アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

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 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「まず事実をつかめ、それから思うままに曲解せよ」

By マーク・トウェイン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 コレはワタクシの知人の話であるが、以前とあるテニススクールに参加したとき、スペゲスとして以前から好きだったプロの選手が講師として招聘されたそうである。で、当然の如くその知人は大いに歓喜し、その日の出来事を記念として忘れないようにブログに記そうとしたそうなのである。が、その事をブログに記そうとした事を主催者が知り、その知人にこう諭したそうである「プロテニス選手のレクチャーを受けた事や感想は書いてもいいが、コレは商売なのでレクチャーの内容だけは書かないで下さい」と。で、つい最近偶然にもその知人とバッタリ出会って、その事をどう思うかと聞かれたワタクシは、ちょっと考えた末にこう答えたのである。「言われた通り、レクチャーの内容を書かなければ良いんじゃね。郷に入ったらナントカだよ。ソレに、添えモンの三つ葉に変にこだわって、肝心要のカツ丼が味わえなかったら勿体無いじゃん」と。


 簡単なことである。こーゆースクールにおける一番大事な部分って「プロの技を直に見て、プロに直接指導してもらい、その技を自分のものにする」って部分なのである。ンでもって、その部分ってのはマンツーマンでプロから直接本人にしかしか伝わらない部分であり、本人以外にはその本質は理解できんのである。ましてや、たかがブログを読んだだけじゃ第三者には決して盗めないのである。つまり、三つ葉がどうであれカツ丼の味は変わることはないのであるから、ソレに比べりゃ三つ葉がどうのこうのなんて些細な話だっちゅーワケである。一番大事なのは形式ではなく本質。つまり、そーゆー事である。


 で、よーやく先日の【第二回NOVAドライビングレッスン(通称Nドラ)】の写真&残りの映像が来たので公開するとしよう。以前も述べたように、今回のレッスンは少人数制である:

手前がノバ号ごとノバさんのデモカーで、講師のセンセが搭乗しているのである。その後ろの4台のR35はそれぞれ参加者のソレであり、我が"トリックマスター"は一番右端である。

コレは一本目の走行枠。完熟走行でセンセの搭乗したノバ号を先頭に、他の参加者が後ろから付いていく形でライン取りを覚えるのである。この写真じゃ5台しか写ってないが、実際は物凄い数の他車がいて大変だったのである(^_^;)もうコースには慣れてないは、皆にペースを合わせるのが大変だったわ、他車がビュンビュン突っ込んでくるわで、もう兎に角ハッチャメッチャだったのであるヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/


 で、次は2本目の走行枠。まずはセンセが"トリックマスター"を操縦しタイムアタックを行い、その後ワタクシが走ったのである。コレは当日の写真で、センセがアタックを終えた後ワタクシにバトンタッチする時のソレ。

そう、この時に例のデータロガーを用いて、ワタクシとセンセの比較を行ったのである。コレがその時のデータである。赤線がセンセ、黒線がワタクシである:

そして、コレが上記データのそれぞれの部分に該当するアタックシーンである。上の動画がセンセによるアタック、下の動画がワタクシによるソレである。


コレがプロによる同乗走行&車載動画&データロガーによる凶悪三連コンボの威力である(笑)センセとワタクシ、何処でどれだけ踏んでるかが時系列で具体的な形として分かるだけでも十分すぎるほどお腹一杯なのに、その上動画も付けば鬼に金棒である。正直な話、ヘタな走行会でただ単純にプロ選手に乗ってもらうだけのソレとは全然比べモンにならないぐらいの客観性と具体性である。もうこのデータを目安にして走るだけで丼10杯は余裕でいけそうな希ガス(爆)


 蛇足であるが、コレがFSWを攻める"トリックマスター"の勇姿である(笑)




センセ曰く"トリックマスター"の何が良いかといったら「兎に角バランスが非常に良い」とのことである。限界まで攻めるとやや弱アンダーステアが出るが、問題点はソレだけだったとの事である。今の段階のワタクシにとっては殆ど無問題だし、むしろ弱アンダーがあったほうが安心して攻められる。コンマ1/1000秒を削りに行くんだったら話は別だけど、ソレまでは今の状態が一番やりやすいとの事である。


 つまり、そーゆー事である。この様にNドラに参加する事で得られたモンっていうのは、ワタクシだけがその恩恵に与れるシロモノであり、他の誰とも共有する事は出来ない。そして、他人がワタクシ同様のソレを得るためにはNドラに参加する以外の方法は無く、そして他人が得たソレはワタクシには共有する事ができない。無論、この考えをワタクシは他人に押し付ける気なんぞ毛頭無いし、郷に入ってはナントカやらである。ただ「ワタクシはこう思う」と言っただけである。さて、自分で言っててワケ分かんなくなってきたので(笑)そろそろ締める今日この頃であった。