アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HAIL TO ENGLAND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「君には人生の重荷が重過ぎるというのか。それなら、君はその重荷をもっと増やさなければならない」

By フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ここ2〜3日は殆どトドかセイウチの様な生活をしていたため、体重が増えてきて困る(笑)とは言っても、まだしんどいモンはしんどい事には殆ど変わり無い。日曜日にどうしても外せない学会があったので横浜まで行って来たのであるが、たった30kmの距離がココまで億劫に感じたのは初めてである。んで、帰りに某イベントに立ち寄ってみたのだが、コレまたワタクシ的に盛り上がらない。結局、展示されてるモンを一通り見て、パンフも貰わず話も聞かず速攻帰ってしまった。んで、帰ったら帰ったで、またトドかセイウチの様にベッドに転がっているだけである(爆)一応、処方されたSSRIはソコソコ効いているようだが、仕事をこなすだけで精一杯みたいである。こりゃ、事故の元になるから実車はともかくカートも控えた方が良いみたいである。


 んで、ベッドでゴロゴロしながらでも本は読めるしテレビも見れる。ネットでTV欄調べてみたら、2007年F1第3戦のバーレーンGP本戦がやっていて、しかもワタクシの睡眠時間とビミョーに重ならないので見る事にした。以前から修行の一環として"師匠"に「F1を見ろ」との御達しを受けていたのと、時間帯が良かったのと、ベッドでゴロゴロしながらでも出来る事だったので(笑)早速見る事にしたのである。F1を見るのは別に初めてではないが、本格的にスポーツ走行をやるようになってから見るのは初めてである。以前から"師匠"にはF1が如何に素晴らしいかを延々と聞かされていたので、胸を躍らせてリモコンの「8」ボタンを押す。


 んで。2007年バーレーンGP全体的な感想はというと:

「何が何だかサッパリ解からん」

だったりする(笑)時速270km超&最大5〜6Gのコーナリングフォースの中で2時間走り抜き、その中で更にアタマを使った駆け引き等の各種行動をもやらなきゃいかんのであるから、ソレがどれだけ超人的な事なのかは考えるまでも無いのであるが、何つーかイメージが沸かないのである。


 どーゆーイメージが沸かないのかと言うと、やっぱり「ライヴ感」である。よく雑誌付属のオマケDVDについている筑波2000のサーキット走行だったら馴染みがあるコースという事もあって「あ、こんなトコをこんな攻め方で行くんだ!」ってイメージ沸くのであるが、外国のコースでしかもハコとは違う規格外のマシンで走るとなると比較する対象が無くて解かり辛いのである。まぁ、コレばっかりは自分で走り込む&同じく親しみのあるFISCO本コースでの日本GPを見てイメージを膨らませて行くとしよう。こりゃ、日本GPが始まる前に体験走行でもいいからFISCO本コース走っておいた方が楽しみも増えるであろう。


 あと、辛うじて分かったのが:

ルイス・ハミルトン凄ぇ。
・基本的な技術って、走行会でもF1でも一緒なのね。
・F1マシンって、良い足してんな〜。

以上(笑)


 ルイス・ハミルトンの何が凄いと思うのかと問われたら「何となく」しか言えない(笑)コーナリングする時も「ロックする寸前までブレーキを踏んで、、ブレーキを余したままクリップへ・・・・」ってF1どころか草レースだってそうなのであるからして、今更確認するまでも無い(爆)足が良いなと思ったのが、とあるマシンが縁石に乗り上げた時にマシン本体に変な振動も無く挙動も殆ど崩れていないのを偶然見ただけの話。よーするに、データオタクの悲しい性か、直感的に分かるモンが分からんのである。時々出てくるオンボードカメラやファステストラップやタコメーターの映像で辛うじて分かるぐらいだが、後にも先にもソレだけである。あと何百戦観ればF1が本格的に面白くなるのか、考えただけで気が遠くなりそうな今日この頃であった。