アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HELVETE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「何と速やかに我々はこの地上を過ぎて行くことだろう。人生の最初の四分の一はその使い道も分からない内に過ぎ去り、最後の四分の一はまたその楽しさを味わえなくなってから過ぎて行く。しかもその間の期間の四分の三は、睡眠、労働、苦痛、束縛、あらゆる種類の苦しみによって費やされる。人生は短い」

By ジャン・ジャック・ルソー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 AM4:30、目覚まし時計が鳴る前に不意に目覚める。何だかアホな夢を見ていた気がするが、覚えていない&どーでもいいのでパス(笑)体調、悪くない。眠気、ほぼ取れている。天気、晴れ。予定通り【NUTEC富士スピードウェイ・ショートコース走行会】決行である。以前"特殊部隊"にやられたトラウマがあるのと(爆)早朝だったら下道も空いている&直線距離にして20kmも近いため、敢えて東名は使わずFISCOに直行。富士山が綺麗に見える日本晴れの中、一部に不気味なオーラを感じたと思ったら、ビックリした事に同じ集合場所にナード系ショップ信者であるスーパーヘビー級のナード&取り巻きのナード軍団がいたのである。が、どうやら同じ敷地の違うコースの走行会だったようである。ワタクシとしても、折角歓迎パーティーの準備&取って置きの隠し芸があっただけに残念である(核爆)


 そんなこんなで集まったのは意外と少なめの二十数名ほど。馴染みのショップの店員さんも多く参加している&人数も少なめ&店員さん経由で別のお客さんとも知り合いになれた&一回だけカートで会った事のある人が実はお隣さんだった(笑)という要素が色々重なり合って、今までの走行会では考えられないぐらいフレンドリーな走行会と相成ったのである。ワタクシのクラスで走っていたのもワタクシを含め7〜8名ぐらいしかおらず、しかも気さくな人が多かったからクルマ乗っても降りても話題には事欠かなかった。しかも、上のクラスには顔馴染みのショップの店員さんが数多く居て、クラスが分かれているだけに走りのアドバイスなども受けられて、正に「至れり尽くせり」とはこの事である。


 んで、最高に楽しかった走行会にも一つだけ問題があったのである。もはや説明するまでも無いが・・・

「猛烈に暑い」

という事である。気温は最高30℃、ハッキリ言ってシャレになっていなかった。今日ほど自分が乗っているクルマが4ドアであったことをコレほどまでに感謝した事は無い。レギュレーション上運転席の窓は開けられないのであるが、その他の窓ならOK→4ドアなら3枚窓を開けられるからである。が、コレでも十分過ぎるほどに蒸風呂状態だったりする。1本走っただけで服もヘルメットもグローブも汗ビッショリだったりする。4ドアでコレであるから、2ドアの方々(インテR、180SXFD3S)は更に悲惨だったりする(^_^;)


 んで、ドライバーもそうであるが、やっぱり走る前の一番の心配事は何て言っても「水温」と「油温」である。良く見ると、走り込んでいる上の方々の中にはラジエターが純正の人は1人も居なかったりしたので、最初はかなりビビったモンである(^_^;)しかも20分×4回の計80分とこの暑さに加え長丁場である。こりゃ、水温と油温は気をつけなくちゃ(;^_^A)・・・と思ったら杞憂で終わった。今まで施した【冷却系チューン】が功を奏して、水温Max96℃、油温Max120℃、油圧は2〜7キープで、この茹だる様な暑さの中20分×4回を見事走り抜いたのである。勿論、行きも帰りも立派に自走。もう付き合って3年目になるが、何時も"トリックマスター"のタフさには驚くばかりである。如何にワタクシが心配性のチキン野郎かをイヤと言う程教えてくれる(笑)


 んで、言い事ずくめでは無かったりする。このFISCOショートというコース、名前こそ「ショート」であるが内容は中々ヘヴィだったりする。筑波1000と比べても、マシンに掛かる負担がずっと多い。人それぞれ、車種それぞれで当然違うのであるが、ワタクシの場合はブレーキキャリパーだったりする:


ビフォー(美):


アフター(汗):


フィナーレ(涙):


とまぁ、ブレンボキャリパーがたったの1日で凄い事になってしまっていたりする(笑)


 幸い、キャリパーの開きとかは無く通常通りに踏めるし、恐らく熱による一時的な表面の炭化だと思われる。帰りも行きと同じように使えるし、念のためショップの人にも相談してみたが「純正ブレンボでは良くある事。開いたり効きが悪くならない限りは(サーキット走行に)まだ使えるけど、定期的にオーバーホールはした方が良いかも」との事である。まぁ、パッドとローターの磨耗度も合わせると、街乗りにはほぼ問題ないが、サーキット走行をあと1〜2回ほどで御臨終→キャリパーを含め総オーバーホールっぽい流れである。何でこうなったのかを、これからジックリ解説しようと思うのだが、面倒くさい&疲れた&焦らしたい(笑)ので次回に持ち越す今日この頃であった。