アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HEADING FOR TOMORROW

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「もし祖国の一部が自由でないならば、自分は自由だと感ずることはできない。半分生きているということがありえないように、半分自由だということはありえない」

By スカルノインドネシア共和国初代大統領)


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。 


 サバゲー行ったせいで、腰と左足の筋肉が悲鳴を上げているのである。お陰で「今日も軽く走りに行こう!」という気分も、左足が痛い→クラッチ踏めないため吹っ飛んでしまったのである(ToT)しかし何ちゅーか、ゲーム自身は楽しめたから良いものの、やっぱ「杞憂」の二文字が脳ミソから離れないのである。まぁ、ワタクシはサバゲー界を鶴の声で動かせるような大物でも何でもないので、出来る事といったら某プロレス団体ではないが(笑)「明るく、楽しく、紳士的なサバゲー」を提供するのみである。多分、何も変わらない確率の方が断然高いが、やらなきゃ完璧ゼロである。だったらムリしない程度に肩の力を抜いて、楽しめる時にマッタリとやって、某ベトナム戦争映画ではないが「神様がケツに奇跡を突っ込んでくれる」のを気楽に待つのみである。


 ブローオフバルブプラグワイパーエアコンクーラントロックナット、そして「プロジェクト・B」ときて、流石にオイル以外はもうガタは無いだろうと思っていた矢先、今度は別方向からガタが来たのである…orz。コンバットブーツとグローブとニーパッドがボロボロである。コレまた限界っぽいので変えなきゃならないっぽいのだが、何か「勿体無い」って気持ちがムラムラと燃え上がっているのである(笑)全部足しても「プロジェクト・B」に用いた金額と比べると屁みたいなモンであるが、足は足でもブレーキはOKでコンバットブーツはNGという何とも不条理なワタクシの理性である(爆)コレが2〜3年前だったら、今頃既に新品のブーツに靴紐通しているトコである(核爆)


 さて、トコトン焦らしに焦らした(実際焦れていたかどうかは、この際無問題/笑)肝心のブレーキの話を再開するとしよう。感想は一言で言うと「シルキー(silky)」といった感じであろう。勿論、ママの味がする某キャンディーとは何の関係も無い(爆)適切な日本語が無かったため"シルキー"と言ってしまったのであるが、ホントに「真綿で締め上げる」様なフィーリングである。ブレーキ踏力をX軸、制動力をY軸としてグラフに書き表すと、気持ち良い位に"X+Y=Z"的な直線が書きあがるのである。書いた後になって「数学やった人じゃないと分かり辛いかな〜〜(^_^;)」って気付いてしまったので(核爆)平ったく言うと「弱く踏んでも強く踏んでも、踏んだ分に合わせて一定の間隔で減速する」といった感じであろう。スミンボもそうであったが、ブレンボの"お家芸"である。


 制動力で言ってしまえば、実は純正スミンボ(変色前限定/笑)とさほど変わらず、良く効くように感じるのは恐らくローターやパッドによるものが大きいとワタクシは考えている。が、コレが実に(・∀・)イイ!!のである。アクセルONからブレーキを踏み始めると、いきなり荷重が前に行くのではなくて、ブレーキペダルに足を乗っけたその時から荷重が前へ動き始め、踏み方によって前方移動の早さをスムーズに調節できるのである。んで、離す時もコレまた"X+Y=Z"的に離した量や速度に合わせてスムーズに荷重が後ろに戻る。試しに急ブレーキもかけてみたのだが、コレまた以前みたいに後ろの荷重が抜けるほど前つんのめりになるのではなく、スムーズに真ん中から沈み込むようにノーズダイブしてゆく。装着後試乗したショップの方が「コレは面白いよ」と言っていた意味が何となく分かった気がするのである。


 あと、ヘタに制動力弄らなかった(キャリパーの材質は鋳造→鍛造になったけど、パッド面積は殆ど同じ)事もあるのか、車高長との相性もバツグンである。元々ビルシュタイン・クラブマンパックが「ノーマルブレーキ&ノーマルタイヤ(この場合ハイグリップラジアルタイヤと解釈)でサーキットを楽しむ」という前提で作ってある事もあるのか、変に突っ張らず変に押し負けず、ブレーキとの呼吸が見事に合っているのである。以前筑波1000を走った時にプロドライバーの方から「ラジアルタイヤだったら、この車高長の方がバランスが良い」という御指摘を受けたので、ヘタにコンマ1000分の1を狙って弄くるよりも、今のバランスで自在に操れるように"遊ぶ"のが、確かにショップの方が言うように"面白そう"である。


 150キロぐらい走り込んでからようやく気付いたのであるが(笑)妙にハンドルが軽かったのである。あと気持ち前が軽くなった気がするのである。んで、調べてみたトコ:

・GDB純正スミンボキャリパー:4.8kg
・本場ブレンボF50キャリパー:3.3kg

「軽くなった気がする」じゃなくて「ホントに軽くなっていた」のである(笑)んで、ローターの方はと言えば:

・GDB純正フロントローター:10kg
・Biot製2ピースローター:8kg

フロントが合計約7kgも軽くなっていたのである。しかもコレはバネ上じゃなくて、バネ下。一般的にバネ下重量の軽量化はバネ上の10倍〜15倍と言われているが、よーするに知らず知らずの内に、フロントヘビーなGDBの前方重量が約70kg〜105kg軽くなっていたというワケである(爆)てゆーかコレ、実は「ステアリングが軽くなった」なんて暢気な事以上の効果ではなかろうか(核爆)


 で、結局遠出はしなかったものの、先日からリアデフの調子が今一つ&油圧が落ちてきたため【オイルとエアフィルターを交換】しておいたのである。コレであともう暫く慣らし運転を続行&数日後ショップで最終チェックした後に、安全が確認されたらボチボチ走行会のスケジュールを当たってみようと思うのである。流石にいきなりFISCO本コースはおっかないので(笑)まずはブレーキの負担が一番軽い筑波1000で1回〜2回ほど実戦テストをしてみて、その後FISCOショート→筑波2000といければ「プロジェクト・B」は9割方計画終了である。Y市の魚介類も懐かしくなってきたし、ガラガラな地方のシネコンで踏ん反り返って映画も観たくなったし(爆)この頃連絡が疎かになっていた事を急に思い出す。仕事と"対ナード戦争"が一段落したと思ったら、今度は別の意味でまた忙しくなりそうな今日この頃であった。