再現されているのである。「シティーハンター」にしろ「灼眼のシャナ」にしろその相反するシーンがタイミング良く切り替わって、それぞれのシーンでダレる事無く展開しているから、読んでいる方も退屈しないのである。


 が、欠点が1つ。以前紹介した「護くんに女神の祝福を!」の時もそうであったが、やっぱり10代のガキが「これでもか!これでもか!!」と言わんばかりにラブラブなストーリーを展開するのを読んでいるのは精神衛生上よろしくない(笑)特にこの日と来月の14日は異常なまでに意識してしまうので尚更である(爆)古人曰く「20歳までにマルクス読んでない奴はバカだが、20過ぎてまだマルクス読んでいる奴はそれ以上のバカだ」と言うが、30過ぎてラノベ読んでいるワタクシは一体なんであろうと悩んでしまう(核爆)この調子だと来年の今頃は「不肖・過眠症医師ロン、彼女いない歴33年と3ヶ月11日、現在も記録更新中」が見出しになるのは避けられない気がする今日この頃であった。