ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「新しい人は、古いことをやっても新しいんです。逆に、古い人が新しいことをやっても、古臭く見えてしまう」
By 福山雅治
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*究極のDQN
先日、守谷SAでモノホンの【ランボルギーニ・アヴェンタドール】を見たのである。写真で見た時から「カコ(・∀・)イイ!!」と思っていたが、実物は写真以上にカッコいいのである。スーパーカーには「フェラーリ=リア充」「ランボルギーニ=DQN」「ポルシェ=オタク」というオーナー像があり(笑)この前ポルシェオーナーに話を聞いたら「自分はフェラーリやランボルギーニのオーナーとも交流はあるけど、ホントにそんな感じ。因みに自分もオタク」という返事が返ってきたのを思い出したのである(爆)ようするに各社が個性として掲げているソレ(フェラーリなら官能性や優雅なデザイン、ポルシェなら拘りのメカニズムとサーキットでの速さ、そしてランボルギーニなら厳つさと自己主張の強さ)をそれぞれのオーナー層が望むモンとピッタリ一致してるというのが、コレらのメーカーの強みだとワタクシは思うのである。でもってこのランボルギーニ・アヴェンタドールというクルマは、徹底的にDQN臭く、ソレがこの上なくワタクシを魅了しているのである(核爆)
分かりやすく言うと「環境も不況も使い勝手もレースも全部クソ喰らえ!究極のDQNイズムを骨の髄まで味わいやがれゴルァァァァ(#゚Д゚)凸」ってな雰囲気をアヴェンタドールが醸し出している、そんな感じである(笑)リアル女性が大人しい一般人よりも押しの強いDQNに魅了される場合が間々あるが、ソレと同じようなモンだと思っていただければ結構である(爆)何ちゅーか、DQNもココまで徹底的に突き詰めれば、逆に天晴だとワタクシは思うのである。このクルマを見て「速いのは直線だけでサーキットでは云々」だとか「値段がムダに高すぎる」とか言うヤツがいたら、ソレは無粋ってモンである。確かに国産車をカリカリにチューニングした方が速いし安上がりである。でもチューニングカーには華も粋も乏しい。つまりそーゆー事である。
こういうクルマを国産メーカーが作ってくれれば1/3の価格で更に早くて品質も最高なんだけど、多分ムリだろうと思うのである。生真面目でムダを嫌い、仕事に人生の意義を見出してる日本人には、その対極にあるイタリア人の魂であるスーパーカーは理解し難いからである。NSXやR35がその例である。NSXもR35も走りを主題に置いているのであるが、日常シーンで非常に使いやすいのである。ソレは意識してそうなったんじゃなくて、イタリア人がスーパーカー作る時にそうしてるように、日本人としての美意識をクルマに込めた結果としてそうなったんだとワタクシは思うのである。イタリア人みたいに「他人なんかどうでもいい。大事なのは自分と家族」という美学か、あるいは日本人の「自分が存在できるのは世間のお陰、だから気配りは当然の事だ」という美学。そういう美学が、美を重んじるスーパーカーにも現れてるって感じである。
*5万4千キロの軌跡
そういう国ごとの美学がクルマには良く表れていて、特に美を重んじるスポーツカーにはソレが顕著に表れてくる。だからクルマ趣味は面白いのである。ワタクシも何時かはこの手のスーパースポーツを手にして各国の究極の美学ってヤツを堪能してみたいのであるが、その時は当分先になりそうである(笑)とりあえず今を楽しむことが大事だと思うのであるが、やはり5万4千キロも乗っていると流石に色々出てくるモンである:
この前の【ブレーキパッド交換】の時に見つかったアンダーパネルの一部破損である。恐らく段差を乗り越える時にヒットしたのであろう。走行に影響を与えるほどではない&傷もさほど大きくなかったので、アルミテープで簡易的に補修したのである。どうせ誰の目にも留まらない場所&そのために部品代7諭吉は勿体無いので(笑)コレでぐらつかなけりゃ無問題としておこう。
リップの破損である。ノーマルでも十分車高が低い(110mm)のに5万4千キロも走ればスプリングだってヘタる→更に車高が下がってるって話である。ただ黙ってりゃ目立たないので、とりあえず放置プレーである。ハデに壊れてりゃ【ノルド製エアロ】を導入する口実になったのに、実に残念である(笑)
内装も長い事使っていると、擦れてきたり皺が寄ったりするモンである(^_^;)コレもまぁ、放置プレーって事で。今まで5万4千キロ走ってきて【ステアリングロックの不具合】とか【インパネのLEDランプ切れ】だとか【リアロアアームブッシュの摩耗】だとかもあったが、当初懸念されていたエンジンだとかトランスミッションだとかいった重要部位に関してはノートラブルで現在に至ってる次第である。ぶっちゃけ買い替える口実が欲しいのであるが、ココまで状態が良いと何も言えないジャマイカ(笑)
*国産車の”華”
コレがフツーのクルマなら当たり前すぎて珍しくも何とも無いのであるが、コレは500馬力級のスーパースポーツ。しかもサーキット走行を複数回こなしてる個体での話である。ワタクシが日本車をこよなく愛する理由が、正にこの圧倒的な品質と信頼性ゆえである。滅多な事では壊れないし、万が一壊れても安心できる。しかも走行性能は立証済み。あと足りないのは上記にもあるように”華”である。日本人は「能ある鷹は爪を隠す」とか「羊の皮をかぶった狼」って美学が大好きで、デザイナーは消費者のそうした深層心理をデザインに反映させているのだと思うのであるが、やっぱスーパースポーツに限らずイタ車の”華”には憧れるモンがあるのである。イタリア人がデザインして、ドイツ人がチューニングして、日本人が生産販売する。コレこそが究極のスポーツカーである(笑)
何ちゅーか、日本のスポーツカーには外車のソレにある「自分は特別なクルマに乗ってるんだぜぃ〜( v ̄▽ ̄)」って色気が全体的に足らんと思うのである。ワタクシも昔は「スポーツカーは速くてナンボ。色気があっても遅いんじゃ本末転倒だ!」と思っていたのであるが、実際そういうクルマに乗ってみると、ソレは周りが見えていないオタクの戯言だと気付いたのである(笑)現にインプだとかランエボだとかをカリカリに弄ってサーキットなりで速さを競ってる連中の独身率の高さを鑑みてみれば、ワタクシの言わんとしていることが分かると思うのである(爆&実話)カッコいいクルマに乗るからには、やっぱりオタク以外の人たちにも、特に異性にモテたい(核爆)最近そう思うようになった37歳の今日この頃であった。