アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BRAIN DRAIN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「面倒な養生のおかげでやっと自分の健康を保っているのは、何かやりきれない病気を患っているようなものである」

By ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 リベンジ成功である(^-^)春の職員健康診断で見事なまでに軽量化の効果が出たのである。昨年秋から約17kgの軽量化を実施した所、血液・生化上においての数値改善が見られたのである。しかも2〜3項目じゃなくて、全項目でA判定。体重の方はBMI基準上デフォルトとしておけば(笑)予想以上の結果にむしろワタクシの方がビックリしていたりする。以前"師匠"から聞かされたクルマのチューニング話もそうであったが、やはりヒトのチューニングに関しても軽量化に勝るチューニングは無いようである・・・って、ヒトのチューナーとして他人のチューニングやってるワタクシが今更言う事じゃないのであるが(爆)


 んで、そのチューニング話というのは"軍団"のS氏が語っていた事なのであるが、曰く「軽量化に勝るチューニングは無い」だそうである。根拠としては「下手に弄るとバランスが崩れて、その結果どっかに皺寄せが来る。その点、軽量化は何のデメリットも無い上に確実に効果がある」という事である。実際、S氏のクルマ(S2000)はシートと車高長とタイヤとマフラーと追加メーター以外はほぼ全てノーマルである。つまり、サーキット走行をする上でどうしても必要な部分以外には全くと言って良いほど手を加えていないとの事である。ソレでもってチューンドカーに勝るとも劣らない走りをしているというのであるから驚きである。


 んで、良く考えるとヒトも同じだったりする。何らかんら言って軽量化(減量)と足回り補強(適度な四肢の筋力強化)と排気(胃腸の調整)と追加メーター(定期的な各種検査)が一番有効なチューニングだったりするのである。因みにコレ実話である(笑)雑誌の広告の中で「今までの医療では考えられない画期的な方法」とかいう謳い文句が結構あったりするが、アレも実は実験済み(勿論ヒトを用いてではない)であり、とどのつまり「効果が無かった、あるいはデータに信頼性が無いから医学界で認められなかった」だけの話である。よーするに、クルマ同様ヒトの身体もブーストアップ(過度の運動)やケミカル系(各種ダイエット食品)やエアロパーツ(整形手術)は上記と比べると効果小という事でもある(爆)


 4444、何とも不吉な数字である(笑)何の数かと問われたら、実はiPodの収録曲数である。買ったのは3年前なのだが、バッテリーを交換して未だに現役バリバリ。今じゃ殆ど車載コンポと化しているが、その事が逆にiPodの驚異的なタフさを知る事になったのである。長距離ドライブで延々と再生し続けても平気、夏場にクルマの中に放置して70℃の高熱に何度曝しても何事も無かったかのように動く。更にビックリさせられたのは、何とイラクでコンバット・プルーフされたという事である。イラクのあの超暑い上に砂塵が飛び交う中でもフツーに作動し、ウソの様なホントの話で何とテロリストの凶弾を受け止めて米兵の命を守ったというのである。こりゃ、HDD音楽プレイヤーは数あれどiPodがブッチ切りでトップシェアを守れるワケである(^_^;)


 んで、流石に4が4つ並ぶと縁起が悪いので(笑)アマゾンでCDを予約して曲数を増やす事にした:

リンキン・パークの新アルバムである。リンプ・ビズキットに始まって、リンプ・ビズキットに終わったような感じのあるラップ・メタルの中で、数少ない"勝ち組"バンドがこのリンキン・パークである。こーゆー場合はまず実写というのがお約束である(笑)アルバム先行のシングル曲で"What I've Done"


 リンキン・パークと他のラップ・メタルバンドと何が違って、どうして生き残れたかと問われると、ワタクシの場合2つ答えがあると思う。1つ目はヒップホップスタイルに拘らなかった事。1作目は結構ヒップホップ色が強かったのであるが、そこから窓口を広げて柔軟に正統派ロックも取り込んで"ラップ・メタル・バンド"のレッテル貼りから逃れた部分があるのであろう。2つ目はヒップホップにありがちな放送禁止用語連呼やディス(音楽内外で他のアーティストを中傷しあう事)を一切しなかった事であろう。リンキン・パークの曲には4文字言葉や悪口が全く無い。ソコがゴシップに流される事なく純粋に音楽だけで評価されているのであろう。


 ついでにもう1枚予約:

アニモシティ

アニモシティ

オーストラリアのテクノ・インダストリアル・グラインド・コアバンド(長っ/笑)であるザ・バーザーカーの4作目である。こっちの方が聞くよりも見た方が早いのでそうしよう(爆)このアルバムからではないが、2作目からの曲で"No One Wins"

リンキン・パークからいきなり騒々しくなって大変スマンのである(笑)バンドとは言っても事実上1人でやっているユニットで、ライヴをやる時にメンバーを4人揃えるという形でやっているらしいのである。PVじゃ被り物をしていたのであるが、オーストラリアから世界進出するにあたって、先に被り物系バンドとしてブレイクしたスリップノットのパクリと呼ばれるのを避けてか、今では素顔でライヴをやっているのが惜しまれるトコである(爆)因みに、ドラムはアルバムではドラム・マシンを使った打ち込みであるが、ライヴではちゃんとドラマーがあの壮絶ブラストビートを叩いているとの事である。


 とまぁ、何でか知らないが何時の間にか軽量化の話が音楽の話に飛んでしまったので元に戻すとしよう(笑)ワタクシの軽量化に成功したので"トリックマスター"にも軽量化を促そうとした所:

  1. カーナビ&デッドニング材:「音楽の無い殺伐とした雰囲気はイヤですわ」と拒否
  2. バッテリー:「電装品が多いのに、その電力を減らすなんて正気ですの?」と拒否
  3. サブフレーム:「事故らないという保障が無い限り、安心できませんわ」と拒否
  4. CE28N:「2年間縁石ヒット無しなら、考えてあげても良くてよ」と拒否
  5. エアコン:「その冗談、寝言でも許しませんわよ」と拒否

次はカーボンボンネット、カーボントランク、カーボンリアウィング・・・と考えていたら「それ以前に、貴方はまだBMIは正常化していないのでしょう?貴方の場合、BMIを正常値内まで落とせば上記一覧を含めたソレよりも遥かに軽くなりますわよ。ま、頑張って下さいまし」と"トリックマスター"(笑)ワタクシ的にはBMI方式に異論を唱えたいトコであるが、その主張は通りそうに無い気がする今日この頃であった。