ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「僕の経験から言うとね、30歳までは仕事なんて何をやってもいいと思う。むしろ回り道をしたほうが自分の適正が見えてくるし、潜在的な才能が自然に頭をもたげてくる場合もある。でも30歳を過ぎたら一つの目標、方向性を決めなければダメですね。問題は仕事が楽しいかどうか。自分の仕事に価値を見出せるかどうかです。その点では作家だろうがサラリーマンだろうが関係無いんですよ」
By 志茂田景樹
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
やっとの事でカートの方も自己ベスト更新の33.849秒、平均ラップも34秒代前半。まだまだ細かい所の煮詰めが足らないせいか33秒台は1発〜2発ぐらいしかでないのであるが、まぁ良いとしよう。実はこの記録、つい最近のものなのである。今までどんなに丁寧に走っても、どんなにアクセルを開けても上手く行かなかったものが、実にあっけない欠点を発見&修正するだけでまたタイムが縮みだしたのである。思いっきり簡単な事である、今まで「ブレーキングを早めに」と心掛け過ぎたら何時の間にかステアリングの切り初めが早くなっていて、その結果クリップで変な角度が付いていたのである。どうしたかといえば、逆転の発想でブレーキングポイントを遅らせてクリップをスムーズに通れるようにする。たったコレだけである。
当然、走るラインが変わってしまったワケであるからして、また細かな部分での調整(荷重移動、舵角、ブレーキング、ライン取り等)を煮詰めなおさなきゃいかんのであるが、コレさえ上手く行けばコンスタントに33秒台をマーク出来る日が来る・・・と思う(笑)何て言うか、ワタクシの場合「鈍感」なのもそうだが「思い込みによる錯覚」も多分に含まれているような気がするのである。実妹の笑い話で「グレープジュースだと思って飲んだジュースが実はオレンジジュースで、飲む前に脳ミソでイメージしていたブドウの味と実際に味覚で感じ取ったオレンジの味が脳幹で正面衝突して、迷走神経反射で吹き出しそうになった」と医学的知識が少々必要なギャグがあるが、つまりはそーゆー事である(爆)
ワタクシが大坊の頃に受けたドイツ語の講義で、講師が黒板に大きく"Sachlich"と書いて「これがドイツ人の本質だ」と言っていたのを思い出す。ドイツ語で「客観性」という意味で、唯我独尊に陥る事無く周りをキチンと見て、具体的な理想を現実的な行動に移せるからこそ現在のドイツの繁栄がある、という事である。クルマ好きのロンマニアの方なら、ドイツ車を見ればその言葉が如何に現実的なのかを感じる事ができると思うのである。日本車みたいに実用性一辺倒でもなく、イタリア車みたに様式美一辺倒でもない。実用性も様式美も上手いバランスで取り込んで、しかも双方ともにレベルが高い。ワタクシが「外車を買うとしたら」と問われたら「ドイツ車」と答えるようにするのはこのためである。
つまり、カートに限らずどんな事をやるにしても「主観と客観のバランス」が大事なのではという事である。客観的過ぎても面白味がないし、主観的過ぎるのはナードである(笑)蛇足であるが、民族性ジョークの定番の1つに「ドイツ人にはギャグセンスがない」というネタがあるが、ひょっとしたら「客観的過ぎてもいけない」という事を暗示していたのかも知れない(爆)ヘーゲルによると、この「主観的精神」から「客観的精神」に移行し、その後両者をバランス良く取り入れ共に昇華させる事により「絶対的精神」に至る・・・・ドン引き必至なので、この程度にしておこう(核爆)とにかくワタクシは実用美も様式美もどっちも欲しがる欲張りなヤツだという事がお分かりになればOKであろう(原爆)
部屋の掃除をしていたら、面白い本が出てきたのである。久しぶりに読んだのだが、改めて大爆笑してしまった:
- 作者: フガフガ・ラボ,村井理子
- 出版社/メーカー: ぺんぎん書房
- 発売日: 2003/01
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「誕生日を迎え、どんなお気持ちですか?」と問われたら「少し年をとった気がする」と答え、イギリスで子供に「ホワイトハウスはどんなところか」と質問されたら「白いよ」と答える。更にはオハイオ州で開かれた文学学会では「本の素晴らしさは、美しい挿し絵にあるのです」とスピーチし、演説で天然ガスの国内生産の重要性を訴え「天然ガスは半球体です」とスピーチする。かのヘミングウェイは「事実は小説より奇なり」と言った事は有名だが、その言葉ココに極まりである。
コレが名前を言われても地球上の何処にあるかが浮かんで来ず、首都の名前が一発で出て来る事が「物知り」とされるようなマイナー国家元首の言葉だったら本どころか新聞のベタ記事にもならないだろうであるが、上記の発言は全て世界唯一の超大国であるアメリカ大統領の発言である。中東や東アジアの命運を握っている男がコレであるから、そりゃ世界中堪ったモンじゃないはずである。そー考えると「日本って、何らかんら言っても平和なんだな〜〜」とつくづく思う今日この頃であった。