アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

UNCIVILIZATION

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「いくら頑張っても、100mを10秒で走れんやつっておるじゃん?それをさせようとするから、勉強が嫌になるんだよな」

By 甲本ヒロト


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 このネタで延々引っ張るのもアレなのだが(笑)件の【ポルシェによるイチャモン騒動】と【ソレに対する日産側の反論】であるが。実はワタクシ、その時のアタックに使われたタイヤの実物を見た&触った事があったりする(爆&実話)ソレがコレである:

慣らし運転がてら、東京の【ADENAU】ってショップに立ち寄った時、コレと同じヤツが展示してあったのである。ンで、図々しいワタクシは(笑)自らタイヤに触れて、スリップサインを見たり磨耗の度合いを見たりしたのだが、所謂「新品タイヤの一番美味しいトコ」がキッチリ磨耗しているのである。で、減り方がサーキット走行のソレ(よーするに、タイヤを消しゴムみたいに擦ったアレ)なのである。あと蛇足であるが、自慢じゃないがワタクシは1度たりとも均等にタイヤに天寿を全うさせた事が無い(核爆)あと「証拠の一つ」として展示されたのがこの映像:

とまぁ、ラストでカルロス・ゴーン自ら堂々と発表する&BCNR33時代の【広報チューンの黒歴史】があったのだから、そりゃソレなりのモンは既に準備していたワケである(^_^;)


 かつて東京オートサロンで、ポルシェの広報が「我々はスポーツカー"を"作るメーカー。日産さんはスポーツカー"も"作るメーカー」って思いっきり挑発していたのであるが、古人曰く「天に唾する」「人を呪わば穴二つ」とは良くぞ言ったモンである(^_^;)この言葉を逆に捉えれば「日産はGT−Rがなくってもやっていける(実際、2回なくなった)けど、ポルシェから911がなくなったらポルシェあぼーん」ってなるからである(;^_^A)ココは一つ、フェラーリみたいに:

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       /  ̄  ̄ \          ニュルブルクリンク?公道最速?まだまだ青いなキミは
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    /   ⌒   ⌒   \       我々フェラーリにとって大事なのは「F1での勝利」なのだよ
    |    (__人__)     |      
    \    ` ⌒´    /   ☆   市販車部門は、レース資金調達手段の一つに過ぎない
    /ヽ、--ー、__,-‐´ \─/
   / >   ヽ▼●▼<\  ||ー、.     F1がもたらす夢の世界を、チームとサポーターで交互に共有する
  / ヽ、   \ i |。| |/  ヽ (ニ、`ヽ.
 l FERRARI  l |。| | r-、y `ニ  ノ \  その至高の感動に、ニュルブルクリンク北コースがどう絡むのかね?
 l     |    |ー─ |  ̄ l   `~ヽ_ノ
                ヽ-'ヽ--'  

・・・って開き直れば良いのである(笑)ニュル北コースじゃ既に他社に負けているし、ワタクシ自身FISCOで実物が走っているのを何回か見た事があるが、ホントに遅い(爆)ロングコースじゃホームストレートでフルチューンのBNR34FD3Sに抜かれるし、ショートコースじゃインテグラRやS2000コーナリングで抜かれる。オマケに「納車のためにディーラーまで走らせている途中に故障した」とか「ECUボックス開けたら、中にチューイングガムの紙が入っていた」なんて伝説も山ほど(核爆&冗談みたいだけどマジ実話)ソレでも尚「スーパーカー?」って言われて最も多く連想するモンは、今も昔も真っ先に「フェラーリ」の一言。つまり、クルマってそーゆーモンなのである。


 まぁ、実質的ワタクシにはど〜でも良い話は置いといて(笑)肝心のワタクシの方も、鬼達を笑死させるべしくボチボチ来年の計画を立てていくとしよう(爆)当初は【ショップオーナー主催のドライビングスクール】でボチボチ行こうと思っていたが、思わぬ魅力的なイベントがあったりする。オーナー曰く「とにかく"クルマの限界"を知り尽くす事。低速域でクルマを自在にコントロール出来るようになれば、自ずと高速域でも出来るようになる」との教えを受け、その手のドライビングスクールが近場に・・・あれば苦労しないんだよなぁ〜(^_^;)って悟り切ったつもりだが(爆)・・・あったのである。若干名のロンマニアの方も参加していた【BOAST走行会】である。何が凄いかといったら:

  1. プロドライバーとマンツーマンで「自分で走る→走ってもらう→レクチャーを受ける→また走ってみる→煮詰めてゆく」って徹底した指導が受けられる→特にワタクシの様に「心の眼」が見えないヤツにとっては、第三者の目ほどありがたいモンは無い
  2. ワタクシの場合、基本フルノーマルなんで、セッティングもへったくれも無い(笑)→専ら走りのみにに集中できる
  3. コースは筑波1000→もう何回か走って勝手が知れているから安全性も高く、よほどの事をしない限り大変な事にならない
  4. 牛久在住ゆえ、アクセスがメチャクチャ便利(自宅からたった30km)
  5. 顔を知っているメンツ多数ゆえ、交流も簡単

何が大きいかと言われたら、(1)もそうだが、やっぱ(5)であろう。ワタクシは「心の眼」が見えないから、初めての場所はとにかく疲れる(残った"心の感覚"で雰囲気を読まなきゃならない&この作業が一番気力を消耗するため^_^;)ので、気が知れた人達と走るのは楽である。この「(自称)座頭市走行」が何処まで通用するかは「?」であるからこそ、益々持って「!」が知りたいとおもう今日この頃であった。